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アイトワ循環図

 カッコウ悪いこと 14/08/31

 「今朝は3つも咲きました」と、朝の畑から戻った妻は、ハナオクラを残念そうに見せました。せめて1輪でも「昨日の内に咲いてくれていたら」と思ったのでしょう。地蔵盆のお供えを彩ることができたからです。いよいよ畑は端境期。青菜は雨で不作のチマサンチェの他は、ツルムラサキ、モロヘイヤ、そしてシュクコンソバていど。ここに、万願寺トウガラシ、オクラ、シカクマメ、ゴーヤ、それにゴボウを加えた9種に、このたびやっとハナオクラが本格的に加わったわけです。これらの野菜は旬ですが、いずれも虫害に強いのでとても助かっています。

 もちろん、ニラもまだ用いていますが、花期に入って(おり、蕾を立てて)います。最後のインゲンマメとキュウリ、そして切り返したナスがもうすぐ収穫できるでしょう。ここに、保存がきく野菜、タマネギや、頂き物のジャガイモとカボチャを加えた山の幸で、妻はやりくりしています。ネギも採れますが、今年は失敗。薬味としては、晒したタマネギ、ミョウガ、あるいはショウガでやりくりしています。もちろん、キノコ類やニンジンなどは買い求めます。

 週の前半は梅雨のような日が続きました。梅雨と違うところは、雨かと思えばカラッと晴れあがり、庭に飛び出すとこんどは酷い雨、といった気まぐれなところ。しかも酷暑。そのうえに、このまま「豪雨になりはしないか」とビクビクさせられたことです。ですから畑仕事は一向に進まなかったのですが、それなりの工夫をして、それなりの成果をあげました。

 雨の合間を縫って、すでに仕立て直してあった畝にアイトワ菜と古いホウレンソウの種を播いたり、新たに短い畝を仕立て直したりしました。さらに、夏バテは克服できたようですから、気になっていたこまごました作業を次々とこなしています。まず、門扉から喫茶店に至るアプローチの庭木の手入れ。一輪車のムシ(ゴム)替え。コンクリプールの排水管(水位が下がり、またむき出しになった)の日焼け止め。鉢植えの八重の中国ホウセンカの仕立て直し。(トンネル栽培などで使用済みの)レースカーテンやブルーシートをたたんだ上で収納。あるいは、イネ科の野草が目に留まると所構わずに立ち止まり、カタキのように除草。妻は、もっぱら除草に励んでいましたが、目の良さを生かし、今年もスモモの虫捕りを始めました。

 雨が降り出すと、そのたびに(とても乱雑になっていた)温室に飛び込みました。トウテイランなど鉢植え植物の手入れ。鉢植えの熱帯植物を雨に晒す準備をしておき、上がったと見ると搬出。1年草など枯れた植木鉢の掃除、など。これらの作業はいずれも、久しぶりに温室の掃除をする下準備でもあったわけです。鉢植えに用いた使用済みの土は、次週にでもリサイクルします。妻は、雨の間は工房にこもり、人形創りに没頭。火曜日の夜はアイトワ塾でした。

 水曜日から2泊3日の出張に出かけました。なんとその間に季節は一転、秋のごとし。フヨウは1輪咲き終わっていましたが、後の蕾はこの寒さで大丈夫か、と心配なほど。半袖のパジャマでは寒い。野の合唱者が、夏虫からコオロギに代わっていた。洗面時、首筋や二の腕を洗った水が「冷たい」。中国ホウセンカが満開。週末の朝、「庭仕事がはかどるゾ」と思ったのは束の間。9時ごろから日差しが強くなり、木陰の仕事が中心になりました。畑仕事は日が陰った夕刻からで、久方ぶりにミネラル補給のニガリ(豆腐作りで用いる)を水に溶き、まきをしました。

 今週のトピックスは他に、まず多様な送りものや贈物に恵まれたことと。驚くべき野鳥の映像を観たこと。あえて追加すれば、なんともカッコウ悪い総理を嘆きながら、私もカッコウ悪いことをしでしたことです。「断つ」と決めておきながら、「これ使っていい」と大吟醸酒を妻が料理酒に用いようとした時のことです。思わず「何をするンダ」と止めたのです。

 

やっとハナオクラが週初めから複数個咲き始めました。妻はいつも、朝の収穫に出た時に、野菜のようすをうかがいながらメニューを考えます。そこでこの日はパン食にしたようです。ハナオクラ(と不出来のチマサンチェ)を用いサンドイッチは初出。


夏大根を青菜として育てました

ネギを日陰にしてしまった
夏大根を青菜として育てましたが、虫に襲われていますし、煮ものにしてもとても硬い。勝手に芽生えたアイトワ菜も同様です。ネギは、前年度の(ネギが薹を立てた後で根元から出す)ヒコバエから例年通りに育てる予定でしたが、今年は失敗。ネギの畝に自然生えしたアオバナを優遇したため、それがはびこってネギを日陰にしてしまったのです。


手入れ前

手入れ後
門扉から喫茶店に至るアプローチの手入れは、年に幾度か行います。コンクリプールの(プラスチックパイプの)日焼け止めにも時間をとられました。側で茂っていたズッキーニなどの整理から手を着けたためです。この間に妻は毛虫退治を始めています。幼虫がまだスモモの葉に固まっている間(もう少し大きくなると散らばる)に行う虫捕りです。

ズッキーニなどの整理から手を着けた

手入れ後

日焼け止め

スモモの葉に固まっている虫


手入れ前

手入れ後
トウテイランなど背が高くなる鉢植え植物は、手入れをしてからテラスにデビューさせます。温室で定住させている鉢植え植物も、年に幾度か雨に晒すことによって、元気を与えます。これは、葉が雨に洗われて綺麗になる以上のなんらかの効果があるようです、

トウテイラン

雨に晒すことによって、元気を与えます


掃除前

掃除後
散らかった温室の掃除に手を着けました。電動砥石器は茂ったツタ類に埋まっていましたし、育苗場は夏野菜から冬野菜に切り替える必要がありました。そこで、鉢植え植物の模様替えも並行して、温室内で始めています。

ツタ類を掃除すると

電動砥石器は茂ったツタ類に埋まっていた


コケ庭の土留めをする前

コケ庭の土留めをした後
木陰の仕事とは、コケ庭の土留め、ウドとカラムシが種を落とされないように花芽とり。腐葉土小屋(の取り出し口)で用いている板の(何年かに1度行う)防腐加工。あるいはミツバチの巣箱掃除などに当たりました。

花芽とり

防腐加工


満開のチュウゴクホウセンカ

多様な贈物
多様な贈物に恵まれました。なんといっても天の贈り物で、満開のチュウゴクホウセンカや多様なキノコでした。学生時代の後輩から『東京駅物語』。知人から『水がエネルギーに変わる』とのDVD。清流みずほ幼稚園の『創立10周年記念誌』(寄稿者の1人にしていただけた)など。ラガーシャツは「 カッコウ良さそうヨ」と言って妻が写真に収めてくれ、子どものような心境になりました。
 

 

 

 

 

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