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鳴く蛾と仕事の評価 10/06/27

 一晩家を空けていた間に「庭が一変していた」といえば大げさでしょうか。丹後から帰ってみると一変していたのです。一雨ごとに落葉樹が新芽を伸ばし、真竹が次々と芽生え、とりわけ細いタケノコはよく伸びるだけでなくすぐに葉を出しますから、庭の見通しを一変させます。その上に、この度は、中庭のナツメの枝にモリアオガエルが産卵していたのです。

 過日、その幹にモリアオガエルがくらまいついていたナツメです。私たちが毎日幾度も通る玄関前の小路のそばに生えており、通るたびに綿菓子のような卵塊が目の前に迫ってきます。問題は、その斜め下に、わが家では2番目に大きな水鉢があるのですが、孵化したオタマジャクシの半分が鉢の外に落ちかねない位置であったことです。畑では、エゴマやオオタデなど成長が早い野草や野菜がいっせいに芽吹き、畑を緑色に染めたようになっていました。問題は、キュウリやゴーヤの蔓が思った以上に伸び、キャベツのレースがとても広がっていたことです。

 まず、水鉢の位置を10cm余りずらし、すべてのオタマジャクシが水の上に落ちられるようにしました。畑では、キュウリの頭・成長点を摘み採り、脇芽を幾本か育てるようにしました。そして「今頃は」と、丹後市議選の投票に思いをはせながら、除草に励みました。この間に、アイトワ塾生の1人が訪れ、京都の地名を解説した共著を手渡してくれました。キャベツは、妻が前夜ヨトウチュウを10数匹退治したそうですが、私も夜分を待って畑に出て10数匹捕まえました。

 翌月曜日は当選の電話で明け、週末は大阪で上映された「こつなぎ」でのトークショウで暮れたようなものですが、この間にも印象深いことが多々ありました。自動車教習所に高齢者講習で出かけ、生まれて初めて中型車の運転をしました。環境教育上でとても有意義な企画の・いずれはその内容と相手を明らかにしたいほど有意義な企画の説明に立ちあっています。ユーティリティ小屋に時計を取り付けました。10月に京都である映画祭が開催されますが、その日程調整の来客がありました。集中講義の要請もされました。年内に2泊3日で出かけて欲しいとの要請でした。セミのような姿で、声を出して鳴く蛾を初めて見ました。また、キノコの季節ですが、見た目と現実が大きく異なるキノコを初めて手にとり、スケッチしました。

 週初めからサルが侵入するようになり、タケノコを襲われていますが、その襲い方に腹をたてています。イノシシのように食べきらずに、まるで人間のように好きな部位だけ食べてあとは捨て、次に手を出すことです。賢くなる、ということはそういうことでしょうか。

 ニッサンのゴーンさんの8億円以上という年収に驚かされた週でもありました。その背景に、下請けいじめだけでなく、リストラによる家庭崩壊とかホームレスや自殺を生み出しかねないメカニズムを見てとる思いがしたからです。それはともかく、万願寺トウガラシとインゲンマメの初収穫に気を良くした訳ではありませんが、畑仕事にとても励んでいます。ゴーヤの棚やナスビの支柱などを作りました。その間に、日割り書生が、庭のアチラコチラに出たタケノコを切り取り、笹やスギナがはびこるハニンニクとワケギの畝を耕しています。それは根茎ではびこる笹やスギナなどの退治法だけでなく、望ましき仕事とその評価のあり方を語り合うのが狙いでした。

 この週初めからアイトワは夏休み・妻が人形創作に集中して取り組む期間に入っていますが、妻はよく庭仕事に加わってくれます。木曜日はとても心地よい快晴でしたが、4時頃から庭に出てきて暗くなるまで大張り切りでした。門扉のあたりからテラスの入口に至る庭木の剪定や草刈りなどに2人で集中し、居間に戻ってみると8時になっていました。小雨の金曜日は「こつなぎ」のプロデューサー・菊地文代さんを迎えて会話に花を咲かせています。

 
選挙応援で丹後に出かけた往路の列車で開けた昼食。庭で拾った竹の皮でくるんだおにぎりと右手前はデザートのアンポ柿。復路の宮津駅で出会った北タンゴ鉄道の列車。1輌ごとにデザインが異なっているようですが、こうした列車に乗れる人生を羨ましく思いました。大阪や東京の満員の地下鉄で押し合いへしあいをした日々を振り返りました。

自生のナツメの枝に産み付けられたモリアオガエルの卵塊。発見時と週末。週末の卵塊には、そこをベッドにしている(?)昆虫を見かけました。そこに雌がいることに気づいた雄が寄り添ったのか、雌雄で計らってベッドにしたのか、そうしたことはまったく分かりません。

ユーティリティ小屋に、柱時計をつけました。庭掃除の道具や資源ごみの保管など多目的に用いている小屋ですが、道行く人のために地図を掲げています。なぜかこのたび、柱時計を掲げたくなったのです。


背丈を3倍に伸ばし
旧来からあった大きい方の水槽を移動させました。これまでは上から覗くような位置でしたが、側面からも眺められるところに設置したのです。水槽の中に沈めた左端の睡蓮は、2日間で、背丈を3倍に伸ばし、葉が水面に浮くようになっていました。


ゴーヤの棚

ナスビ

ユリ
ヘチマの棚の南隣にゴーヤの棚を設けました。この位置だと棚を水平にしても、ヘチマの北隣で(写真では手前に)育っているサツマイモに日陰をつくらないだろうと見たわけです。さらに、ゴーヤの南隣にツルムラサキの支柱を立てています。ナスビやユリなどにも支柱を立てました。

日割り書生が切り取ったタケノコと、わたしが通路で拾ったハクモクレンの種房(ポリバケツのぶん。横のミは先週のぶん)。細いタケノコは、その後も次々と出ていますが、サルは手を出しません。これらはすべて堆肥の山に積み上げたり放り込んだりして肥料にします。

竹の延命策。エンドウマメの支柱にもちいた竹です。切り取ってから作り上げるのに結構手間がかかりますから、1年で捨てたくはありません。かといって屋内に収納する場所はありませんので、雨水を切り良いようにぶら下げておき、その効果の程を確かめることにしました。
 

 

 

 

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