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「本質」「無主物」と「活気の前提」 11/12/04
 
 日曜日の早朝、この冬最低温度(12度)を記録。冷たい空気を美味しく感じました。同時に、先週地球に帰還した(宇宙飛行士)古川聡さんが「冷たくて新鮮な空気のありがたさ」を指摘していたことを思い出すとともに、冬到来を実感しました。居間の前にあるサンショの木に、ハトがきて小枝とまり、赤く色づいた実を危なげについばんでいたからです。

 昼前に陳さん一家が車で遊びに来てくれました。紅葉がいつになく遅れ、観光客が少ないので車でわが家まで乗り込めたわけです。息子のアトピーは、治療法が180度変わったとかで快方に向かっており、「案の定」と思いました。早晩医療界は、本当にきれいな空気や水について、概念を180度転換しなければならないでしょう。

 夕刻、地元入りした環境庁長官と意見を交わす機会に恵まれました。そこで、京都は観光都市として「目指すべき方向」をまず見定め、しかるべき手を打つ必要がある、と指摘させてもらいました。私の目には、多様性と雑多を混同しているように見えます。

 月曜日は、先週もらったダンコウバイやレモングラスなど5種の草木の植え付けを完了し、TOSCAのあすかさんと卓道君を迎えています。2人は本物のみかんを手土産に、車で訪ねてくれました。本物とは、見かけを良くするために安全性まで犠牲にしたミカンではない、ということです。卓道君は今後、ときどき庭仕事を手伝いに来てくれそうです。

 火曜日の早朝、樫の生垣の剪定を仕上げたうえで、ブロアーを久しぶりに取り出してパーキングの掃除をしました。その途中で、観光客の振る舞いに一喜一憂させられています。皇帝ダリヤの花が最盛期を迎えていますが、大勢の観光客が興味を示し、さまざまな振る舞いや態度を示したからです。そのあと、花ガラが目立ち始めたギボウシやシラーを刈り取り、ヤーコンの収穫をしました。夜、アイトワ塾があり、半断食を私に次いで体験した網田さんから報告がありました。2回目の予約をした、とのことでした。

 水曜日、午前中はコンピュータとガップリ4つに取り組んでいます。このところ毎日、頭が冴えている時間は講義の準備に費やしてきましたが、その仕上げです。鹿児島大学での日程が迫ったからです。午後は、スナップエンドウの苗やサラダ菜の苗を植え付け、ツタンカーメンのエンドウ用の畝を仕立てました。ハナナの収穫が始まり、聖護院大根の第3次の間引きをしています。畑では、カブラ、コマツナ、あるいはホウレンソウの収穫が本格化し、花を咲かせ始めたハコベやスズメノカタビラの除草に追われています。庭では日本スイセン、スノードロップ、そしてリコリスが咲き始め、ムサシアブミの種が色づいています。アメリカハナミズキの落葉が終わり、サンシユの落葉が始まりました。

 木曜日は忙しい1日でした。朝食は保津峡の景色を見ながら橋本一家と、昼食は青年助っ人の桑原さんと、そして午後のおやつはトルコ協会の伊藤副会長たちととっています。このあと、日曜日のルーチンワークの相棒、後藤さんを迎えます。明朝から鹿児島に向かう関係です、ですから、当週記が載る頃は講義の最中かも知れません。

 今週は、検察の不正直がまた一つ報道され、先週読んだ正直な人たちを思い出させました。日本は沈滞していますが、それは役人や警察、いわんや検察が不正直であることが最大の原因でしょう。あるいは、国民の首根っこを押さえたような企業の横柄さでしょう。その典型は東電が自ら飛散させた放射能を「無主物」と言い出したことです。組織の活気は、強い人が持ち合わせるべき「非を認める度量」の有無を前提条件にしているはずです。
 

陳さんの2人の子どもが、口を揃えて「大好き」といった柿を採りました。下の子は2歳ちょっとで、ちょうど今、言いたいことが頭に浮かんでいながら思ったように言葉をあやつれず、むずかしげに振る舞う時期のようです。上の子は5歳です。

ハトが樹の枝にとまってエサをついばむ光景は、サンショウの木の他では見たことがありません。しかも、サンショウの実が赤く色づいたこの時期でしか見られない風物です。
 


伊予のミカンなど

NZの八百屋の店頭
あすかさんの手土産は伊予のミカンなど。このミカンを一目見た妻は「本物」と見抜き、大喜びでした。安全性、栄養価、味や歯ざわりなど食べ物の「本質」が揃っていました。姿、色、あるいは大きさなどの属性を良くするために農薬など化学物質を用いて安全性まで犠牲にしたものではない、ということです。余談ですが、この本物を見抜ける人が多くいるNZのある八百屋の店頭を思い出してしまいました。

NZの八百屋の店頭

NZの八百屋の店頭

まずヤーコンの葉を収穫し、イモは翌日掘り出しました。葉は例年のごとくワークルームに運びあげ、丁寧にゆすいだ上で干し上げるために吊るしました。翌年の夏に用いる茶葉になります。イモはまずキンピラを楽しみました。

さまざまな菜が入り混じったわが家の畝。アイトワ菜が随所で自生しただけでなく、今年はイノシシに掘り出された後に追いまきをしただけでなく、他の畝で間引いた苗を移植したためです。次のブロッコリーに花芽がつきました。例年より少し遅くなりましたが、ハナナの収穫が始まり、来年の春まで続きます。聖護院大根の間引き菜は、丸大根らしくなってきました。カブラは二杯酢に漬けてもらえることでしょう。

アメリカハナミズキの落ち葉や、樫の生垣の剪定クズは腐葉土小屋に運び込み、松葉が混じったアメリカハナミズキの落ち葉は、竹やぶにマルチング材として敷きました。これから始まるカエデの落ち葉も果樹の根元でマルチング材として生かします。シーズンを終えたギボウシやシランは刈り取り、堆肥の山造り活かしました。

橋本一家と摂った朝食。初物のヤーコンがキンピラになっていました。山では紅葉が盛りを迎えつつありましたし、庭では母が好んだ楓が今年もきれいに紅葉し馴染めています。母屋の居間の前に生えています。とりわけ毎年黄いろく色づく楓を母は好んでいましたが、これは父がやすんでいた部屋、母屋の座敷の前に生えています。
 

 

 

 

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