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アイトワ循環図

 循環型生活の根本とヒラメキ 13/06/23

 当週記は木曜日(20日)までの5日分です。それは、金曜日から翌週の日曜日にかけて遠出をした関係です。この5日間は、通院と買い物に半日を割いただけで、残る4日と半日は在宅です。その間のトピックスは10ですが、内8つは庭仕事にかかわるもので、随分庭が綺麗になりました。

 砂利道パーキングの手入れ、ローズマリーとタイムの花壇作り、コンクリ花壇の仕立て直し、草刈とマルチングの「セット」、中庭の除草とスミレの鉢作りの「セット」、沙羅のコケ庭の除草、調理窯の仕上げ作業の「前半」、そして小さな「土室」造りに着手、などです。

 「セット」とは、目的を手段化する循環型庭づくりの基本の1つです。たとえば、妻は庭を綺麗にしたくて(目的)マーガレットを刈り取り、私はその残渣を果樹のマルチングに(手段として)活かし、いずれは肥料になる。スミレは、中庭の除草時に妻が取り置いた(残りは竹やぶに敷いて肥料にした)もので、妻が取り置いたスミレを私は10の鉢植えにしました。それはキノコ博士が、飼っておられる何かの生きものの餌に「スミレがいる」とおっしゃっていたからです。

 砂利道パーキングの手入れは、月曜日のことで、彬さんと一緒にほぼ終日を当てています。この間に、半時間ばかの立ち話に集中しており、これも忘れがたいトピックスです。フィンランドの留学から「夢ちゃん」が帰国。たくましく引き締まった姿で挨拶に来てくれました。

 午前中を割いた通院と買い物は、火曜日のことですが、心臓の定期健診の後、妻や彬さんと落ち合ってホームセンターを訪れ、第2次のナスビの苗や追加の切り石などを買い求めています。この切り石は「土室」造りに用います。「土室」とは、野小屋の横の土手にうがつ四角い横穴のことで、その3面を石で囲う予定です。彬さんが火曜日の午後から手を付けています。この日最後の仕事は雨対策で(乾いた間に赤タマネギを収穫し、大量に雨水を溜める算段)でした。

 調理窯の仕上げ作業の「前半」とは、壁土を(隣に積み上げている薪が邪魔して)塗り残していた部分があったのですが、そこの下塗りでした。アイトワが1ケ月の夏休みに入るのを待ち構え、19日夕刻の薪の移動から手を付け、2日がかりで実施する予定でした。「後半」は、下塗りしたところを1ケ月にわたって乾燥させ、上塗りをした上で薪を積み戻すことです。

 この5日の間に、彬さんと随分会話の時間を設けています。循環型生活の根本を体感してもらいたくて、様々な庭仕事の狙いと意義だけでなく、選ぶ話題にも配慮しました。先週末の公開講座で知りえた話題を皮切りに、「土室」造りの時点では「青の洞門」を持ち出しました。江戸時代にノミとツチだけで巨岩を刳り抜いた大分県中津市にあるトンネルのことです。また、NHK=TVがニュースで伝えたフランスのバカロレア(大学入試資格取得共通試験?)も取り上げました。無農薬有機栽培は、不断の努力が必然ですが、加えて(2度と同じことを繰り返さない自然相手の仕事ですから)自分の頭で考えるクセも大切だと思い、その方向から話題を選びました。

 水曜日は予報通りに大雨になり、予定していた薪の移動も割愛し、屋内作業に専念です。私は赤タマネギを結わえてつるしたり、トチュウチャ造りに初挑戦したりしたあと、妻と2人で太陽炭を寝室の押入れに敷き詰めました。彬さんにはラッキョの掃除に当たらせています。

 木曜日も終日雨でしたが、朝一番に、薪を1人で移動させ、彬さんがパートに出かける前に赤土をテラスに運んでおいてもらい、下塗りは午後に回しました。午後2時過ぎの野小屋でのワラ打ちから手を付け、妻と2人で塗り始め、掃除までし終えるのに3時間ほどを要しています

 明朝から妻と一緒に出掛け、福島県のいわき市まで足を延ばします。家族で手作りしたマクロビアンの施設を妻にも見せ、原発事故の除染状況をの目の当たりにするつもりです。
 

久し振りに砂利道パーキングが広々しました。それは木苺の支柱を取り払った上に、砂利道に進出していた草花を元の位置(畑の土を客土した温室の際)に植え戻したからです。この掃除の過程で、彬さんが庭づくりの面白さに目覚め(その技や知恵を駆使したくな)ることを願っています。

コンクリ花壇は、妻と2人で新婚当時に木の型枠を作り、コンクリートを流し込んで作ったものです。彬さんに1人で、この土を替えて(日日草を植えて)もらいました。次いで、ローズマリーとタイムの小さな花壇作りに指導付きで組んでもらいました。(先週の「治草」のおさらいに加え)雨などで土が沈むことを計算に入れるクセをつけてもらうためでした。また、彬さんの(アイトワで過ごした)足跡の1つになるでしょう。

月曜日に、妻と彬さんがセロリを活かす1品競作を試みました。妻は「寒天よせ」、彬さんは「さっぱり和えのサラダ」でした。この日のご飯は(新果樹園で自生したクサギを活かした)「クサギ飯」。主皿は(上の)ローズマリー(の一部)を活かした生シャケのムニエルでした。

夢ちゃんのお父さんは、アイトワ開園来のお客さまで、金太はこのお2人に愛宕山登りや保津川遊泳までさせてもらっています。夢ちゃんが引き締まった姿になれたのは、フィンランドは物価が高く、自炊の食材をたっぷり買えなかったから、とか。

「土室」造りは、彬さんが火曜日の夕刻から手を付けました。作業がとてもしにくい場所ですから、新兵器を探して購入したく思います。この作業では、土の熱容量の大きさと、熱伝導率の悪さを彬さんに体感してもらいたく思っています。「青の洞問」を例に持ち出し「根気よくやろう」と呼びかけました。

沙羅のコケ庭の除草は、妻が(水曜日の)雨の合間にしたことですが、青いコケの上に「白いサラの花がいっぱい落ちた光景を見たい」との妻の願いは来年にはかなえられそうです。サラは去年の大胆な剪定からよみがえって花をたくさんつけるでしょうし、妻は彬さんに赤土の補充を頼んでいましたから、向こう1年間でコケははびこることでしょう。

本来なら太陽炭は(遠赤外線と湿度調節を期待して)床下に埋め込んでおけばよかったのですが、押入れに敷き詰めました。この方式は場所を取りますが、いざという時の燃料備蓄として生かせる点に魅力を感じています。
 

 

 

 

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