大雪

 

 このたびの2日続きの大雪(元日の午後から夜にかけて。翌2日の夜)のおかげで、きれいな光景に恵まれた。大晦日に使い残したウラジロ(降り始め)。妻のみが幾度も行き来した足跡(2日の朝)。雪の中の堆肥の山哲学の穴、剪定作業が年を越したスモモ、初めて深い雪をかぶった竹の入り口、雪害を免れた室など、

 とりわけ妻は、2日の間に5度も小倉池の南端まで出かけ(まず、2日の朝、そして陽が射してから出かけ)たが、展示室の屋根の雪がずれていた。2日の晴れで雪解けを進めた。その夜にまた大雪。そこで3日の朝から昼前にかけて、雪を踏み分けて出かけ、光線や日当りの都合で3度もて出直し、雪が積もり直した光景を狙った。かくアイトワの雪の遠望を撮った。

 また、今後の大雪に備え、多々改めるべきことにも気づかされた。その好例は、過日移動したばかりの水鉢だ。屋根から落ちる雪をまともに受ける位置であった。

 さらに、今頃になって、気づかされたこともある。雪の解け方の問題だ。雪解けが始まっていない時(2日の朝)に、何が溶かしたのか解らない部分があり、この原因を知りたい、と思った。この真下で越冬している虫は、それを知ってのことか否か、と不思議に思った。

 同時に、これに気付いた己を振り返り、加齢もまんざらではない、と思った。まず「力ずくも可能」であったころの私には気付けなかった、少なくとも気に留めていなかった、と思ったからだ。そうと気づき、老人だけでなく、もっと女性や子どもの意見に耳を傾ける人生であるべきであった、と考えた。しかし、すぐに、それをいたく反省。もっと野生生物を観察しなければいけなかったわけだ、と考えている。

 そうした矢先に、クモが今年最初に見た虫となり、「餌は(屋内にも)いないはず」なのに「なぜ越冬していないのか」と気になった。妻は、居間の掃除中に、夏虫のミイラを見つけている。かつて「カマキリの巣にかじりついていた虫ダ」と思った。この亡骸も、何かの餌になったようで、半ば近くが欠けていた。何が、いつごろ餌食にしたのか。

 雪解けが本格的に始まったときにも、その過程で、一様に溶けずに残す部分があり、その原因も知りたく思っている。

 それよりも何よりも、まず大雪のおおかげでマルチングがフイルムを敷いたかのように完成した。また、たまには雪に閉じ込められるのもいいものだ、と考えている。

 


使い残したウラジロ

妻のみが幾度も行き来した足跡

雪の中の堆肥の山

哲学の穴

スモモ

雪をかぶった竹の入り口

雪をかぶった竹の入り口

2日の朝

陽が射してから出かけ

雪が積もり直した光景

雪が積もり直した光景

雪が積もり直した光景

屋根から落ちる雪をまともに受ける位置

何が溶かしたのか解らない部分

クモ

亡骸

一様に溶けずに残す部分

マルチングがフイルムを敷いたかのように完成した
 

 

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