悪いことをしている
 

 昨年の手出しを振り返り、「もしや」との心配を始めている。昨年もモリアオガエルが庭で産卵したが、手出しをした。綿のような卵塊が産み付けられた下部に水場がなかったからだ。水場になる容器とは位置がずれていた。

 無事にたくさんのオタマジャクシを育てることができた。そのオタマジャウシから育った親ガエルかどうかは分からないが、今年は4つの卵塊が庭で産み付けられた。だがそのいずれもが、水場になる容器とは位置がずれたところに産み付けられていた。放っておけば1つも水に恵まれず、何かの餌になるなどしていたに違いない。

 そこでまたぞろ、4つの卵塊のすべてに手を加え、水が満ちた容器の真上に位置させた。だから無事にたくさんのオタマジャウシを得たのだが、また手を加えた。あまりにも密度が高い棲み場からからりのオタマジャクシをすくい取り、分散して住み分けさせた。この加えた手が、わが家のモリアオガエルの未来世代に悪しき影響を引き継がせるのではないか、と心配し始めている。私たち夫婦の手出しがある間はいいが、その後が、というようなことをしていたことになれば、どうなるか。

 
   

 


 

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