自主上映映画

 

 弁護士・河合弘之さんの初監督作品映画『日本と原発』を、滋賀県の和邇(わに)まで出かけて見たが、かいがあった。過日、大垣でご一緒した小坂さんに教えてもらったものだが、日本人必見の映画だと思った。

 これまでに北は北海道、南は沖縄まで300回上映され、15,000人が観賞している。京都でも1月16日に上映したようだが、残念ながら気付いていなかった。伊方原発裁判では証拠提出しており、法廷で上映されそうだ。

 この日は河合弘之弁護士が来場し、上映後、前滋賀県知事嘉田由紀子さんとの対談もあった。実に明快に繰り広げられた対話は、幾度にわたって満場の拍手にむかえられた。

 それは、河合弘之弁護士の信念や責任感と、嘉田さんの学識や前滋賀県知事時代に燃えあがらせた責任感の相乗効果であったと思う。

 嘉田さんの雑誌『科学』本年3月号<特集、安全をめぐる問い>への寄稿文(巻頭エッセイ)も、配布資料の一部だったが、その見出し、

 「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の原発政策に引きさかれる「被害地元」にとても心惹かれた。

 分かり切っていたつもりだが、今さらながらに、河合弘之さんの次の一言がとても重く心に響いた。日本には54基だったかの原発があるが、それは日本に被害だけをもたらす原爆だという。通常兵器(たとえばノドン)1発で、原爆のごとくに放射能被災の被害をもたらす。

 


 
 
 

 

 

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