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アイトワ循環図

果樹園の拡張 12/02/26

 週初めは、臨時のアイトワ塾でした。網田さん主催のTOSCAで開催した初めての試みですが、大成功でした。塾生は夫人だけでなく友人同伴もあり、私はとても信頼している医師と薬剤師を誘って参加しました。TOSCAの定休日を借り切り、会費制で開催し、橋本宙八さんの講演と質疑応答の後、おまかせ料理のマクロビアン昼食を味わったわけです。その後、医師と薬剤師にも意見を求めました。とりわけ塾生のご夫人には、アイトワ塾の雰囲気を知ってもらう上でも、よい機会であったと思います。

 帰宅すると、予期せぬメールが入っていました。過日、京大の女子学生を迎えましたが、「『アイトワ』はどれ程環境にやさしいのか〜自然循環型生活の実態〜」とのレポートが添付されていました。水、炭酸ガス、エネルギー、そして食料の4面からの検証です。早速、「ご希望なら、細部の見学や、水道や電気などの使用量開示にも応じます」と返信しました。彼女は森林学の権威に紹介されての訪問でしたが、この権威は、かつてアイトワに「アリドウシ」が自生していることに気付き、教えてくれた人です。

 火曜日の夜、アイトワ塾があり、テーマはエネルギー問題でした。『次の生き方』の中の「エネルギーは大丈夫」の章の検証です。今から8年前に著した一書ですが、昨年の311があったこともあり随分真剣な論議をしてもらいました。私は、日本人の生き方がいかにあやういか、ということに気づいてもらいたくて持論を展開しました。

 庭では、やっと梅の蕾が膨らみ、スノードロップが咲き始めるなど、春のきざしが感じられるようになりました。火曜日からの3日間は、「やった」と叫びたくなるほど庭仕事に集中しました。それは、なんといっても各半日、富美男さんに来て(助けて)もらえたおかげです。新たな果樹園(わずかな広さですが)の様子がほぼ明らかになりました。タケに代えて果樹(先週、学生助っ人に植えてもらったイチジク2本とビワ1本、このたび植えたアーモンドなど)を植えたところに「堆肥の山」をつくるスペースです。

 私はかつてないほどエンジンソーを駆使しただけでなく移植や植樹にも当たり、富美男さんにはタケの切り取り、ロウバイなどの剪定、あるいはカシの頭落としなどに当たってもらいました。一帯は薪や剪定くずが散らかり、足の踏み場がないほどになりました。エンジンソーで切った太い薪やナタで切った細い薪だけでなく、切り倒した10本余りのタケや、頭を切り落としたカシなどがところ狭しと、積み上げられたわけです。

 翌金曜日は1人で、カシやタケの枝葉の、3つもの山を灰にする焚き火から手をつけ、夕刻から鉈を振るう仕事や寒肥やりに当たり、夜を迎えています。その夜、雨が振りそうだと天気予報で知り、またぞろ灰を濡らさないために一苦労しました。週末は、小雨で明けたのを幸いに、骨休めの日にしましたが、夕刻から知人の新居祝いに出かけています。

 今週は他に、日帰り出張、幾人かの来客、うれしい献本など、張りあいや楽しい思いを多々させてもらっています。庭では他に、アオキとタニウツギの移植、ハナモモと富美男さんにもらった2本のオリーブ、いずれも苗木、を植えつけています。

 このたびの奮闘で、エンジンソーの上手な活かし方が分かったように思います。要は、エンジンソーを用いる仕事をためておき、集中的に駆使し、そのあとすぐにきちんとした手入れをしておくことです。きちんとした手入れとは、まず燃料を使い切り、その上で機械を掃除して目立を済ませ、次の出番に備えておくことです。
 

TOSCAでの臨時アイトワ塾で講演する橋本宙八さん。宙八さんは、桜沢如一(思想家であり医師でもあった)だけでなく、『藁一本の革命』などで知られる福岡正信の思想も受け継いでいます。私は、とりわけ後者を、「あなたは日本人なのに知らないのですか」と海外取材(とりわけ『「想い」を得る会社』のインタビュー)時にしばしば指摘され、知るところとなっています。

新しい果樹園は、自然生えしたさまざまな木や竹を切り取って造るわけですが、開墾して整地するのではなく、木や竹の根を枯らす戦法を採用しようとしています。たとえばタケは、根が痛みやすいように切り取った(富美男さんのアイデア)うえで、芽生える筍を次々と掘り出して息の根をとめるなどの戦法です。

一帯はこのとおり、玉(駒)切りはもとより、斧で切った薪をはじめ、頭を切り落としたカシの幹や枝葉などで足の踏み場もない状況です。この他にも、野小屋のそばにもカエデなどの太い薪がゴロゴロしています。このたびの薪づくりで、1年分相当以上の薪が出来たように思います。収納場所を探すのが大変です。

鉢植えの六甲サクラソウの手入れもしました。カフェテラスのポットウォールを飾っていた鉢ですが、春のデビューに備え、温室で養生します。

雨で灰を濡らさないために、また一苦労しました。簡単な道具を造ろうと思っていた矢先でした。やむなく、ありあわせの道具を組み合わせて急場をしのぎましたが、しばし中になりました。

今週も嬉しい献本がありました。TOSCAを経営する姉妹の共著です。思えば人生とは「スープで始まりスープで終われば幸せ」なのではないでしょうか。

週末の知人の新居訪問では、2つの気付きがありました。杵でついたモチを久しぶりで食しましたが、余りにもの粘り見事に高収益を上げている顔見知りとの出会ったことです。
 

 

 

 

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