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 「週報」は、囲炉裏場での宴 15/11/15

 当週のメインイベントは火曜日の、9人のゲストと3人の演奏者を5人で迎えたパーティでした。日曜日から降り始めた雨は月曜日の夜半には上がり、計16人は、5時半から5時間半にわたって騒ぎました。まず山田流の師匠二谷母子の筝と三味線、そして四宮さんの尺八の演奏でスタート、演目は「秋篠寺」と「小督の局」で、時と場を得たの演奏でした。前日の夕刻、小雨を突いて窓先の庭をライトアップする準備をしておいて「ヨカッタ」と思いました。

 途中で私は抜け出し、暗闇の囲炉裏場に走り、「演奏が終わりました」との合図を頼りに、頃合いを見計らってかがり火に点火。この燃え上がる炎を頼りに囲炉裏場への誘導を計画していたのですが、早過ぎました。「質問が出て、まだ続いています」との次の連絡時が、炎は最高潮。薪だけの炎に落ちた暗がりの移動になったのです。でもそれが、異なる効果に結び付けたようです。当日昼間に木陰にセットし、効果を試せていなかった囲炉裏場の3つの照明が、期待以上にありがたく感じさせることになったようです、パッと燈った時に、安堵の声が流れました。

 当日の午前中に、大工道具一式を持ち出し、水屋に小細工をしていました。これは加齢対策です。これまではその都度、台所や風呂焚き場などから掻き集めていた火箸、団扇、トング、じゅうのう、あるいは灰取り箒などはすべて水屋に収納。太陽炭、その消壺としての水鉢、あるいは焼き網なども整えておいたのです。途中で足らない道具を取りに走ることはなし、でした。

 料理は妻の担当でしたが、義妹が豆腐を手作りし、湯葉のすくい食いも準備しました。肴はイカなどを和歌山から取り寄せ、この姉妹が一夜干しに。もちろん、デザートの「コイモの田楽」をなじめ、湯豆腐の薬味のネギやダイコン、サラダ、豚汁のゴボウなどは菜園の「朝採りです」と私が紹介すると、妻は「ピクルスの分を除き、本日の4時採りです」と訂正しました。

 豆腐は2つ用意しており、「さすが」でした。パーティを彩った師匠母娘と四宮さんが、着替えを済ませ、囲炉裏場に参集してもらいましたが、新しい一丁が丁度食べ頃に温まっていました。こうした準備のために、かつて書生だった伸幸さんに駆けつけてもらいましたし、尺八が縁でアルバイトをはじめたユイさんも参加。2人は深夜まで後片付けを手伝ってくれました。

 9人のゲストは湯豆腐の会の顔ぶれで、久しぶりの参集。内6人は東京から駆けつけました。翌水曜日は「今頃は、どこで紅葉狩りを」と思いながら、囲炉裏場の後片づけに当たりました。かがりの火道具を収納、3つの照明の取り外し、あるいは、使い残した薪の摘み直しだけでなく、かがり火道具の次回以降の設置を用意にするために、恒久的な足場を完成させています。

 木曜日は、何か「ヤッタ」という気分になれる庭仕事をと思い、アスパラガス畑に手を付けました。恒久化したかったのです。次に、水屋の拡張を、と考えたのですが材木が不足。ならばウコギの剪定を、と思ったのですが、両手使いの剪定バサミが行方不明。やむなく妻に、HCまで連れて行ってもらいましたが、適度な木材は見当たらず、道具が安いことに驚かされています。

 金曜日は、畑のある一角の整備に手を付けました。温室と個離庵の間にある3本の短い畝がある部分のことです。その側に、異常気象の大雨対策としてコンクリプールとオレンジプールを設けたうえに、個離庵を作った関係で、とても目立つ部分になったからです。パーキングから丸見えだし、庭案内時の新スポットにしたくなったからです。でもこの日は昼間に、とても大事な町内の寄合があり、中途半端に終わりました。寄合の最中から雨が降り出してしまったのです。

 ですから、当「週報」はここでおしまいです。ウイークリィのルーチンワークを1日前倒しする必要性が生じたためです。雨の週末になりましたので、残る時間は書斎にこもります。

 


リハーサルをした結果、障子や網戸も外した

微動すらしない3人の演奏者に心を打たれた
パーティ前日、小雨を突いてライトアップの準備をした。初めての試みなので、リハーサルをした結果、障子や網戸も外した。アイトワは平安時代を偲びうる立地にあるので、このライトアップだけの明るさだけで、3人の演奏者(山田流の名取・二谷藤美賀師範母娘と都山流の四宮蓮山大師範)と9人のゲストに「たそがれ」は、の趣で向かい合ってもらう趣向だった。ゲストが揃うのを待つ間、微動すらしない3人の演奏者に、私とても心を打たれた。解説と演奏も見事だった。喫茶店の上階にある16畳の多目的室でのこと。

かがり火は、点火して7分後から3分間が(杉の葉と枯れ竹が燃え上がり)最高潮になる仕掛けだった。だから、点火の合図を「演奏が終わりました」ではなく、皆さんが「移動を始めました」にすべきだった。かがり火が薪だけの明かりに落ちたところで囲炉裏場への移動は、皆さん怖かったことだろう。伸幸さんにリード役を頼んでおけばヨカッタ、と猛反省。


レンガ釜を照らす一灯

囲炉裏の炎で温めた新竹での竹酒
3灯の明かりが木陰から次々と点火。その1つはレンガ釜を照らす一灯で、妻に褒められた。どこに照明器具が、と皆さん不安だったのか、「オォ―」との声が流れた。だが約1名、その前に「明かりはどうなってる」と不安の声。残念至極。お待ちかねの酒は、囲炉裏の炎で温めた新竹での竹酒


すくいたての湯葉は大好評

矢立を取り出す人が現れた

2人の演者に最後まで付き合ってもらえ
義妹手作りの豆腐と、すくいたての湯葉は大好評。伸幸さんはひと段落した時のためにセットした椅子とテーブルの配置がよかった。矢立を取り出す人が現れた2人の演者に最後まで付き合ってもらえ四宮さんには演奏も。ユイさんは尺八の練習を小倉山でするためにアイトワの前を通りがかった人だけに、この演奏に大喜び。宴は、コイモの田楽でしめられた。この2週間の作業と開演で囲炉裏場での宴のしかるべきイメージのBBQなど宴の場としての囲炉裏場はほぼ完成した。

四宮さんには演奏も

宴は、コイモの田楽でしめられた


かがり火を焚ける場所

足場を完成させた

足場を完成させた
かがり火を焚ける場所が、樹木が茂ったために減った。そこで翌日、最適の坂地に仕組んだ位置を恒久化するために、足場を完成させた。また、コンクリート製の円形テーブルと、レンガ釜にはカバーを用意した。次年度から、アイトワ塾のBBQもここで、と思う。

足場を完成させた

レンガ釜にはカバーを用意した

 
アスパラガスの畑の整備

少し拡張して完成させた
 
手前の腐葉土を入れた部分
当週の思い出の畑仕事に、アスパラガスの畑の整備。過去1年の実験結果の下に、少し拡張して完成させた手前の腐葉土を入れた部分はゴーヤを育てる準備。

 
パーキング場から菜園を見下ろし

逆の角度から眺める

コンクリプールとオレンジプールの側
庭案内時の新スポットが1つ増えた。案内のスタート時点は、パーキング場から菜園を見下ろし、巡回路をめぐったあとは逆の角度から眺める。そこはコンクリプールとオレンジプールの側
 

 

 

 

 

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