1つの解明

 

 偉そうなことは言えないが、妻もいただきものを大事にしまい込み過ぎる傾向にある。この度も、新鮮さが大切と言ってもらった菜種油を、3日たっても4日過ぎても使わない。急き立てて、やっと使い始めたが、そうなると毎朝「こんなに良い油は」と目を細めている。それは良かったのだが、妻は「ココナッツ油」と言ったり、「ココナッツ油が入っている」と言ったりして引かない。私は「良い菜種油はココナッツ油のような香りがするんだ」と、思いこんでいた。

 ついに、確かめてみることになった。回答は「ココナッツ油を混ぜている」だった。妻は「そうでしょう」と鼻高々。「キミは鼻がいいンだ」と私。「舌で分かりました」と妻。

 そのようなわけであ、次のようなメールを打ちたくなった。

 「私は、純粋で、特別は『菜種油』と理解していましたから、
 いただいてから7日までの10日ほどの間は、次のような日々が続きました。
 先ず6日ほどは、「早く活かしなさい」と急き立て、
 それ以降の4日間は、「だから、特別なんだ」との説明です。 

 妻は、大切は人から頂いたものは、なかなか手を付けない質の人です。
 場合によっては、手をつけずじまいにして、取り置きます。
 かつて、特別な「オリーブオイル」をいただきながら、ついに置物にしてしまいました。
 もちろん私も、偉そうなことを言えたガラではありませんが、
 このたびは、急き立てました。

  やっと6日目に封を開き、その朝から、
 「ココナッツ油ですね」
 「サクサクした感じで美味しい」
 と毎朝活かすたびに、感心するようになりました。
 そのたびに私は、「だから、特別な製法なんだ」と言い張ってきました。

 かくして、確かめさせてもらうことになった次第です。
 それが「そうでしょう」と妻を、鼻高々にさせました。

 ありがとうございました。

 
   
   

 

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