ご存知

 

 なぜか安倍首相は、4月末のアメリカ議会での演説で「夏までに成就させる」と啖呵を切った。その手前か、追い込まれた心境になったのではないか。まるで軽はずみな浮気男のごとき勇み足を演じたように見える。

 妻や子どもとの間で話し合っておく前に、浮気相手の家に招かれ、なぜか再婚を確約してしまったようなものだ。キットこのような男は、啖呵を切った相手方にも「お手並み拝見」とばかりに、冷ややかな目で見られるのが落ちだ。

 本当に離縁を成立させたとしても、浮気相手には「明日は我が身」と身構えられ、信用台無しになるだろうし、家族は馬鹿扱いにされるのが落なるうだから。

 なにせ家族は「オマエたちが十分理解できていないことはよくわかる」と慰められ、「お前たちのためを思ってのことなんだ」と説かれ、首を立て振ったようなことになるのだから。間違いなく、家族は笑いものにされるだろう。

 それはともかく、安倍首相も、いずれ「インテグリティのない人ダ」と、冷ややかな目で見られていたことが明らかになるに違いない。なにせゴリ押しするために、砂川事件の判例を引き合いに出したのだから。「ソラ恐ろしいこと」

 スペイン旅行では、矢部宏治の『日本はなぜ「基地」と「原発」をとめられないのか』も読み直し、無知の補正に努めた。これで3度目ダ。この一書は、「人権」を尊ぶ人や、人権を求めうる根拠である「憲法」を大事にしたい人にとっては、必読の書だ。

 砂川事件の最高裁判決にも触れている。この判決は、日本国民の権利(憲法)を台無しにした判例ではないか。日本という国を売り渡させたような判例ではないか。その出だしの一部、抜粋「ソラ恐ろしいこと」からも読み取れそうだ。

 
 

 

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