マオリの文化

 

 友人が「どうしてこんなに(落ち葉が)きれいになるのですか」と感心した。青葉との差異に愕き、その多様性に心を打たれたようだ。この関心に対して、私は幾つもの答えを用意しているが、その1つとして、虫害を取り上げた。

 海詩が選んだ柿の葉にもたくさん虫食いの跡があった。それを海詩はとても喜び、マオリに学んだ文化を披歴したわけだ。海詩の母・みかさんは、件名な人で、地元の文化を尊重している。

 マリオの人たちは薬草を多用する。なんでも、その薬草も、虫に蝕まれた薬草を優先して用いるという。それはそうだろう。それは、虫に蝕まれることによって有効成分を増やすことを体験的に知っているからだ。害虫の攻撃に打ち勝つために蝕まれた葉は、自ら強さを増さなければならない。それが、有効成分も増やすのだろう。

 マリオの薬草(3大毒草の1つ)はみどりさん(私たち夫婦にとって思い出深い人)の骨折も直したという。みどりさんは整骨師でもある。その人が親指を痛めて廃業まで考えていたという。そうとみかさんは知って、マオリの治療をみどりさんに推奨した。

 藁にもすがる思いでみどりさんは試みたのだろう。数日で完治し、復職している。

 

 

 

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