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アイトワ循環図

 偶然の一致かイタズラか 15/05/10

 半断食道場は5日の昼食をもって無事に開け、網田さんと談山神社に立ち寄った上で、5時前に帰宅。わが家が近づくにつれて5度にわたり、「帰って来た」と実感しています。まず、京都駅近辺から妻にケイタイをかけ、「お餅をつきながら待っています」との声を聞かされた時。次に、藤原堤を走りながら愛宕山を望んだ折。そして、わが喫茶室で、やや禁断症状の網田さんをコーヒーが癒した時。その後、網田さんと一緒に庭に出ていますが、ケシ畑のごとき畑を眺めた折。止めは夕食でした。

 この間に、畑では念願の一仕事を済ませています。この間に妻も庭に出て来て、この日に合わせて、ウコギ、フキ、そしてスナップエンドウを初収穫。私が採ったタラの芽と、妻が摘んだネギ坊主は、これが最後の収穫。餅は、半断食5日目の朝からとても食べたくなっていた澄まし雑煮となって、翌朝食で賞味。網田さんには昼食の安倍川餅まで付き合ってもらいました。おかげで、私にとっては2つも奇跡的なこと(1つは偶然の一致、もう1つは偶然のイタズラ)が生じるなど、網田さんに痛く感謝しています。

 メールを開いた時の偶然の一致に驚かされました。アメリカの長女と呼んでいるリズの里帰りの日程は、半断食に出かける前に決まっていましたが、台湾の息子と中国の娘と呼んでいる2人から、「近く訪ねる」との知らせが入っていた。帰宅3日目の朝は、偶然のイタズラを賞味。「もう1度、澄まし雑煮を」と所望したところ、今頃2つもシイタケが出ていたことと、結が摘み忘れた小ユズが1つ、無事に冬を越していたことを知った、

 庭仕事には帰宅翌々日から、本格的に手を付けています。まず室を開け、室で冬を越させたコイモとショウガを種イモにして、植え付け。成長が遅れているタマネギと、最盛期に備えたエンドウマメなどへの連日の液肥まき。個離庵の前で育てることにしたハヤトウリ用のアーチ立て。第1次キュウリの支柱たてと、温室で育てた第2次キュウリの苗の植え付け。勢いよくツルを伸ばし始めたホップやアイビーのツルの制御など。

 これらと並行して、次々と花をつける野草・ヒメジオンや、穂を出したイネ科植物が目に泊まると、目の敵のごとく除草。逆に、妻の願いでミツバの移植。温室では、チュウゴクホウセンカと昼顔の種まきと、自然生えしたホウキグサの苗で、鉢植えづくり。さらに、苗床で育てたレタスの苗とバジルの苗を、1本ずつポット仕立てにし直しています。

 来客などの対応にも追われました。長男の「首が座り始め」たとの報告と、親子そろっての来訪日程を決めた青年。ある地方議員の来訪も嬉しかった。地盤が固まったので(前滋賀県知事嘉田さんよろしく)「今だけ、金だけ、自分だけ」思考から脱皮し、未来志向を具体化したい、との相談だった。2人の市職員を常寂光寺に迎え、大事な相談事もあった。手土産持参で訪ねてもらえた大工さんと、長年の懸案(人形展示室の天窓遮光)について相談もしています。妻の来客と、とても楽しい偶然の一致も楽しみました。

 夜は夜で、留守中の不始末の埋め合わせ(来訪者へのお礼の電話など)や、一転して初夏になった気候に合わせた模様替え、あるいは新聞や郵便物などの整理にも追われています。そのおかげで、8日金曜日の朝刊から、適時に目を通せるようになり、すこぶる喜んでいます。最後は尾籠な話ですが、半断食終了の翌朝からお通じ(8日間にわたってなかった)が順調(それ以前の2カ月ほどは不順だった)になっています。帰宅後、やや美食におぼれ、また油断もあって、4日間で体重を(61.9から)63.2kgまで戻しています。
 

桂川沿いの罧原堤のあたりから愛宕山を望んだ時に、いつも私は「帰ってきた」と実感する。この心境は、少し遠方のHCに出かけるなどして、帰宅が夕刻になった時にも感じることだ。それはきっと愛宕山が、私の目には胡坐を組んでドッ カと座る人影のように映るからかもしれない。


食卓を飾っていた花

小さなイモがついてきた
食卓を飾っていた花は、野草のハハコギサ(ゴギョウ)とヒメジオン、そして野草化したタツナミソウだった。今年のジャガイモは、遅がけに間引いたものだから小さなイモがついてきた。夕食は、いわばこの初収穫のジャガイモを含め、庭の3種の初モノと恐らく最後のネギ坊主とタラの芽に加え、1匹のエビの天ぷら。フキとタケノコの煮もの。ウコギご飯と宍道湖のシジミ汁。そして菜の花漬け。この前にビールと少しのあて、そして美酒。


ケシ畑のごとき畑

1本仕立て

1本仕立て
念願の一仕事は、ケシ畑のごとき畑で、網田さんに観てもらいながら済ませた。まず、花が咲き始めていたジャガイモの、遅きに失した1本仕立て。ついで、ニラの除草。最後は液肥やり。網田さんには、成長が遅れている(苗が若すぎた)タマネギの液肥やりまで見てもらい、居間に(タラの芽を持って)引きあげてもらった。私は(出かける前に植え付けておいた)夏野菜の苗に液肥をまき終えて引き揚げた。


ハコベ

澄まし雑煮
青菜(温室での自然生えを使い尽くした)が端境期なので、妻は大きい方のハコベ(湯がかずに用いる)の収穫に出た。収穫を終えるまでに20分近く要したが、その成果は充分の澄まし雑煮になった。

室を開け、点検したが、サツマイモは冬越しできなかった。室温が不十分であったのか(温度計を入れ忘れていた)、密閉式のプラスチック容器が不適切であったのか、不明。コイモは、ケシ畑を楽しみながら育てる工夫をした。

ホウキグサは、温室(のさまざまな鉢植え)で自然生えする苗を活かし、鑑賞用の鉢を仕立てることにしている。その育成場所として(樹木が茂り、育成場所にこと欠くようになっているが)庫離庵の南面が活かせることが分かった。

手土産は、鍛冶名人が打ち出したという手ノコだった。目立てが出来る。切り口が、ナタで切り取ったように滑らかだという。枝落としなどに重宝しそうだ。このたびの留守中に、この「造る」を超えた「創る」の名人ご夫妻が、ひょっこりアイトワを訪ねてくださったという。きっと近く、お目にかかれるに違いない。楽しみだ。

 

 

 

 

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