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 ハッピーと認知症、夢中になれること 13/11/10

 雨まじりのどんよりした週初めは、恒例のルーチンワーク、取材関連、そしてTV鑑賞で過ごしました。「小雨のおかげで」と言ってよいのでしょうか、庭のあちらこちらで野生のキノコが出始めましたし、立派なシイタケも採れました。TVではストラディヴァリのヴァイオリンがテーマの番組に惹きつけられています。「それにしても」と、阿部ファミリーを迎えた前日の好天をはじめ、実はいろいろ突発事項もあった先週後半を振り返り、幸運を喜んでいます。

 阿部ファミリーは11時過ぎに到着。「これから取り組んではいかが!」と、勧めたいことを庭を巡ったり昼食のピザを味わったりしながら、感じてもらったり伝えたりしました。同時に、「このファミリーが目指すべき方向」と「来るべき時代」について、私たち夫婦の期待や予感も込めて話し合い、午後3時に見送りました。その後、塾生の網田さんと鈴江さんを迎え、現在進行中の「出入り口」を見てもらい、今後のことを相談。この2人はお茶の稽古の帰途でした。

 月曜日は曇天。この新しい出入り口とは反対側(ムベ棚があり、その下はシイタケのホタギの伏せ場)の整備に手を付けました。シイタケのホタギを雨水で加湿する装置を完成させるだけでなく、大雨対策の排水溝を設けたり、渡り廊下に踏み石を設けたりする作業です。この踏み石ができると新出入り口の反対側への出入りも楽になり、ホタギの世話がし易くなります。

 火曜日は、「こんなに面白い本は、久しぶり」と、後ろ髪を引かれる思いで本を閉じ、庭に出ました。アケビ棚の剪定、囲炉裏場に積み上げてあった剪定屑の整理、温州ミカンの苗木の植え付け、あるいはシーズンを終えた植木鉢の後片づけなど。片づけたい仕事が溜まっていたのです。にもかかわらず夜は、久しぶりに野生キノコのスケッチをしています。もちろんこうした合間にも、本のページを繰っており、「一思いで読み直す時間」を設けなくなっています。

 かく週の前半は庭仕事に励みましたが、冬子のシイタケを収穫したり、サフランのオシベを摘んで回ったりしています。とりわけサフラン摘みは、庭を一巡りしますから気分転換になります。ナメコが2か所で出始めていたことに気付かされただけでなく、ハタケシメジやノウタケはもとより、ドイツ人は「ソテーにして楽しむ」と電話でキノコ博士に教わったヒトヨタケも出ていました。なお、冬子のシイタケとサフランのまとまった収穫は、これが最後になるでしょう。

 曜の中日の朝、室内温度は16度だし、カラダはなまっており、庭に出る気がしません。そこにキノコ博士から電話。キノコを手土産に訪ねてもらえ、超過気味の(柿の豊作と柿好きがこうじた)体重を「美食で解消できそう」との気分にされています。また、冨美男さんにタマネギの苗を届けてもらえ、「明日は、ヤルゾ」(減量のためにも)との気分になっています。

 曜の後半は皮肉な天気から始まりました。朝一番からこまごまとした仕事を張り切って片づけ、ショウガを収穫し、その跡をタマネギの畝に仕立て直していると雨。濡れながら雨の段取りを済ませ、引き揚げて着替え終わると陽が射し始めました。昼食後、畑に出て腐葉土をたっぷり入れてタマネギの畝を仕立てあげたところでまた大粒の雨。「明日こそヤルゾ」と、引き揚げました。

 翌日は、ジロウガキの摘果、ユズの摘果と剪定、ナツメの剪定、スモモの剪定の仕上げ、そして夕刻にタマネギの苗100本の植え付け。夜も、週末に迎える網田さんに見てもらいたくて夜なべ仕事にも励んでいます。水島さん仕上げ作業の打ち合わせを希望されたのです。

 つくづく「歳」を思い知らされました。網田さんに「エエトコを見せたくて」張り切って迎えた週末でしたが、そうはうまくは運びませんでした。物忘れと転倒です。日々足が弱くなるハッピーを他山の石と心得ながら、「次週に期待!」とわが身に言い聞かせています。
 


阿部ファミリー

庭を見て回ってもらえた
阿部ファミリーに、庭を見て回ってもらえただけでなく、ピザ焼きを体験してもらえましたし、ハッピーも見てもらえて、よかった。ファミリーも「そっくりですネ」とひと談義。この姉妹は、前回訪れたことを思い出せなかったようです。

ピザ

ハッピーも見てもらった


木製で新調してもらいました
「出入り口」のドアーの真向いは母屋の勝手口ですが、網田さんの助言で、アルミサッシに代えて、家具師の森さんに木製で新調してもらいました。今後は、軒先に吊るすランタンは野小屋で用いているヒビが入った竹のランタン(新婚時に手造り)を転用します。「柿渋、塗ったらよろしいヤン」「アカの針金で縛って」が網田さんの助言。


スモモの剪定 before 

スモモの剪定 after

剪定屑で一杯になりました
囲炉裏場はまた剪定屑で一杯になりました。これからまだ、焼き芋を造るまでには2段階の過程をへます。太い部分は短く切って薪に、積んだ屑はフォークでひっくり返しながら葉を落とし、葉はマルチングに活かしながら堆肥に、そして残りは乾かして焼き芋を作り、その灰は肥料い、となります。スモモも剪定を終えました。この後、大手術が待っています。


ミカンの苗木の植え付け

肥料をたっぷり入れた
この春、27年前に枯らした栗の根を(1m近くも掘って)取り出しましたが、その跡に温州ミカンの苗木の植え付けました。深く掘った跡を掘り戻すのは簡単ですから、肥料をたっぷり入れて植えました。問題は、日当たりです。いかにして日当りを良くするか、思案中です。


サフラン

シイタケ
サフランと冬子のシイタケをまとまって収穫するのは11月5日で終了。これだけサフランがあれば、向こう1年はパエリヤを堪能できそう。シイタケも「お節料理」や「春の菜の花弁当」だけでなく、例年並みに巻きずしも造ってもらえそう。皮肉なもので、最も立派なシイタケ(差し渡し26cm、主さ250gr)は、薪になる寸前の雑菌に侵されたホタギから出ました。そのジャガイモとベ−コンとのハーモニー(新惣菜)は美味。

雑菌に侵されたホタギ

新惣菜


トゲがきついユズ

すずなりのユズ

ユズの摘果
トゲがきついユズの摘果と剪定は大仕事で、閉口しました。その1つの現実(トゲで傷だらけの手や腕)を昼食時に妻に見せると、「今夜のお風呂は熱く(沸か)してあげますからね」とのこと。スズメバチに11か所も刺された時もそうでしたが、悲壮な私を妻は大笑いします。実は120個も採れ、10数軒で分けました。背丈を半分以下に切り詰め、毎年20〜30個ぐらい採れたらいいのにな、と思っています。


キノコのスケッチ 
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竹のランタンや背負い籠を補修

ヤーコンの葉を刻んだ
夜なべ仕事も楽しい一週間でした。まず、2夜にわたって(庭に出た野生を、翌夜は高山さんの手土産の)キノコのスケッチです。金曜日は銅線で竹のランタンや背負い籠を補修したり、2種のヤーコンの葉を刻んだりしました。
 

 

 

 

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