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アイトワ循環図

 学習、偶然、そして再来 13/05/19

 今週も多様なことがありました。行動範囲も多様でしたし、庭では多様なことも生じました。予期せぬことも生じましたし、多様な人との触れ合いもありました。

 まず日曜日から多様でした。午前は角倉了以翁400年忌法要に、午後は予定を変更して重い石を動かす庭仕事に、そして夜は彬さんの説教に、とそれぞれ充てています。妻は朝から私の代理で名古屋に出かけ、1000人もの人が参集した「装賀きもの学院創立35周年記念『甦る衣(キヌ)の世界』」に参加です。代理というより、むしろ妻が参加した方が適切な集いでした。

 400年忌は近所の二尊院で開かれ、天台宗の読経のもとに70人余が焼香。帰途、境内に展示されていた了以の偉業を忍ぶ遺物・太い松の丸太で作った水道管を見学しました。午後は、了以ゆかりの千光寺・大悲閣を訪ねる予定でしたが、変更。家に帰って庭仕事に当てることにしましたが、なんと彬さんは無断外出しており、私にすれば二重の思い違いをした行動でした。やむなく私は、一人で力仕事に取り掛かりました。60kgを超す幾つもの自然石を用いた石階段の改修です。

 庭ではキスゲが咲き始め、ハクウンボクが初めて花盛りになり、サクランボが初めてまともに収穫できる状態になっていました。石階段の改修に取り掛かっていると、彬さんが帰宅。すでにその時には、私の気分はすっかり落ち着いていましたし、そうとは知らずに名古屋に出かけている妻の帰りを待つことにして、説教は後回しにしました。それがよかったようです。ちなみに、サクランボをまともに収穫できたのは、彬さんが防鳥ネットを被せてくれたおかげです。

 帰宅した妻はニコニコしていました。留守中に嬉しいことが多々生じていたのです。この日は「母の日」であり妻の誕生日でもあったのですが、この時まで私は妻の誕生日であったことすら忘れていました。彬さんは帰宅後、ヘップサンダル姿のままバツが悪そうに力仕事に取り組んでいました。それがまた、些細な失策を誘いましたが、あえて私は注意を促していません。要は、妻は何も知らずに夕食も済ますまでニコニコしていました。そもそもわが家では、2人ともにヒトサマの話題を滅多に取り上げませんし、噂話や告げ口は避け通るようにしあっています。

 かくのごとく1週間は始まりましたが、外出は1泊2日の関東出張の他に、金曜日にクラスメイトと千光寺・大悲閣に出かけています。迎えた人は、この学生来のクラスメイト(アイトワの建物にかかわった元建築家で、同じクラスメイトの夫を過日失い、今は自由の身)を泊りがけで迎えた他に、庭仕事で卓道さんと水島さんを、庭を活かす企画の話であすかさんを、来る参議院選挙に備えた人を、柴先生と同道の「NPO法人世界ヒバクシャ展」事務局長を、あるいはかつてキスゲの球根をもらった妻の友人を、と次々迎え、楽しい時間を過ごしています。

 自転車で東山方面から訪ねた卓道さんは、切り石を用いた新たな階段作りと、宿根朝顔の苗の植え付けに当たりました。もちろん彼は、この庭のコンセプトを学ぶのが目的ですから、お茶の時間をたっぷりとりました。水島さんには、近く迎える多勢の佛教大生に備えて、1つの鉄アーチを移動させるための分解作業に当たってもらいました。彬さんは、根気のいる仕事にも取り組んだうえで、週の後半はパートに出かけています。根気のいる仕事とは、ある意図を含んだ赤土の土手削りと、私が手掛け始めたピンコロ石のタタキの掃除です。ある意図とは、囲炉裏場の仕上げに敷く用土の準備と、土手の一角に小さな横穴を設けるための準備です。

 この間に、彬さんがスズメのヒナを庭で拾い、その後の数時間を躊躇の選択に悩まされています。また、金曜日には、ミツバチの第2巣箱でドラマが再現されました。そして週末、先週岡部夫妻に借りた今関さんの童話を読み始めたりしています。
 

大垣時代から始まった20年ほどの付き合いになる装賀きもの学院の創設者・安田多賀子さんはすごい人です。私は一度、対談相手に選んでもらったことがありますし、節目の催しや、役に立てそう事業などで声をかけてもらってきました。このたびの催しでは一書が紹介されました。妻との対談がキッカケで思いつかれたという対談集で、妻が参加した方が適切でした


before

after
自然石階段の改修は、まず大きく育ったギボウシの移植から手を付け、石を丁寧に動かし始めました。それは、石の間に残された自生のシュンランを取り出し、増やすためです。この改修には大きな箕(み)に5杯分の赤土を要しましたし、ギボウシの移植先一帯をフキ畑にするために、かなりの畑の土を運び込みましたが、それは彬さんが引き受けてくれました。

改修には箕(み)に5杯分の赤土を要しました

 


ハクウンボク

今年の目の敵

花期に入ったケシと末期に入った野草
今週の花は、ハクウンボクと、テーブルを飾った今年の目の敵(カタキ・ヒメジオン、ハルジオン、そしてキンポウゲ)や花期に入ったケシと末期に入った野草(キバナケマンソウ、オギョウ、ドクニンジン)など。そしてかつてキスゲの球根をくださった友人持参のピンクのカスミソウや白花センノウでした。

妻は外出中に、母の日のカーネーションを初めておくってもらったり、スカーフにも活かせそうな大判のハンカチとか多様に活かせそうな(麻の)セーターなどを遠方からとどけていただいたりと、嬉しいことが多々生じていました

関東出張の帰途、オノボリさんも楽しみました。相談事があって面談願った人が、面談後の便利さと間違いなく落合える場所として新丸ビル7階の選んで下さった。ですから、新丸ビルの内部だけでなく、新装なった東京駅舎の全貌も望めました。とてもおいしい料理をごちそうになり、とても楽しい対話に花を咲かせました。


小さなフキ畑
切り石を用いた新たな階段は、旧来の果樹園(柑橘類とブルーベリーを主に、タラ、山椒、ウコギ、茶などを育てている)の間を縫うようにしてある径のスロープ部分に設けました。私はその間に、小さなフキ畑を2つ作り、琉球月見草を茂らせる工夫をこらし、あるいはフウセンカズラの鉢植え作りに当たっています。


吸い込まれるようにして移動
ミツバチの第2巣箱でドラマが再現されました。どうやら、過日のドラマはヌカ喜びであったようです。いつのまにか群れごと逃げ去ったようで、その後ハチの出入りが認められない日々が続きました。ところが水曜日から、パラパラとハチの出入りが認められるようになりましたが、大きな羽音に気づいて金曜日の10:10に見に行くと、ハチの団子が巣箱の中に吸い込まれるようにして移動している最中で、その間2〜3分のことでした。
 

 

 

 

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