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必要悪と深切 10/08/08

 多彩な週初めでした。朝は、乙佳さんと広瀬さんに訪ねてもらい、この2人にもらったクルミやヤマシャクヤクなどの苗の育ち具合を見て回ったりしました。昼は、予期せぬ来客に恵まれたり、水町さんと枯れ枝の親切な切り落とし方を語らったりしています。夕刻は、庭でキノコを収穫し、予期せぬ美味しい夕食にありつきました。もちろん電話でキノコ博士に教えをこいましたが、その折に不安を1つ抱え込んでいます。

 前回の乙佳さんの来訪時に、妻が一緒に受粉させたアケビは、実が大きくなっていました。その前の来訪時にもらったタムシバは、さらに良い場所に植え替えることになり、その場所と時期を相談しました。予期せぬ来客は、元文部省の知友が現役の教育学部教授を伴った来訪で、久方ぶりで教育論を展開しました。近く地元小中学校の教諭対象に講演を求められていますが、おかげで講演趣旨に自信を深めました。夕刻に、庭でまとまった数のキノコを採り、キノコ博士にナラタケモドキだと教わったのです。その折にこのキノコが吉野千本サクラの大量枯死に関わっていたことを知り、不安を覚えました。

 翌月曜の朝から連日、朝夕を庭仕事に割く夏パターンに入りました。除草や草刈りに追われる季節に入っています。野草が次々と花をつける時期ですが、種を結ぶ前に刈り取れば土の蒸発を防ぐマルチング材に活かせます。問題は、蚊やブヨが一番元気な時期であることです。今年から虫除けの帽子を用い始めましたが、網が直接触れる耳を狙われます。

 火曜日に、妻に手伝ってもらって温室の掃除をし、水鉢などを持ち込み、翌日からサイホンの原理を活かした水槽の掃除を始めました。水槽の汚れた水を抜き、植木鉢の水やりに用いる一石二鳥です。問題は、3つの水槽のうちの2つの汚れが予想以上に進むことです。1つは金魚を10匹も、もう1つはメダカを9匹も入れおり、いわば人口過剰の都市のように、ごみ処理や汚水処理に追われるようなものです。

 昼間は屋内で過ごし、来客の応対、調べ物、あるいは昼寝などの時間にしています。キノコ博士を迎えた月曜日は、実用的なキノコの本をもらったり、ナラタケモドキは不健康な木でない限り巣食わないことを知ったりして胸をなでおろしました。さらにいつの間にか昼寝を連日できる体になったことに気付かされ、苦笑しています。

 夜はテレビで映画を2本も見ました。かつて観そびれた「金環食」と「不毛地帯」です。前者は途中で切り上げるなど辟易としました。なぜかといえば、大の大人が、前提が間違った仕事に躍起となっていたからです。舞台は、ゼネコンや商社などの巨大企業、自衛隊、閣僚室、検察庁、あるいは料亭などでしたが、問題はそれらの舞台のいずれもが血沸き肉踊るようなビジネスの戦場になっており、近代社会が育てた必要悪との前提条件に気づかせようとする努力が払われていなかったことを知ったからです。

 たとえていえば病院。私は病院を個人的にはとても大事だと思うのですが、今日の病院は必要悪との前提の上に立っていない点を残念に思っています。本来は、この世から病気をなくすことが目的であるべきなのに、治療に力が傾けられ、莫大なビジネスの世界にさえなっています。一刻も早く予防に傾注し、医者は病人を出さなければ収入が増える仕組みに、逆に病人を出せば収入が減る仕組みに変えないといけないと思います。

 それはともかく、日照りが続いたのですが、金曜日に夕立が降り助かりました。水不足でキュウリやナスビが曲がるようになり、一雨欲しいと願っていたからです。
 
アケビの実がここまで大きくなっています。乙佳さんに持参してもらった異株のアケビの花を用いて媒介したのです。異株の木が庭で大きく育ち、花を咲かせ、ミツバチの媒介でたくさん実を収穫できるようになってほしい。

枯れたクヌギの根元でとれたまとまった数のキノコとそれを主食材にした料理。キノコ博士のお陰で、庭で採れた天然キノコを食材に活かすことができましたが、これが2種目です。

火曜日は妻と5時から温室の掃除にかかり、7時過ぎまでかけました。温室内の水槽の数を1つから3つに、水鉢を2つから3つに増やし、より楽しく雨の日をする空間にしたつもりだし、この配置で完成した姿と思っていますが,少し不安がないわけではありません。


大きい水槽

一番小さな水槽

中程の水槽
3つの水槽と3つの水鉢の生かし方は、今後変えるかもしれません。今の金魚を入れている大きい水槽は、かつては今より日当たりの悪い場所に置いていましたし,2種の水草とメダカとタニシを棲まわせて、いわば閉鎖空間にしていました。その時は、水を補充するだけで、水槽のガラスの内側を掃除する必要性に迫られていません。一番小さな水槽は、メダカの自家増殖をすすめたくて持ち込みました。残る中程の水槽はヒツジクサはじめ3種の水草、3匹のメダカ、そしてタニシを棲まわせおり、さほど水もガラスも汚れません。

水曜日の朝食、モロヘイヤと初収穫した花オクラを用いた冷たいスープ。初収穫したブルーべリーを生かしたヨーグルトなど。野菜はすべて庭からの贈り物です。

ハッピーもグロッキー気味です。

電気を「消し忘れていた」とおもって駆けつけると、朝日でした。東の窓から差し込んだ朝日が、細長い廊下を通り、座敷の入口の前にある廊下の突き当たり照らし出していたのです。8月6日のことで、とても覚えやすい日です。
 

 

 

 

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