大きな成果の1つ

 

 居合道の師範・加納雄一さんが見事にチョウを捕えた姿に、心惹かれた。チョウに殺気を感じさせなかったわけだ、と思った。

 思えば、戦国時代のわが国は、優秀な鉄砲を国産し、世界で1番数多く実用していた。また剣術は人を殺傷する戦闘技術だったにもかかわらず、江戸時代に入り、わが国はこのありようを一転させている。

 犬公方と揶揄されながら、世界で類を見ない「鉄砲狩り」を現実化した人(5代将軍))を生み出した。また、殺人剣(殺傷技術)を活人剣(剣道)に昇華させた。刀を抜かないで勝利を収めること、技術よりも人柄や人格を優先し、平和的に争いを止めようとする風潮を国中に蔓延させた。しかも、世界に類を見ない経済成長を成し遂げてもいる。

 台湾では行政でそのココロが実証され、今日まで続く信頼を構築している。その第1が「ウソをつかない」だった。もちろん日本人は「恥を知れ」と言われたくない。

 このありようこそ、今の世界が求めていることではないか。それが「サムライニッポン」にふさわしいありようだし、世界の期待に応えうる「サムライニッポン」の在り方ではないか。たとえば、原爆の唯一の被爆国として、その被災者の霊の為に報いるためにも、率先して核廃絶の先頭に立つべきだ。

 覚悟さえ決めれば、「サムライニッポン」の良きイメージをより確かなものにする「道」があるに違いない、それが未来世代に残すばき1つの財産ではないか、と考え始めた。

 
   

 

 

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