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 母屋の大掃除と爽快な僧侶 14/03/16

 一歩も外出せずに過ごした1週間なのに、庭仕事は延べにして2日しかできませんでした。それは100年前の日本を振り返ったり、100年後の世界に想いを馳せたりするなど、多々楽しいことがあったためです。とりわけ金曜日に迎えた僧侶と時空を超えた話を交わせ、愉快だった。

 週初めに、まず「あれからもう70年か」と思っています。小学生時代のクラスメイトと4人で会したのですが、京都に疎開してから「70年目」と気付かされたのです。翌年の入学時も戦時中でしたし、会した2人とは60年ぶりの再会でした。次から次へと思い出話に花が咲きました。

 100年先に想いを馳せたのは金曜日のことで、4人の来客との歓談中でした。その前に100年前の日本を振り返っており、それは先週のことです。先週末に「世界連邦」関連の寄合がありました。アインシュタインが提唱した(国連は国が集うのに対して個人が集って世界平和を目指す)集いですが、その平和と教育に関する部会の日本支部(湯川秀樹夫人が健在中は代表)の理事を仰せつかったのです。おりしも新聞で、アインシュタインが来日した時に残した遺品が出てきたことを知り、100年前の日本のありように想いを馳せ、今昔をしのんでいます。

 この間に、母屋の大掃除、親子3人連れを1泊2日で招待、溜まっていた数々の礼状、3刷りとなった『次の生き方』の校正、あるいは次週に迫ったスピーチ用の資料作りなど、楽しげに過ごしています。逆に火曜日は「あれからもう3年か」と311原発事故を振り返り、「酷い話だ」と憤慨です。今の日本の風潮です。太平洋戦争時代の軍部がかもしだしていた雰囲気と酷似してきたように感じます。このままでは第3次世界大戦も敗北を喫しそうだ、と心配です。

 母屋の大掃除は、ひとさまに使ってもらうために手を付けましたが、候補者は決まっており、その一家3人を招待したのです。決意を聴いたり、掃除を手伝ってもらったり、引っ越しの時期などを話し合ったりしたわけです。小学生の息子には、薪風呂を焚かせたり、塗装作業につかせたりしています。一刻も早く越して来て、アイトワの生き方に馴染むだけでなく、犬やキンギョ、あるいは鉢植え植物の世話などにも馴れてもらい、夫婦そろっていつでも留守ができるようになれば、と願っています。大掃除では、古い写真や父愛用の5つ玉の算盤が出てきたのが嬉しかった。

 さて肝心の庭仕事ですが、好天だった水曜日の丸1日の他は(夜に少し大工仕事をした月曜日と終日雨の木曜日を除いた)4日にまたがって(曇天の火曜日は午後に、気まぐれ天気の金曜日は午後3時までの間に、そして好天の週末も午後に、と)延べ1日分しか割けていません。このこま切れ時間で取り組んだ庭仕事はいずれも春を迎える準備でした。畑の除草、ニラの畝への客土ジュンサイの苗の植え付け、トンネル栽培の使用済みビニールシートの後片づけ、キクナの種まき、レタスの植え替え、そして冬野菜の畝を夏野菜の畝に仕立て直す作業などでした。

 金曜日3時以降の来客の1人は、どこかでの講演を終えてから駆けつけられた僧侶でしたが、工業社会の破たんを予見したようなレジュメをご持参でした。それは私の「第4時代」論を即座に理解した、と補足説明するかのように、談論の途中で車の中から取り出してこられたものです。

 「ごちそうさん」は欠かさずに見ましたが、このドラマは画期的だと思います。長男は復員しましたが、夫の通天閣は帰ってこないのではないでしょうか。そしてヒロインに、国民を大博打に駆り立てておきながら、丸裸したようなものではないか、と叫ばすのではないでしょうか。

 それはともかく、妻は忙しそうな1週間でしたが、21回の食事と多々お茶やオヤツの準備をしてくれました。今週のありがたかった食事は月曜日に迎えた家族とこしらえた餃子と、週末の1人で食べた昼食でした。この餃子をこれから時々食する機会が巡って来そうだ、喜んでいます。
 


薪風呂を焚かせました

木の椅子の修繕
アイトワ流の生き方に、小学6年生にもなってなじめるのか、と心配です。そこで、薪風呂を焚かせましたが、そのかたわらで私は木の椅子の修繕をしています。翌日は、網田さんにもらった床几に2度目の防腐塗装をさせるなどしています。

木の椅子の修繕

防腐塗装


5つ玉の算盤
「ニイチテンサクノゴ」などと父は割り算の九九も駆使し、この5つ玉の算盤を上手にはじきました。また、母と激しいケンカをしたある日、このソロバンで母を殴ろうとしたこともあります。そのようなわけで、私は進学に際し、ソロバンに触れずに済むデザインを専攻し、今もソロバンはもとより札束に触れることを避けたがる傾向にあります。


客土の途中

黒土を客土
ニラの畝を、夏は半日陰になるキウイフルーツ棚の下に作りましたが、ここは赤土のままでした。そこで、畑の肥えた黒土を客土するなど、期待通りのニラを育てようとしています。他にもう1か所、異なるタイプの半日陰になる土地でニラを育ててみようと思っています。


植え付ける水場にしよう、と考えています
ジュンサイの苗を買い求めると、妻はあきれました。ジュンサイに適した池などないからです。そこで、苗が根付くか否かを実験し、根付けばオレンジプールのハスとクワイを取り除き、ジュンサイを植え付ける水場にしよう、と考えています。

春を迎える時期に、トンネル栽培で用いたビニールシートとレース生地を、いつも妻に手伝ってもらってたたみ、後片づけしてきました。このたび、1人で上手にたたむ方法を思いつきましたから、試みたところ、うまく行きました。


夏野菜にまわせる畝

鎌ケース
夏野菜にまわせる畝は、今のところすべて仕立て直せました。そこで、笹や枯れ草を刈り取り始めましたが、網田さんに造ってもらった鎌ケースを初使用です。これで鎌をどこかに置き忘れるようなことがなくなればよいのだが、と期待しています。

終末の昼食のサンドイッチとチャイは、2回に分けて1人で食べました。その後の分にかじりつきながら、今ごろ妻は最後のギャラリートークをしている頃だ、と考えています。とても良い経験をさせていただけたのではないか、と私には思われます。
 

 

 

 

 

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