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アイトワ循環図

 意図、水位、そして理想と現実 13/06/16

 先週末から彬さんが外泊したおかげで、週初めは冨美男さんの力も得て、庭掃除に専心できました。まず、炎天対策の手はずを整えた上で、その一環である庭掃除に1人で取り組み始めました。つまり、枯れたスイセンの葉や下草などを刈り取り、夏野菜、果樹、あるいは野生のウドなど(を炎天の乾燥から守るために、それら)の根元に被せ、畑の(土の)蒸発や(野草の葉が)蒸散(させる水分)を抑制するマルチング作業に手を付けたわけです。

 その最中に冨美男さんを迎え、2鉢のアネモネの後始末。その作業でも散らかった温室の掃除。排水升花壇の化粧直し。その上に、畑の除草にも(彬さんが除草や美化に不熱心なので)見かねて手をつけてもらえ、陽が落ちるまでにことごとく抜き去ってくださった。

 実は、彬さんの外泊初日の先週末に、久しぶりに冨美男さんをホームセンターに誘っています。軽4輪車に4人で乗ると荷物を積む余地がなくなり(彬さんを迎え入れてから)誘い難くなっていたのです。そこで(彬さんの留守を)好機とばかりに声をかけたわけですが、その折に花の苗をもらうことになり、日曜日の2時に持って来てもらえたのです。

 私はマルチング作業のあと、カフェテラスを次回飾る植木鉢を(日当たりのよいテラスにデビューさせる前に、直射日光になれさせるための)入れ替える下準備を整え、最後は焚き火でした。先週剪定したウコギなどのクズや、焚き火で処分するぎりぎりの木屑などを燃やし、妻に夕食にジャガイモを用いるように頼んでベークドポテトを造っています。

 彬さんは予定より1日遅れの月曜日昼前に帰宅。恐縮しながら庭に出てきましたが、説教は後に回し、即刻取り組むべき作業を指示。型枠(木苺の支柱をコンクリで固めた)の解体と(私が下準備しておいた)植木鉢の移動。その上で姫リンゴに着いた害虫や畑に散らかっていたワラを例に引いて、アイトワ流の庭仕事のありようを説いています。そして午後から、亀岡の農家まで(薬草の搾りかすとの)有機肥料をもらうために彬さんと訪ねました。その車中で、書生生活3ケ月目に入った自覚と、向こう1ケ月の良き活かし方の提案です。訪れた農家は、折よく彬さんの「ケド」を話題にしました。そこで帰路、無農薬有機栽培に取り組むうえでの「理想」と「現実」の問題に立ち向かう心構えと、選択や優先順位などの課題について語っています。

 炎天が続き、期待した台風がらみの雨も降らず、(作って27年目の)井戸枠水槽の水位低下は日毎に記録更新。近隣の大地がかつてない水不足状態に追いやられていることを語りかけて来ました。水不足はジャガイモや晩生タマネギなどを葉枯れ状態に追い込み、やむなく収穫。厳しい直射日光の下では、朝夕の水やりとキンギョの餌やりさえが苦になるほどです。

 その後、妻にずいぶん助けられます。イノシシスロープからヒノキ林にかけての落ち葉掃除と旧玄関前の掃除を受け持ち、その手速さは彬さんを驚かせます。私は旧果樹園一帯と金太の小屋の周辺の手入れ、そして風除室の植木鉢の整理を受け持ちましたが、彬さんは手を出そうとしません。そこで「治水」や「治草」に関わる課題に当たってもらいました。

 この過程で(彬さんを迎えて)2度目の夫婦喧嘩をしています。今回は、私が繰り広げる彬さんを指導するプログラムに、妻が助け舟を出し、それを正当化したからです。にもかかわらず、妻は翌日、見るに見かねてキャベツの虫取り始め、彬さんに見習わせています。

 週末は、知友の講演に妻と出掛けましたが、その間に久方ぶりの雨に恵まれ、胸をなでおろしています。今週の他のトピックスは、孫からの贈物のようなケーキに喜んだり、生涯2度目のアーティチョークを賞味したり、庭で採れはじめた不作の筍料理を楽しんだりしたことです。

 


ヘチマの棚を設けたのも炎天対策
庭めぐりをする十字路に、ヘチマの棚を設けたのも炎天対策の一環です。今年は「梅雨入り宣言」直後から雨がなく、高温と渇水に悩まされ始め、週初めから米のとぎ汁や洗面の水も捨てずに溜め、庭にまき始めています。鉢植え植物の水やりは、温室の水槽の(暖かくなった)水を(サイホンで抜いて)当て、あとに(水槽の水温を下げるために)冷たい水道水を補充しています。


合板など化学物質の気配がある怪しいもの
この合板など化学物質の気配がある怪しいものは焚火でさえ燃やしません。風呂焚きや薪ストーブで燃やしてよいものは、杉の枯れ葉、枯れ竹、そして乾燥させた薪が原則で、例外はちり紙など(カラーインクやビニールコーティングしていない)紙類ていどです。焚火の基準が一番甘いのですが、使い古してノリが剥がれかけたベニヤ板が燃やしてよいぎりぎりの木屑です。

彬さんが散らかしていたワラを、私は拾って束ね直し、支柱の一端に吊すなどして彼の帰りを待ち、「このように処置しておくべき」と説きました。こうしておけば、君の(インゲンマメを育て続けようとしている)「意図の表明」にもなる、と伝えたわけです。


少雨で十分育ちませんでした

少雨で十分育ちませんでした

皮付きのままミンチと炒めた料理

モロッコ豆、キュウリ、ナスビ、ビートの収穫
ジャガイモや晩生タマネギなどは少雨で十分育ちませんでした。ニンニクはワラを編んで吊るしましたが、吊るせなかった半端物は、翌朝のガーリクトーストに活かしました。小さなジャガイモは、皮付きのままミンチと炒めた料理になり夕食に出ました。水曜日からモロッコ豆、キュウリ、ナスビ、そしてビートの収穫が、金曜日からアーティチョークの収穫が始まっています。

アーティチョークの収穫

アーティチョーク


43cm低下となって新記録

植物は悲鳴を上げ始め
井戸枠水槽の水位は、11日火曜日の25cm低下が、翌12日には43cm低下となって新記録。その後51cm、60cm、64cmと続き、日毎に記録更新。強い直射日光と相まって植物は悲鳴を上げ始め、ハラハラさせられています。土曜日の昼すぎから持ちこがれた雨が夕刻まで降り、やっと、一息いれた次第です。


孫からの贈物のようなケーキ

初見のカミキリムシ

アマガエル

クワガタムシの子

フンコロガシを応援する妻
孫からの贈物のようなケーキに喜んだだけでなく、小動物との出会いに恵まれた1週間でした。初見のカミキリムシとアマガエルを中庭で見かけ、クワガタムシの子が居間に入ってきました。妻の「カンバレ」との声につられて居間のテラスに出てみると、フンコロガシがハッピーの糞掃除の最中でした。不明の動物(サル?)による被害もありました。

フンコロガシ

不明の動物(サル?)による被害

土曜日に聴講した興味津々の講演の間に降った雨で、プラスチックプールもやっと一息つきました。金魚とメダカの他に、カエルが棲みつき始めました。スイレン、ミニハスハス、クワイ、そして(水面下で見えませんが)水草の一種が生えています。いずれはトンボが卵を産み付けたりすることでしょう。
 

 

 

 

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