アイトワのホームページ
アイトワ循環図

 採蜜と魚のココロ 13/09/29

 日曜日の夕刻のことです。待ちに待ったニホンミツバチの採蜜ができました。ミツバチの師匠・志賀さんが、約束通りにわが家に立ち寄ってくださったのです。奥さんと息子さんだけでなく2人の知人同伴でした。お1人は家具職人・建田さんの奥さんで、1年ほど前にその工房を妻と訪れており、昼食をご馳走になっています。他の1人は初対面の水産学者でした。

 採蜜の後で、お茶の時間を持ちました。話題は養蜂と農薬渦、集中豪雨と異常気象、あるいは水産学者が『魚の心理』に言及され、魚の気持ちにまで及びました。この話題に私は飛びつき、わが家の水槽で生じた珍現象を報告しています。結果、その水槽に「取り出したキンギョを戻したら」とのヒントをもらい、私は躊躇していたことを実行に移す勇気を得た次第です

 この日は、夕刻までの時間も楽しかった。来客に始まり、スピーチの準備、週はじめのルーチンワーク、そして次の来客と続いただけでなく、風除室の北側にあるビオトープの除草にまで手を出しました。自生の栗の実が落ちる季節に入っており、妻に急かされたからです。おかげで友人と久方ぶりにまじえた交信や前夜のBBQを振り返っています。

 交信相手の友人は数か月前に愛妻を失っており、身につまされました。BBQには後藤さんの初孫が初参加でしたが、思えば後藤家と私は4代(95歳で健在のお母さんから初孫まで)にわたる付き合いです。朝の来客は、体験と経験に共有部分が多い橋本宙八夫妻で、濃密な話ができました。午後の来客は柴先生で、紅葉時の再訪をお願いし、良き返事をもらっています。

 月曜日は、今週唯一のアポイントがない日でした。朝食には今年最後(?)のネバネバ四君子が出ました。だから、でしょうか「今日は存分に庭仕事を!」と勇んで飛び出したのですが、玄関周りの4つの水鉢の水替えと、その最中に前触れもなく迎えた来客とお茶の時間を持っただけで終わっています。水替えは、水質が急激に悪化したことに気付かされ、即刻取り組んだものです。来客は夢ちゃんのお父さんで、水槽などの水質を正常に保つ「バクテリア」持参でした。

 火曜日は終日、義妹(その娘は陶芸家)を誘って綾部の白雲窯を訪ね、舞鶴にあるお嬢さんの窯まで案内してもらいました。白雲窯の主、村山光生さんは、過日「赤色そら豆」で行った私のスピーチで、とりわけ「属性より本質を」との呼びかけに共感してもらえました。ですからもう一度、この人の仕事場と作品を視直したくなったのです。また義妹には、直に白雲窯とその想いを学んでもらいたかったのです。その道中で由良川橋も渡り、台風18号の爪跡を見ました。4時過ぎに帰宅、すぐに温室にとんでゆき問題の水槽に金魚を戻し、身につまされています。

 それは2日後のことです。水槽の様子がすっかり変わり、旧に復していたのです。底に沈んでいた3匹も活発になり、4匹で一緒に泳ぎ回り、水面に浮いた餌を競ってパクつくようになりました。実はそれは、密かに思っていたことですから、うそぶきたくなるほど複雑な気分です。

 水曜日は11時に家を出て一泊出張でした。リクチュール塾が東京で始まっています。翌日は見学に活かし、4時に帰宅。「歳をとったものだ」と考えながら陽が落ちるまで庭仕事に当たっています。若いころは、東京出張があれば、仕事の前後に時間をつくり、横浜の外人墓地に立ち寄ったりしたものです。それが今では少しでも多くの時間を自宅で過ごしたくなっています。

 金曜日は、海外での安倍首相の演説にクヤシイ思いをすることから始まったようなものです。そのご翌日に控えたスピーチのために多大な時間を割き、ちょっと庭仕事で英気を取り戻し、アイトワ塾に臨んでいます。そして、網田さんに泊まってもらって、これからスピーチの会場まで車で連れて行ってもらおうとしています。快晴であってよかった。
 

やっとニホンミツバチの採蜜がかないました。ちょっとなめてみて感激です。思えば長い道のりでした。師匠の奥さんがミツバチに刺されましたが、その様子では大した痛さではなさそうです。一度体験したく思います。師匠から、スズメバチに2度3度と刺されても平気な人がいる、と聞かされ安堵しました。とはいえ、かつて11か所も刺された折のあの激痛はごめんです。


before

after
風除室の北面にあるビオトープに分け入る前に、風除室の東面の草ぼうぼうの一角の除草がまず必要でした。今年は一度も除草しておらず、このありさまでした。ビオトープと呼んでいる部分にはススキも茂っていましたが、単調な作業ですから、いろいろと考え事をしたのでしょう。とりわけ愛妻を失った友人をことが気がかりでした。


アン・マリーさんにも抱いてもらいました

16人の参集でした

サンマの炭焼
初参加の後藤さんの初孫は、初参加のアン・マリーさんにも抱いてもらいました。彼女は、昨夏人形教室で学ぶためにパリから妻を訪ねた人で、再訪です。16人の参集でしたが、3度乾杯の予行演習をし、トッテン夫妻の到着と、杉江さんの延着時に、2度本番の乾杯をしています。サンマの炭焼は、テラスの石床に油が滲みこむ甚大なる被害をもたらしました。

これら玄関周りの水鉢は、先週末に水草の掃除をしていますが、いずれも腐敗した水の匂いがプンとしており、8匹いたメダカの水鉢では3匹になっており、月曜日にはそのうちの2匹が死んでいることを発見。即刻水替えに取り組み、4つとも済ませました。母屋の近くにもう1つのメダカを棲まわせた水鉢がありますが、異常が生じていません。原因は、スモモの木に着いた毛虫が落ちたのではないか、と見ています。

昨 リクチュール塾では、毎年わが国が輩出している服飾関係の学生数は、他国に比して膨大な数ですから、その人的資源の活用策として位置づけ、その戦略を語りました。50人余の人たちが集ってくださり、賑わいました。つまり、ファッションビジネスは工業社会が生み出した「寵児」でしたが、このままではいずれ「あだ花」になりかねません。


Maker's Base

3Dプリンター

雅叙園
Maker's Base という会員制工房を見学して次の時代を連想し、次いで「雅叙園」を訪れ、その賑わい方を目の当たりにして、前時代のあだ花にならなければよいのだが、と余計な心配をしました。未来の話ではなく、他に栄枯盛衰の現実を目の当たりにしています。

雅叙園

雅叙園
 

 

 

 

inserted by FC2 system