感動

 

 この度、三崎美夫さんは第29回全国障碍者書道・写真コンテストで、金賞を贈られた。それも感動だったけど、もっと感動があった。それは人体能力だ。

 三崎さんは声帯切除を余儀なくされた障碍者だが、その声がかなり戻っていた。かつてのように、器具を喉に当てるなどの工夫をせずとも、話せるようになった。それは、食道が声帯のごとくに機能し始めたから、と聴かされ、納得。

 胃をすべて摘出した人が、やがて食堂が胃のごとき働きをするようになった語ることをよく聞くし、それは常識になっている。同様だろう、と思った。

 課題は、食道を声帯のごとくに働かせる動機づけいかんではないか。胃のように働かせる場合と違って、次元を超えた動機や努力が必要ではないか、と勝手に考え、感動した。

 
 
 

 

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