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 「文化」と「本質」 13/09/15

 前夜の余韻にひたりながら早朝に目覚め、安倍首相がIOC向けに堂々と大ウソをつく姿をTVで眺め、奇妙な安堵感に浸ってもいます。おかげで、カラダに残っていた心地よい酒気はスカッと抜け、ココロは真新しいスポンジのようにリフレッシュしました。そのココロで、まず「辻が花」を事例にして、伸幸さん一家とわが国の文化とその本質に触れており、次いでリクチュール塾を京都で開くための講座に臨み、未体験の感動や反省の念を吸い取っています。そして週末には泊りがけでNZの海詩(ミイシャ)を迎え、ワイワイ騒ぐことで終わったような1週間でした。

 その間の週初の3日間に、伸幸さんの娘と日本の文化に触れたり、週に2度目のスピーチをする機会に恵まれたり、4人の学生を相談事で迎えたりしています。そのようなわけで、庭仕事に手を出せたのはツクツクボーシが鳴き始めた水曜日以降のことで、金曜日までは夕刻の4時以降などと、日に3時間とか5時間といった限られた時間でした。なお、水曜日には、水島さんに取り組んでいらっている「渡り廊下の入口」に関して、心地よい進展がありました。

 1度目のスピーチはリクチュール塾の案件で、日曜日の昼一番です。ここで新手の感動に浸っています。50分間のスピーチを(パワーポイントの)映像でバッチリ組みあげてありましたから、途中で内容を変えられません。この人たちのためにとの思いで練り上げた内容であったのに、居眠りする若人が一人、また一人と現れたのです。逆に、終始(視線が合うといつも)睨みつけられているような気分にさせる若人もいました。それよりも何よりも、後日「一書を発送した」とメールで知らせていただくほど共感しあえた人にも恵まれたわけです。

 4人の学生を迎えたのは月曜日で、もう1つのスピーチは火曜日でした。「赤いそら豆」という喫茶空間に招かれ、「未来の方から微笑みかけてくる生き方」との演題で、ミニ市民講座です。ここで村山光生夫婦と再会し、気を良くしてしまい、反省する事態となりました。参集した方々は、わが家の循環型生活を垣間見たかったのかもしれませんが、「循環型生活に踏みだす意義」や「踏み出した時のさわやかな心境」を伝えたのです。つまり孫育て世代の方々に、「孫世代と共感できる喜び」を紹介し、それを押し付けてしまったのです。でも、赤いそら豆で2度の食事を馳走になり、文明から文化への転換を暗示する愛犬のあり方など予期せぬ話題に恵まれています。

 わが家の「渡り廊下の入口」についていえば、鷲鷹(家具)工芸の森さんが受け持つ扉のデザインと色合いが決まりました。丸窓を設けますが、アイトワ塾生の網田さんが参画です。この3人は、かつて月見台で催した「職人が触れ合う会」の席で「菜の花弁当」を食しながら語りあった仲です。このたびの小さな案件を良きコラボのキッカケになれば、と願っています。

 畑仕事は、冬野菜の苗づくりが主でした。ポットにばらまきした苗を崩し、新たなポットに、新たな土で1本仕立てにする作業です。ポットの苗は、義妹や(金曜日の夕刻に迎えた)冨美男さんをはじめ、幾人かにおすそ分けしました。夏野菜だけでなく、自然生えのホウセンカセンニンソウの始末もしました。主にイネ科の除草や、風呂焚き場への薪の運び込みもしています。

 海詩は両親の車で昼前に到着です。私は花壇や植木鉢などに新しい花を植え足して置いたのですが、海詩は「さよこさーン」と叫びながら人形工房に直行です。冷麺の昼食にようやく落ち着いて話ができました。ほどなく父親ドンさんが薪を割る音が囲炉裏場から聞こえてきました。

 実は今月、あと2つのスピーチが控えています。1つはリクチュール関係で、昨年同様に東京で開始する10回の公開講座です。昨年と同じ演題で受け持ちますが、推敲に推敲を重ねています。残る1つは、岐阜市の保育園に出かけて、子を持つ保護者が対象です。

 

この時期は、早朝に目覚めるとひときわさわやかな気分にされます。まず、窓外の緑が目に飛び込んできますから、知らず知らずの内に深呼吸を繰り返しています。やがて、さまざまな自然の息吹が耳、鼻、あるいは肌を刺激し始め、朝食が待ち遠しくなります。


辻が花

辻が花
とても仲が良い姉妹に、「辻が花」や十二単の歴史とその再現された装いを事例に、日本の文化が生み出した産物に触れてもらいました。それは多くの職人技の結晶であり、彼女たちが踏み出す時代を暗示している、と私は思っています。文明は共同体を破壊させがちですが、文化は共同体の結束を前提にしているからです。

辻が花

十二単

4人の学生を迎えて未来EXPOについて相談に乗っています。若い人たちの感受性と情熱に惹かれますが、不特定多数の大学から自由参加した学生が、自主的に繰り広げる企画だけに、自主性を尊重し、継続性、一貫性、そして成長性などをいかに醸し出すべきか、その暗示をし続けています。


冊子

この一書
終始、スクリーンに見入っていた男性と公開講座の中休みに控室で歓談しました。「感動しました」といってこの冊子をいただき、2日後にこの一書を送ってもらえました。きっと「この表情は退屈の証」と見ていただけに、新手の感動を覚えました。あのような表情が感動の表現であったとは、と驚かされた次第です。


魅力的な空間

昼食は屋内
大和郡山で上村正信さん主宰の「赤いそら豆」は、なんとも魅力的な空間でした。昼食は屋内で身予防美学の川上文子さん手作りの昼食を、夕食は中庭でブタシャブをごちそうになりました。帰路は、村山光生さん(ピザ釜作りの師匠)夫妻の車に便乗させてもらえ、国道24号のバイパス線を走りながら、楽しい語らいの時間にできました。

手作りの昼食

夕食は中庭でブタシャブ


チュウゴクホウセンカが自然生え

悪い方は抜き去って畑のマルチング材として生かしています
庭では2種のチュウゴクホウセンカが自然生えします。八重の方はほぼ残して種を落とさせており、一重の方は色合いが良いと思うのだけ残しており、悪い方は抜き去って畑のマルチング材として生かしています。このノウゼンカズラのアーチに登ったセンニンソウは今年限りの命にして、始末しました。ノウゼンカズラ専用のアーチにするためです。

ノウゼンカズラのアーチに登ったセンニンソウは始末しました

始末後


タイマツソウのドライフラワー

地育ての卵かけご飯
「タイマツソウのドライフラワー」と「地育ての卵かけご飯」に、今週は美の原点を見ました。紋別で友人と摘んだ花が、乾きあがったといって届けられ、京都の友人が「自分の育てた(鶏が生んだ)卵だ」といって持参してもらえたのですが、至福の源泉に美を見ました。
 

 

 

 

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