恒例化した月に1度の朝のコ−ヒー

 

 京都を旅行した折に、フラッと一度アイトワに立ち寄ったのが縁で、月に一度東京から人形教室を訪れ、終日創作に励むようになった人がいらっしゃる。早朝の新幹線を活かし、開店前のアイトワに到着し、カフェのテラスの掃除にあたるのが「気持ちがいいノ」と言って、その日の日課にされるようになった。

 その丁寧な掃除のオダチンに妻がコーヒーを立てるようになったようだが、こんどは彼女が、茶菓子をご用意なさるよういなったようだ。ここらあたりから私にも「いかがですか」と妻が誘ってくれるようになり、茶菓子付きの朝のコーヒーの楽しさだけでなく、その旨さも覚えた。

 コーヒーをすすりながら、時の移ろいも楽しむ。舞い降りてくるサクラの花びらに触れたり、小鳥のさえずりを愛でたり、あるいは「これはギョクシンボクです」と漂ってくる香りに主をお教えしたりする。今や恒例化した月に1度の朝のコ−ヒーが待ち遠しい。


 

 

 


 

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