アイトワのホームページ
アイトワ循環図

 「安全」か「自由」か、と教師冥利 17/04/09

 快晴の週初。前日の肌寒さがウソのようで、庭は一日で春になりました。モミジなどが一斉に芽吹き、ワサビも咲き始め、ハクモクレンが満開。爽やかな香りをチンチョウゲがふりまき、ヒヤシンスはアイトワ流が清楚で美しい。ウグイスは、さえずり方に流行があるのでしょうか、数年前に現れた奇妙な鳴き方が今や主流。太陽温水器が大活躍する時期に入り、風呂焚きを助け始めました。

 ルーチンの後、来訪者が続きました。素敵な母子が庭仕事の助っ人に。知人が深刻な相談事で。地方議員が「そばまで来た」と、元気な姿を。方丈の大工さんがご案内の奥さまは「2階も見せてもらいました」といって「ロフト」の感想を下さった。助っ人は、咲子さんと未生と慧桃両君で、温室のガラス磨きを仕上げ、お茶の時間に次の来訪約束もしました。その後は6時半まで、一人で夏野菜の畝の準備。夜は、溜まっていた新聞の整理に手を付け「案の定」と苦笑。政府が「教育勅語」を憲法や教育基本法に反しないように用いる、と閣議決定していたからです。

 翌曜日からの3日間は、第一次夏野菜の準備の日々に当てていました。そこに、悲と嬉のトピックスが生じました。悲は月曜日。差し歯がポロリ、歯科医に走った。嬉は2日目の火曜日で、日曜日の約束通りに咲子さん母子が嬉しい手土産持参で再来。おかげで、義妹も交えた昼食と、ケーキ付きの午後のお茶の時間を持てたのです。この日は夕刻に妻と夏野菜の苗を買い求めに出る日でしたが、花の苗だけでなく2種各2本の苗木まで買い求めてしまったのです。「さあ大変」3日目はどうなる事やら。

 その水曜日。まず網田さんから嬉しい電話。医者に泣きを入れ「帰らせてもらった」との元気な声。その後、日没までの10時間、各20分計1時間ほどを除き、嬉々として働き詰め。鉢植え用の土づくり。その土で2つの大鉢を仕立て、遅ればせながらテンモクジオウの土替えもした。次いで、畑で夏野菜など5種・計17本の苗の植え付け。最後は河津桜の苗木を、ココゾと言う場所に植栽。その間の各20分とは、昼食、大工さんとお茶の時間、そしてロフトで乙佳さんと相談事。いわば「安全」か「自由」か、の選択でした。日が長くなり、7時まで庭仕事ができました。夜は、前夜に次いで、黒澤明の『赤ひげ』の後半を、録画で観賞。新しい切り口で観賞している自分に気づかされました。

 その後の3日間は、雨と、良き約束ごとのおかげで、よき骨休めになりました。まず、トッテンさんにハヤトウリの種(実)を届けるついでに、乙佳さんと瞳さんを案内。インド料理を馳走になった。ほろ酔い加減で帰宅。その後は日没まで、インゲンマメなど夏野菜4種と、マリーゴールドなど3種の花の種さま。夜に目を通した朝刊で、ある1頁に大感激。翌2日目は、午前は友人と相談事。午後は、向かいのボッタクリ商法に関する7回目の地域全体会議。残りの時間は書斎で資料整理に没頭。

 かくして3日目の週末を迎え、思わぬ失敗の賜物・新カクテルを楽しみながら週記づくりに没頭、から始まりました。なんと午後に、予期せぬトピックス、当週最大のトピックスに恵まれたのです。それは大覚寺の華道展に招かれていた間に生じていました。短大時代の教え子に訪ねてもらえていたのです。この1週間は、自然の凄さや力に驚かされ通しでしたが、教え子の成長ぶりにもっと目を見張りました。教師冥利、とはこのことでしょう。妻と話題がつきない夕食を切りあげ、私は書斎で資料整理に。妻は人形工房で個展の追い込みに、とそれぞれの1週間を締めくくりました。
 


ハクモクレンが満開

週末にはこの通り
ハクモクレンが満開で明け、週末にはこの通りに。ワサビは増やしたい。ヒヤシンスは、自生化したアイトワ流が私好み。自生化だと、半日陰の井戸花壇コンクリ桝花壇でも、手をかけずに楽しめる。週初にワラビも出始めた。ワラビ道が日陰になってから、そこで出る胴ワラビが、日当りが良いワラビ畑で出る普通のワラビより遅れがちになった。

ワサビは増やしたい

自生化したアイトワ流

井戸花壇

コンクリ桝花壇

週初にワラビも出始めた

 


ロフトが完成

 

本棚の支柱
方丈は、まずロフトが完成。妻の感想は、というと「なぜ」との質問。南の窓の上に設けた本棚の支柱にご不満。「言われてみれば」と乙佳さんと顔を見合わせ、修正することになった。次いで、「細い曲がり階段」の上部の始末に関して、今度は真剣にディスカス。世の中では「安全」のために「自由」まで犠牲にし勝ちだが、開放感を優先して柵を設けないことにした。


内側のガラス磨きで完了

10年ぶりのアミガサタケ
温室は、6日前の藤井さんの外面と、この日の咲子さんの内側のガラス磨きで完了。慧桃君は温室の側でキノコを見つけたが、10年ぶりのアミガサタケ。トリュフと並び称されるキノコだが、幼体の段階で傷つけたのがかにも残念。お茶の時間は、淡水魚も元気な姿を見せる水槽の側で。兄弟は「春休み中」と知り、次の約束をした。

幼体の段階で傷つけたのがいかにも残念

淡水魚も元気な姿を見せる水槽の側で


義妹がこうして一緒の席についた昼食は初めて

何もかもを遊び道具にする

赤飯が美味になった
母子再来の火曜日は、喫茶店が定休日。義妹がこうして一緒の席についた昼食は初めて。この日の咲子さんの担当は、ヒメジオン、イネ科植物、そしてカラスノエンドウの除草。午後のお茶は、未生君に2つのテーマを用意しておいたおかげで、ケーキ付きにできた。この兄弟は、何もかもを遊び道具にする。咲子さんの手土産は、なんとも嬉しいダイコンの漬物とその糠床のお裾分け。おかげで、翌4月5日(アイトワの看板を挙げて31年目の記念日)の赤飯が美味になった


1本の満開の木を見かけた

2種各2本の苗木を買い求めてしまった

ココゾと言う気分で選んだ場所
HCの駐車場で1本の満開の木を見かけたが、河津桜だった。そこで、花卉の切れ目(シダレの紅梅とハナモモの間)のこの時期にピンク色の花が咲く木が欲しくなり、2種各2本の苗木を買い求めてしまった。それは、河津桜の苗木が見当たらず、代わりにハナカイドウの苗木を買った。その後で、花が散って3割引きの河津桜を見つけた次第。その植え付けたは、ココゾと言う気分で選んだ場所。昨年、寿命が尽きて切り取ったソメイヨシノの跡。切り株の上はハナカイドウ。


新カクテルは失敗の賜物
H当週は美酒の贈り物にも恵まれ、新カクテルは失敗の賜物、桃の酒が思ったより強かったのでトニックウォーターで割ったつもりだが、それは阿波の「さくら糀(こうじ)」の生酒だった。改めてトニックウォーターで薄め、早朝ののどを潤した。何とも美味。「明朝もコレデ」と考えながら妻に事情を話したが、妻は「展示会が終わったら、目医者さんに行きましょうね」との返事。


大覚寺の嵯峨御流華道展

月見台
大覚寺の嵯峨御流華道展。晴れておれば抹茶をいただけた月見台を後にて戻り、教え子と再会。これぞ教師冥利、と短大時代の10年を振り返った。その後、私はやせ地に芽生えた諸葛菜(花を1つだけ着け、子孫を残そうとするすがた)に、妻は2日続きの雨がお化けにしたノラボウナに心を打たれた。しかし、未だ芽吹かぬ指標樹のナツメに気づき、まだ冷え込みや降霜の心配が残る、などと自然の凄さや力に驚かされた。

教え子と再会

 


やせ地に芽生えた諸葛菜

 


雨がお化けにしたノラボウナ

未だ芽吹かぬ指標樹のナツメ
 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system