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本末転倒と賑やかな晩夏 12/09/09

 毎日のように雷鳴と夕立に見舞われた1週間でした。とりわけ月曜日は、留守中に溜まった空バケツの水量を見て、ゾッとしました。ワークショップとトイレの排水口でまた、逆流問題が生じていましたが、あと半時間も雨が続いていたら大被害が出かねない記録的短時間大雨であったようです。タップリ降った雨の「おかげで」と言っては、また妻に叱られそうですが、切り返したナスがよく成長し、沢山採れ始めました。

 日曜日に風呂を焚き始め、最後のオオバを摘みとっています。妻がある音楽家仲間の集いに出かけてスピーチをさせてもらう日でした。そこで、太陽温水器で沸かした湯での行水シーズンに別れを告げ、風呂を沸かして待ったわけです。妻は10月に控えた個展の準備でおお忙しですから、大喜びでした。オオバは、わが家では自然生えに任せていますが、その一部を毎年移植して畝で育てます。その摘み取りでした。友人の母親は高齢ですが、オオバの「フリカケ」を作る名人ですから、年に幾度か摘み取って提供しています。

 大事な来客や外出が5件もあり、アイトワ塾の幹事にも訪ねてもらった1週間でもありました。そのいずれもがとてもうまく運びました。かつての顧問先企業の社長夫妻を迎えた外食では、人の天命や使命について話に花を咲かせました。未来EXPO関係では大きな進展があり、一役果たせた喜びを噛み締めました。学生の主体性にどなたもが感心され、依頼事項に快く応じてもらえたのです。アイトワ塾では年に一度、幹事と私だけで集う会がありますが、その会で次の合宿などについて、これまた話に花を咲かせています。

 スモモの木に毛虫がわき始めました。老眼の私には見つけられないので、妻が退治してくれるのはありがたいのですが、今年も苦言を呈しました。問題は、躍起になって本末転倒になりかねないからです。スモモのための退治なのに、毛虫が憎いのか、スモモの葉と一緒にゴム手袋の手でしごき殺し、葉まで犠牲にしかねないのです。

 今週最大の庭仕事は緑の天蓋の剪定でした。その最中に宝石ブンブンや胴太のカマキリを見かけています。また、この選定クズで囲炉裏場に山が2つも増えました。

 ジンジャーが日曜日から、夏エビネは月曜日から咲き始め、八重のチュウゴクホウセンカが盛りを迎えました。もうすぐ秋だとの思いを深めながら、やっと咲き始めた優しい色合いを見て、胸をなでおろしました。今年は、緋色に近い濃色の八重が誕生し、大喜びでしたが、本来の色には勝てぬようです。この時期はまた、シャーロット(大グモ)が棲み着いた居間に、さまざまな夏虫が侵入し、賑やかになる頃です。夜になると、光につられてやってくる昆虫を狙って、ヤモリだけでなくモリアオガエルまでが網戸に現れます。

 2つの悲しい話と、1本の虚しい手紙をしたためる案件もありました。おいおい明らかにしたく思っています。逆に、嬉しいことに今週の美味が4つも5つもありました。

 畑仕事は一服で、温室でポットにばらまきした双葉の苗を、1本ずつばらして100以上ものポットに植え替えたり、天蓋の選定で出たクヌギの木クズをさばいたりしながら次に仕立て直す畝に目星をつけただけで終わりました。

 金曜日に、富美男さんを迎え、午後の半日をかけて7度目の夜叉竹退治を2人でしています。本数はまだ増えたとはいえ、目方で言えば半減です。週末は、バテたような状態となり、コンピュータの前で過ごしました。気が張る講演を年内に3つも抱えていますが、その準備と、若人に希望を与えたい1本の短文と、虚しい手紙作りに終始しました。

 


固まっている時点

次の段階
スモモに沸いた毛虫を、固まっている時点ですべて見つけたら、何十枚かの葉を犠牲にするだけで済みます。次の段階で見つけても、何10本かの枝を犠牲にするだけで済みそうです。その後でとなると、全体に毛虫が散らばってしまい、大変です。「よい葉を残すのが目的で、毛虫を殺すのは手段だからネ」と妻に注意しながら、私も葉ごと揉み潰したり、枝ごと踏み潰したりしたくなります。

気がついたときは手遅れで、新しい果樹園に植えたクルミの葉にも被害が出ていました。プラムにいたっては、葉をすっかり食べられていました。困ったものだと思いながら、富美男さんの庭ではミノムシが沢山湧いている,と富美男さんに聴かされ、ウラヤマシく思っています。ミノムシは全国的に激減していると聞いているからです。


剪定前

剪定後
緑の天蓋の剪定は、高い脚立に登ったり降りたり移動させたりしながら述べ1日を要しました。その途中で、エメラルド色の宝石のような小さなブンブンと、胴の太いカマキリを見かけました。老眼の私の目には、このブンブンは木の朽ちた部分に詰まった宝石かのように見えました。ほじくり出してみて、初見の昆虫だと確認しました。このカマキリは、わが家に棲む5種のカマキリの内では2番目の希少種です。

シカクマメはとても良い野菜だと分かりました。良質のレンコンと、この野菜豆の天ぷらを食しましたが、ともにおいしかった。種をたくさんとって、来年から定番品目にする予定です。鞘(さや)ごと食べられるだけでなく、ハナも根も食べられるそうです。ハナは料理の色添えに生かせそうだし、球根は掘り出して、試食してみたく思っています。

晩夏は賑やかな季節です。中国奥地まで行った時に成都で見かけたやさしい色合いのチュウゴクホウセンカが盛りになり、グラデーションで妍を競っています。そのうちに、今年誕生した濃色の八重と混合し、一段と幅があるグラデーションを楽しませてくれることでしょう。

野鳥は、サンコウチョウで明け、アオバズクで更けます。庭仕事に出るとまずクモの巣にひっかかり、次いでさまざまなツル植物●に絡まれます。夏虫の合唱は、ぼつぼつ鳴き終えるセミと、賑やかになったコウロギの声で騒々しいほど。夕刻の居間には、様々な虫が潜り込みます。潜り込みそびれた虫を狙って、網戸にモリアオガエルまでが姿を見せます。居間の一角にはツチバチが新築しました。


ネバネバ四君子

ハナオクラの酢の物
今週の美味は、シーズンに入ったネバネバ四君子とハナオクラの酢の物の他に、食材がよかったおかげで、この魚の煮物とレンコンの惣菜が加わりました。レンコン料理は妻が初めて試みた創作。魚の煮物は私にはできそうにない贅沢だけに、いつも感謝。妻も一人の時にはつくらないそうです。タップリ味醂などを使ったタップリの出汁を煮立て、そこで魚を入れるのがコツだそうですが、オカラが手に入りづらく、残った出汁を活かしにくいせいです。

レンコンの惣菜
 

 

 

 

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