衝突

 「頭では20日(次週の土曜日)、と分かっていたのに来て」しまっていた、と後で冨美男さんは語っていた。

 正月用の花がテーマであったようで、それ相当の花を持参し、皆さんの集まりが遅いので「おかしいな、と思いながら」冨美男さんは待つこと1時間余。

 「おかしいナ」と思った妻が生徒さんに電話を入れ、日にちを冨美男さんが間違えていたことが分かった。そこで、急遽日程を変更し、「実施」となった、と妻は私に教えに来た。

 私は、妻がゴリ押しをしたのではないか、と不安になった。この生徒さんは、妻の人形教室の生徒さんでもあるからだ。そこで、その気持ちを伝えると、「だって、素敵な花が無駄になるもの」との返事が返ってきた。だから、余計に心配になり、人は時には「心を、鬼にしなければならンこともあるのだ」と叫んでしまった。妻はフクれて、とってかえしていった。

 「そうだったのか」と気づいたのは後の祭。

 妻の人形教室の仲間も、アイトワ塾と同様に、気兼ねなど無用なのだろう。
 

 
 

 

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