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アイトワ循環図

 「人を喰うヒト」と「ヒトを想う人」 15/12/20
                                               
 一週間は楽しい朝食から始まりましたが、週の後半を(忘年会も兼ねた)出張に当てていた関係で、庭仕事は期待できない、と思っていました。しかし、顔なじみの造園業者に1日を割いてもらえたし、好都合な天候のおかげもあって、随分庭仕事がはかどりました。

 楽しい朝食は、テラスのテーブルを7人で囲み、爽やかな冷気の下で温かいスープや熱い語らいを楽しみまました。前東海村長に、前夜のアイトワ塾の後、網田さんと一緒に泊まってもらえることになり、ならば「テラスで朝食を」と妻が提案。ならば「お嬢さんにも」、さらには深夜に「橋本宙八夫妻にも」となり、賑やかな朝の一時を楽しめたのです。

 少し残念だったことは、私の配慮が足らず、お嬢さんには泊まってもらえなかっただけでなく、朝食にわざわざ出直してもらえたのに、その後の庭めぐりにも参加してもらえなかったことです。でも、その父親には、アイトワのコンセプトを説明して回れました。今の世は、GDPなどを声高に叫び「人を喰うヒト」がはびこっていますが、この人は「ヒトを想う人ダ」と、また勝手な思い込みを吾が心に刷り込みました。失礼かつ不躾をことまでして「この人こそ」との思いを勝手に膨らませ、この日に至りましたが、得心です。

 月曜日は、日延べした週初のルーチンワークに割いたような1日でした。しかし、その間に顔なじみの庭師3人に訪ねてもらえ、依頼してあった5つの課題(最早私の手には負えない)を見事に片づけてもらえたのです。まず、イノシシスロープのカシの切り取りで、これは近年手がけた庭の計画的改造の一環です。あとの4つは、サンシユを小さく縮める剪定、とても背が高いシダレザクラとモミジの枝落とし、そしてソメイヨシノの朽ちた部分の切り取りでした。いずれも1人では手が出せないか、特殊な道具を必要とする作業でした。

 火曜日は曇天で明け、庭に出ようとすると雨がパラつき、結局、終日作文(中国の読者へのメッセージ作り)など屋内作業で明け暮れました。この1日が英気を養わせたようです。水曜日も曇天で明けましたが、我ながらビックリするほどの成果をあげさせたのです。

 まず、庭に飛び出した時の出会いがヨカッタ。門扉脇で、妻がどなたかと立ち話をしており、手招きしました。なんとも嬉しい人がインタビュアーとして、妻の取材で見えていたのです。おかげで、この来客とお茶や昼食の時間をご一緒することになりました。

 先ず、お茶の時間のあと、まだ雨が降り出していないのを幸いに「雨が降り出すまでに」、と囲炉裏場で剪定クズの始末に大ハッスル。昼食の後も、ありがたいことに、まだ雨が降り出さないので大ハッスルを再開。ここで少し息が上がり、自主インターバルの果実の全摘で宇。カラスが温州ミカンを狙ったことが分かり「雨になる前に」と、3種のミカンとユズを摘果。それでもまだ雨は降り出さず、3度目の大ハッスル。その後、来客の見送った上で、ナタ仕事を再開。ついに夕刻まで雨は降らず、大ハッスルを断続的に繰り返せたのです。

 庭師が入った関係で、剪定クズの山は一段と大きくなっていたのに、7時間で5つに仕分け終え、妻を仰天させました。チョッと調子に乗り過ぎましたが、夜にメールを開き、阿部ファミリーからメールが久しぶりにあったこと気づき、元気を取り戻しています。

 2泊3日の出張も楽しかった。生きがいの1つである仕事と4度の温泉を楽しみ、女子高生から修学旅行のアメリカ土産をもらい「孫いたら、」と、考えています。帰宅は、花灯篭の関係で少し早めでしたが、わが家でも嬉しい贈物が待っていました。夕食も早めに済ませ、週報のまとめに入りましたが、その部屋を妻はユズの香りで一杯にしてくれました。

 


日当りをよくするために切り取った

イチョウの苗木
近年、新果樹園を、竹やぶを切り拓いて作ったのを手始めに、庭の計画的改造を手がけてきた。囲炉裏場でクヌギを切り取り、クルミとムクロジの苗木を植えたり、今年はキウイを切り取り、その棚をカボチャの棚にしたりした。このカシは、実をつけるイチョウの木を育てる日当りをよくするために切り取ったイチョウの苗木は、すでにミツバチの師匠からもらってあるし、その植えつけは佛教大生に頼む予定。


サンシユを小さく縮める剪定

ナタ仕事でひと工夫することになる
樹齢50年近い株立ちのサンシユを小さく縮める剪定は懸案だった。これまでは、実を必要とする時に太い幹を1本ずつ切り取っていた。これで春一番を飾る黄色い花の観賞も、再来年からこの木の側で出来るだろう。来春は、せめてオブジェで眺めたくて、2日後のナタ仕事でひと工夫することになる


朽ちた部分の切り取りを頼んだ

一抱えではきかない巨木に育っている
樹齢57年の、この庭で最も古い木の1本であるソメイヨシノは弱ってしまい、朽ちた部分の切り取りを頼んだ。この花は来春もヒコバエが楽しませてくれるだろう。同じ時に植えた山桜は元気で、いまや一抱えではきかない巨木に育っている


なんとも嬉しい人

山本良介さんが、妻にインタビュー
妻に手招きされ、近づくとなんとも嬉しい人だった。その建築思想に共感する山本良介さんが、妻にインタビューとか。私にとってこのハプニングはとてもありがたかった。この日の庭仕事を大ハッスルさせるキッカケになった。


温州ミカンの若木をカラスが襲った

3種のミカンとユズを急遽摘み取った
温州ミカンの若木をカラスが襲った。ならば「雨が降り出す前に」と。3種のミカン(手前の4個が2種の木の実の初成り)とユズを急遽摘み取った。3日後の週末、夕食後に週記の取りまとめにかかると、妻が皮を次々とむき、部屋中をその香りでイッパイに、実は就寝までに、絞って果汁をとり、残りをジャムに炊き上げた。

3種のミカンとユズを急遽摘み取った

部屋中をその香りでイッパイに


途方に暮れるほど大きな山

途方に暮れるほど大きな山

5つに仕分ける

途方に暮れるほど大きな山だった。庭仕事に当たれるのは「今週は今日しかない!」「ならば」とナタ仕事に着手。5回のインターバルが有効に作用。5つに仕分けることで英気を保ち、われながら「なんと」の結果で終えた。斧(オノ)で薪にする部分。主に鉈(ナタ)で薪にする部分。そしてオブジェで眺めるために、と鉈さばきで選び取りながら、焚火で灰にする分も2分した。
 

斧(オノ)で薪にする部分
 

鉈(ナタ)で薪にする部分

焚火で灰にする分

焚火で灰にする分


酒杯

やすむ前にほぼ干しあがった
帰宅を待っていた嬉しい贈物は、なんといってもこの酒杯。揃ったところで「酒杯を交したい」とせつに願う。そう思いながら週報に当たったが、ユズの皮はやすむ前にほぼ干しあがった。次週は、好天であってほしい。天日で干し上げたい、と願いながらやすむことにした。
 

 

 

 

 

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