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一週間の意義 10/06/20

 先週末から今週初めにかけて、丹後でアイトワ塾の合宿でした。ご夫妻でゲストを招いたのは初例です。その都合で妻も同道することになり、まるでピクニックでした。もちろん宿舎に選んだ「海と星が見える丘公園」ではゲストのスピーチに耳を傾け、いつものようにディスカッションもしました。しかし、2台の車に12人が分乗して出発し、道中に楽しい企画が挟み込まれていましたので、はやその時点からピクニック気分になってしまったのです。

 月曜日はさまざまな仕事が待ち構えており、庭には温室の水やりに出ただけに終わりました。どんよりした天候で、日中も汗をかかずにすみそうな庭仕事日和でしたが、丹後合宿の道程で買ったり頂いたりした植物の植え付けすら翌日回しになりました。それは緊急を要する作業が飛び込んでいたからです。推敲に推敲を重ねて提出した原稿(1行35文字×68行)を6行も縮めなければならない難作業でした。夜なべと早起きでなんとか片付けられました。

 手ぐすねを引くような気分で火曜日を迎えました。しかし、梅雨らしい雨が降っており、終日温室に閉じこもらざるを得ませんでした。そこで、温室の植木鉢棚の南端に、側面が総ガラスの新しい水槽を据えつけることにしました。そして前々日養蜂家にいただいたヒツジグサを鉢植えにして、その水槽に沈めました。さらに、中国ホウセンカの大きな鉢植えを2つ作ったうえに、3鉢の君子蘭の土替えも済ませました。もちろんその間に、小雨になったと見てとると畑に飛び出し、ポットで育てていたツルムラサキ、モロヘイヤ、そしてオクラの苗を畑におろしています。

 水曜日はある交渉で、朝から市街地に出かけることになっていました。なんと妻は、2時間も早く、朝食の準備をととのえ、5時半に私をたたき起こしたのです。枕元の目覚まし時計だけでなく、寝室、洗面所、そして居間の3箇所に柱時計がありますし、テレビもつけていました。にもかかわらず、私がそうと指摘するまで妻は気づいてなかったのです。そういう私も、起きがけに小用で庭に出ていながら、曇天であったせいか、居間の柱時計を見るまで2時間も早いことに気づいていません。いよいよ私たち2人は? と不安になりましたが、その後は異常なさそうです。

 市街地での交渉は、地球デザインスクールが5年間も抱え込んでいた懸案の問題でした。しかし3時間の話し合いで建設的な答を導き出せました。その余勢を借りた訳ではありませんが、午後から快晴になったのを幸いに、2時から庭に出て、長年の懸案に手をつけています。30年来用いてきたガラス張りの大きな水槽を植木鉢棚の北端に上げる作業です。まず空にして掃除をし、重さに耐えられるように棚との間に力板をかまし、と据え付け終わったのは翌々日の金曜日でした。

 水曜日は日割り書生が来る日でしたが、義妹にもらったアーモンドの苗木を1人で植えてもらい、夕刻のお茶の時間に、その意義や近き未来に備えておくべき心構えなどをレクチャーしています。わが家には、いよいよ中木以上に育つ木を植えつける余地がなくなりました。もし植えるとすれば、畑に食い込ませるか旧来の木と入れ替えることになります。

 木曜日は快晴で明け、真夏の暑さでした。朝飯前に一仕事をするなど、翌金曜日の雨が降り出す10時までに随分働きました。囲炉裏場に放り出してあった薪の収納、玉ネギの収穫、ハクモクレンの種拾い、そして雨が降り出す前に剪定くずを燃やして灰にする作業などです。

 それよりも何よりも、この一週間の意義は、妻がこの庭の中で、日々小忙しく過ごすことを何よりも大切する心境に少しは近づけたことです。実はトカゲが目の前で、パクリと餌の昆虫にかぶりつく姿を見たのですが、それがきっかけです。かくして週末を迎えました。

 これからまた丹後に出かけます。どうしても応援したい市会議員候補がいるのです。
 
丹後合宿では、往路の昼食を郷土資料館にある古民家でとったのですが、そこで午睡の時間まで設けられたのです。昼食の弁当とデザートを、妻が夜なべと早起きで用意しましたが、とても気持ちよさそうに睡眠不足を埋めていました。次に、古い神社を訪れましたが,その道中で、道路に張り出していたビワの木の小さな実を、皆でつまんで食べました。子どもの頃の柿ドロボウを思い出しました。復路では、舟遊びもしました。

温室の植木鉢棚に据え付けた新しい水槽。近年知人からもらったものですが、南端に据え付けてヒツジグサの鉢植えを沈め、綾部の養蜂家の家から来たヤゴとわが家で生き残っていた天然のメダカを入れました。

ヤゴは体長2cm強です。ヒツジグサに付いてきました。この一帯に仲間が棲んでおればいいのだがとか、せめてこの2匹が雌雄であって欲しいなどと考えたり、これも一種の環境破壊ではと思ったりしたあげく、いたしかたなしとの結論に達しました。人間や木材など、つまり菌をはじめさまざまな生き物を寄生させている動植物が、国際間を移動している限りいたしかたなし、となったわけです。

今年もモリアオガエルを見ました。ヤゴを写真におさめたくて温室から居宅までカメラを取りに戻ったのですが、そのおりに見つけました。とって返すまでこの姿勢で木にくらまいついていました。これが、1ヶ月ほど前から居間の近くの水鉢で鳴き始めていたカエルの正体でした。そうとわかると、うるさい鳴き声がいとおしくなりました。

今年のタマネギは大玉が採れず、失敗でした。しかし、例年のごとく妻の友人と、お米を定期的に分けてもらっている知人からたくさん送ってもらえました。おかげで1年分のタマネギを確保することができました。

最も嬉しかった贈り物です。こうした手造り品や貴重な品を扱うお店を切り盛りしている私たち夫婦共通の友人から届きました.その2日前に、ひょっこり訪ねてもらえたのですが、難手術以前の元気さを実感させてもらえました。手作りの凍大根は1袋1本分です。佃煮は、キャラブキ、若い山椒の葉とジャコ、そして蕗の葉の3品です。豆は山形のだだちゃ豆。

妻はダニ退治もしました。金太が散歩中に拾ってきたようで、小屋の周辺の草の葉先などに陣取っている(側を動物が通れば飛びつくために)のを見つけ、あるいは土の上に落ちたのを、バ−ナーで焼き殺す作業です。
 

 

 

 

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