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アイトワ循環図

良い連鎖と信じるところ 12/03/18

 不順な天候にさいなまれながら、多くの人の手助けをえて、まず冬の庭仕事を例年以上にやり遂げることが出来ました。水島さんは日曜日と水曜日にみえて、薪小屋の基礎をコンクリートで固めました。冨美男さんには、まず火曜日に、それは7人の学生助っ人が来てくれる日にあわせてのことですが、来てもらい、さらに金曜日にも訪ねてもらい、とても楽しかった。おかげで、アイトワ塾を含めた他の5件の来客だけでなく、ある運動の立ち上げに参加するなど外出にも多くの時間を割きながら、思わぬ大仕事が出来ました。

 妻にもよい1週間であったようです。水曜日から始まる松屋銀座での個展にそなえ、月曜日に搬出。火曜日の朝から爽やかな顔で出発しました。どうやらこの数ヶ月の追い込みで、存分に「創る喜び」を得られたようです。それは、家事への取り組み方で分かります。「そこまでしなくても」と言いたくなるほどで細かなことまで、たとえば犬と私の食事、私の外出や来客に備えた服装など、留守中の備えを済ませて出かけました。

 7人の学生は10時頃に到着。全員が顔なじみでしたから、まず1時間半ほどかけて「この日学んでほしいこと」を説明したり、作業現場を見てもらったりしました。さらに、各自持参の昼食時や、午後のお茶の時間などを含めると5時間近くも話に花を咲かせた勘定です。それは、冨美男さんにお土産持参で参加してもらえたお陰だし、私の体験談、良き連鎖反応を始めさせたキッカケまで開示したくなったせいでしょう。

 4人の男子学生は、プラムの苗木の植え付け、クルミ、ツバキ、そしてシロヤマブキの移植、さらには、小さなムクゲの苗木(昨秋アイトワ塾の幹事・舞鶴さんにもらった鉢植え)の地下ろしまでやり遂げました。3人の女子学生には、風呂の炊きつけ用のスギの落ち葉拾い、キンカンの実摘みと、実を摘んだ後の枝葉の移動、その枝葉などを灰にする焚き火、さらにはその焚き火での焼き芋を作る作業に当ってもらいました。

 冨美男さんには、株立ちのカシや、複数のツバキの剪定をしてもらえましたが、この母の居間の前にある株立ちのカシを、金曜日に切り取ることを提案され、思案の末(エンジンソーを取りしていたことでもあり)切り取りました。結果、4畳半ぐらいの空地が出来ましたが、その跡にカエデやツバキの苗を植えて、眺望を良くすることになりそうです。

 楽しい外出が2度ありました。1つは拙著がキッカケで、阪神大震災前後の数年間、顧問付き合いした会社社長の誘いでした。4組のペアーで素晴らしい庭を見学したのですが、妻の要望で、言葉にするのもはばかられる人に私の夫人代行を受けてもらいました。なんとこの日は、昨年の311を一緒に体験したご夫妻とも縁がありました。ご夫人が妻の展示会場を覗いてくださっていた頃に、遠方に出かけているご主人から、3月11日に認めた手紙が届いたのです。また、その夜は全員参加のアイトワ塾がありました。2つめの外出は、1つの運動の立ち上げと見えましたから、その想いを述べさせてもらいました。

 妻が不在になりましたが、結局私は手料理をせずじまいで終わりました。2度は、富美男さんと、妻が用意したカレーライスとおでんで、1度はアイトワ塾恒例の散らし寿司でした。1度は事情があって休塾中の伴さんの家に招かれ、とんかつを所望しまいた、など。

 「もう春だ」と思って迎えた1週間でしたが、雪が降ったり氷が張ったりする日に舞い戻り、あわてさせられました。しかし、ウグイスが鳴き始めていますし、紅色のウメが盛りを迎えましたから、確実にもう春でしょう。すこし肩の筋肉が痛みます。

 

この7人には「バーゲンハンター」の話もしました。富美男さんにケンタッキーフライドチキンなどたくさんの手みやげ持参でしてもらえましたが、学生は二人の出会いの説明も求めました。その説明は、やっと味わってもらえた干し柿(昨年暮れに学生が採った渋柿)を食べてもらいながらしましたが、ついでにケンタッキーフライドチキンは、私にとって2度目の賞味であったことも話しています。

男子学生4人は竹の根との格闘から作業を始め、良き勉強になったようです。それは水島さんが1人でしかも1日で掘り出した竹の根を見て発奮してもらったからでしょう。昼食時に、なぜその差が出たのかを、タケの根の構造を見てもらい、タケの弱点(いわばボトルネック)を見つけようとする意識が大切だ、と気づいてもらっています。

女子学生には、キンカンの実摘み、庭を駆け巡って風呂の焚付けにする杉の落ち葉を拾い集める作業、あるいは剪定くずを囲炉裏場に運んで灰にする作業など根気を要する作業を分担してもらいました。そして、わが家の男女分担状況を説明しました。

この日、富美男さんが剪定した株立ちのカシやツバキの剪定クズのおかげで、5本の大きなサツマイモをなんとか美味しく焼きあげることが出来ました。1本、次いでもう2本と焼き上がり、3本は7人の学生に食べてもらい、8時に学生を見送りました。残る2本はさらに時間を要しました。

雪で明けた朝には驚かされました。もう春だとおもって温室から次々と鉢植え植物を取り出してあったからです。水鉢には氷がはっていました。でも週末には紅梅が盛りを迎え、改めて春の喜びを感じさせられています。


畑の除草が進んだのは、新しく購入した小型の備中鍬(右端)のおかげです。一畝ごとにたくさん野草がとれました。いずれこの小型の備中鍬を改造し、さらに使いよくしたく思っています。これも加齢対策です。除草は、腰をかがめることが多い作業ですが、この新兵器のおかげで、その率を半分に減らせることが分かりました。

うれしい本を贈ってもらえました。過日、アイトワ塾でエネルギー問題を取り上げたばかりであったからです。『次の生き方』では、「エネルギーは大丈夫」と太鼓判を押しています。しかし、それはまず原発と決別することが先決、と訴えています。なぜなら、量的な面では心配は無用ですが、原発の危険性をなくすことが求められるからです。
 

 

 

 

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