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大進化と希望 12/08/12

 若い人のエネ不ギーを次々ともらえた週初めでした。それは夢ちゃんの留学挨拶から始まりました。夢人君は、母親のお腹の中にいたときの来訪に始まり、やがて金太の散歩係になり、今やノルウェー留学です。金太は愛宕山を登ったり保津川でボート遊びをして川で泳いだりしましたが、それは夢人君とその父親のおかげです。続いて現れたのは中原彬君。収穫物のお裾わけで、田植祭で世話になって以来でした。最後は、阪神大震災時代につきあった会社の人たちで、若い部下も引き連れて訪ねてもらえました。

 この9人は、いわば職人技が求められる緑化事業に注力しています。「当時」とその1人は語りました。私が推奨した大進化の必要性など想像すらできなかった。しかしそれが今や主要部になっている、と。そこで私は「数百億円規模の会社になってほしい」と新たな希望を述べ、その役割、意義、そして道筋などを語らせてもらいました。きっとこの人達なら、10年もまてば、また嬉しい報告を持って訪ねてもらえることでしょう。

 その後も、若い人のエネルギーをもらい続けました。それはまず、月・火に関東出張予定が入っており、翌8日が私の誕生日であった関係です。小・中生2人の娘を連れて、京都まで同道してくださる経営者があり、誕生祝いをしてもらえたからです。おかげで、マンガミュージアムや水族館に出かける口実ができて、おじいちゃん気分を味わいました。また、8日の夜に、妻の提案で、この3人とお茶の間シアター。『シャーロットのおくりもの』の再見です。おかげで子どもの頃を彷彿とさせられています。

 金・土も来客が続きました。金曜日は30年近く付き合ってきた生業型経営者から希望にあふれた報告を受けました。この人は、かつては九州から集団就職した「金の卵」でした。このたびの希望を聞きながら(NHK-TVで放映中の)『梅ちゃん先生』を連想しました。先週から登場した「金の卵」(梅チャンの夫が雇った少年)のような若者であったに違いない、とその人柄や情熱、あるいは物腰から連想し、ニンマリした次第です。

 土曜日の来客は、同じく生業型の若手経営者夫妻でした。その活躍ぶりを聞かせてもらって安堵です。とても純で正直な人ですから「経営者には向かない」と見る人が大勢いいました。私は逆に、こうした人が報われる時代、つまり消費者が世の中を主導するようになり、こうした駆け引きのできない人を支持する時代になる、と推してきたのです。

 そのようなわけで、庭仕事にまとまった時間が割けたのは週末の2日だけでした。しかし予期せぬ成果に結び付けられそうです。それは、金曜日に迎えた富美男さんが、唖然とする剪定をしたおかげです。私が除草に熱中していた間のことでした。土曜日のスコールのごとき通り雨の前に、その剪定くずを囲炉裏場まで運びましたが、その過程で良きアイデアが沸いたのです。ヒラタケなどのホタギの望ましき伏せ場に生かせそうです。

 金曜日には、先月の豪雨で体験した予期せぬ水難問題を、一気に吹っ飛ばせそうな対策を練っています。妻が一過性健忘症になった日に世話になった電気屋さんとホームビルダーを迎えており、この2人から提案されたアイデアに飛び乗ったわけです。

 もちろん辛いニュースもありました。まず、商社時代の仲間がまた1人、黄泉の国に旅立ちました。病魔が原因、肝癌です。次いで、阪神大震災で大活躍した消防団長が病魔に苛まれている、とその甥から知らされました。3つ目は、ミツバチの師匠から届いた農薬惨禍です。ニホンミツバチの悲劇は、やがて私たちに及ぶに違いありません。
 

中原彬君と、届けたもらった無農薬栽培の農作物。この青年は心優しいだけでなく、調理の腕にも秀でています。ですから、単に農作物を無農薬栽培で育てるだけではなく、最終消費に適した野菜のありようや、その見分け方や活かし方にも優れうる立場にあり、とても期待しています。

初対面が多い9人連れでした。顔見知りの1人は「自然資本」という言葉をごく自然に用いました。1人はその心優しさが印象に残っていた人ですが、少し太り気味が気になりました。もう1人は、阪神痔震災で大活躍した消防団長の甥でした。とても利発な若い女性が目立ちました。この9人には、いずれも拙著を買い求めてもらえたようです。

京都国際マンガミュージアム。明治初期に京都の町衆が創設した小学校を転用しており、その歴史の重みがマンガの奥行を深めていました。明倫小学校跡を訪れた時にも感じましたが、当時の京都の町衆には脱帽です。こうした民力を工業(消費)社会では示させようがないのでしょうか。

この水族館は、旭山動物園を見た目で見ると、見劣りします。お金のかけ方は十二分でしょうが、ワクワクする何かがたりない。旭山動物園は全国から人を旭川に集めていますが、ここは全国から京都に集まる人を当てにした集金装置かも知れません。京都の町衆は、早晩その底の浅さに気づき、見限るのではないでしょうか。心配です。

今週の美味は、初めて賞味した「モモを1つ用いたケーキ」でした。甘さを抑えてありましたし、なぜか妻が冷えた緑茶をそえましたので、一気にペロリと片づけました。器も良かった。器は義妹の近作とかで「なかなかやるなあ」と、思いました。

ミツバチの師匠から届いた悲しい知らせ。稲作農家が無人ヘリでカメ虫用の農薬をまくとわかり、巣門を閉めて出入り出来ないようにしたそうです。しかし、午後に開けてみると大量の死蜂8/15。「近年は蚊取り線香がほとんど要らなくなりました」「今年は源氏ホタルを見ませんでした」「小鳥や蛇も少なくなりました」「今はうるさいぐらいに鳴いている蝉が、鳴かない日が来ない事を祈っています」との近況も添えられていました。

週末の昼間は、予報通りの激しい雨。その雨が降り出す前に私がブルーシートで大量の剪定くずを覆っておくと、墓参から帰った妻が燃やし始め、夕刻にその熾(おき)にジャガイモを放り込んでベイクドポテト。ビールのアテです。前回の焚き火で、妻はこの熾がジャガイモを飛び切り美味しく焼き上げることを知ったのです。
 

 

 

 

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