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パクパクとブツブツ 10/04/18

 この1週間は、1回の外出予定を除き、あとは1人で好きなことをして過ごすことにしていました。案の定、日曜日の朝は「歳だなあ」との思いで目覚め、計画通りに昼前からワークルームにこもりました。翌日もハッピーの夏の館を仕上げるなどゆったりと過ごし、火曜日には元気を取り戻しました。

 それにしても土曜日の宴は楽しかった。昼の「職人の宴」は11時から始まり、夜のアイトワ塾に呼びかけた宴は22時に終わっています。その間、15時間。この両方に参加した簾師で大阪在住の塾生・網田さんには予定通りに泊まってもらい、2時半まで歓談です。風呂焚きなどの4時間ほどを除き、あとはチビチビ飲んだわけで、日程をゆったり組んでおいてよかった、と思ったものです。

 火曜日はアイトワの休日。妻が庭仕事を手伝ってくれましたし、乙佳さんにアケビの苗などを届けてもらえた上に、夕食まで付き合ってもらえ、元気はつらつになりました。しかも、翌水曜日は久しぶりの快晴になり、畑仕事がはかどり、ついに調子に乗りすぎたのです。妻が一足先に引き上げたあと日が落ちるまでの半時間、無理をしたのです。あろうことか竹の根だらけの土手に挑戦し、皇帝ダリヤの植えつけです。ブチキリを躍起になって振り回し、心臓をパクパクさせてしまったわけです。

 木曜日、妻は琵琶湖まで花見に出かけました。車で駅まで見送ったあと、私は原稿つくりに夢中になり、外出時刻に遅れそうになりました。昼食を抜き、鳩サブレをポケットにしのばせ、駅まで急ぎ足で歩きました。時計を忘れたものですから駅に着くと5分もゆとりがありました。それだけに、余計に心臓をパクパク状態にしてしまったのです。一仕事をおえて帰宅した私は、一足遅れで花見から帰った妻に「バカみたい」とか「お医者さんに禁じられているのでしょう」「いいかげんにしてくだい」などブツブツいわせてしまったのです。もちろん私も懲りました。これを最後にしたいものだと思いました。

 それはともかく、天候不順が続きました。5月の陽気と2月の冬空が行ったり来たりした1週間でした。水曜日などは快晴なのに気温は低く、終日冬装束で夏野菜の畝作りに当たっています。この天候がサクラをいっせいに開花させ、長持ちさせたのでしょう。御室のサクラもすでに満開と聞きましたし、吉野では下、中、上のそれぞれ千本が一緒に満開とか。これを不気味に思う人もいるでしょうし、無邪気に喜んでいる人もいるに違いありません。野生動物や草木はどう感じているのでしょうか。

 幸い庭では、この半年間に植えつけた実生苗のクルミとロウバイ、挿し木でついたというタムシバが芽を吹きました。畑は端境期で、適時の野菜はアスパラガスぐらいで、あとはさまざまな野菜の花芽を摘んだり、薹が立っているチンゲンサイの葉をかきとったり春菊などの軟らかそうな芽を摘み取ったりして用いています。それだけに、タラノメやフキの収穫が始まり、ウコギの新芽が出始め、第2回目のワラビやクコが収穫でき、ミツバやセリが最も美味しい時期を迎えるなど、山菜や自生の野菜がありがたいことこの上なしです。また、例年のごとく立派な筍をたくさんいただき、筍三昧も楽しんでいます。

 懸案の仕事をたくさん片付けることができた1週間でもありました。網田さんを見送ったあと、2日続けて何年来の懸案に取り組んだのです。壊れたりした道具類を補修して「世界でたった一つの道具」に作り変え、妻を喜ばせました。ハッピーの夏の館も、居宅の基礎部を掘られないようにしたわけで、懸案の解消です。乙佳さんはアケビの苗木を山で掘り出して持参してくれましたが、これも長年の懸案を解消しそうです。アケビはスモモ以上に、1本では実が付かないのです。

 雨の金曜日は温室にこもり、自然生えのホウキグサの苗や、挿し芽で増やしたトウテイランの苗を鉢植えにしたあと、夕刻から妻と夏野菜の苗や花の苗を買いに出かけました。週末は快晴。第1次の夏野菜の苗を植えつけ、除草に精を出し、植え付けを忘れモヤシのようにしたユリを植え込むなど、終日畑で過ごしました。第1次の夏野菜は、四葉キュウリと伏見トウガラシは各3本、桃太郎トマト、千両ナス、そして万願寺トウガラシは各2本の計12本です。ブツブツの一件を除けばよい1週間でした。
 

一番下の柄が折れた手箒

妻も壊れたプラスチックの方を直さずに捨てることに賛成しました
まず、一番下の柄が折れた手箒の2度目の補修です。1度目は折れた柄を竹に替えており、この度は柄の付け根のプラスチックが割れたための補修です。次いで、サラエの手を、マユミの木を生かして付け替えました。マユミは漢字では真弓、とてもよくしなる丈夫な木で、10年ほど前に切り取ったあと、野小屋の軒下に立てかけてありました。この補修したサラエを見て、妻も壊れたプラスチックの方を直さずに捨てることに賛成しました。


5つの道具の柄もつけました

壊れたプラスチックのサラエ
草抜き道具など5つの道具の柄もつけました。上から2つ目は、このたび捨てることにしたプラスチックのサラエを修繕するための道具です。壊れたプラスチックのサラエを、当て板をして直す上で、当て板に溝を掘る必要があったのです。1万5千円ほど出した手打ちの刃に、木の柄をつけたわけですが、なんとか死ぬまでにこの道具を何かの役に立てたい。


20年ぶりの鍛冶仕事

20年ぶりの鍛冶仕事
20年ぶりの鍛冶仕事では携帯ガスコンロを初めて用いました。柄を付ける前に、ちびた刃先を元通りに尖らす必要があったからです。焼き入れは、氷で冷やした水を用いました。刃先を欠いた手鋏は、欠いたところが刃先になるようにグラインダーで補修しました。右は正常です。大工仕事もしました。木の植木鉢作りです。

グラインダーで補修しました

木の植木鉢作りです

これで完成、と思っているハッピーの夏の館。前回の意地悪補修の後、別のところに穴を掘りましたので、コンクリートの踏み石を敷きました。穴の代わりに、プラスチック製の犬小屋を買い求め、組み立てたわけです。問題は、「また別のところを掘りますよ」との妻の予測です。この館は、完全に日陰になる軒下に設置しますから、腐らないプラスチック製を選びました。


クコのアーチ before

クコのアーチ after

野菜の天麩羅の種
クコのアーチの手入れもしました。その時に妻と、「夕食は天ぷらにしよう」とタラノメを収穫することにしたのですが、そこに乙佳さんが来てくれたものですから無理やり泊まってもらい、わが家の野菜の天麩羅、クコのかて飯、そして今年最初の花芽の漬物をあげて、3人で食しました。翌日、2度目のアイトワ菜の跡を耕すために花芽を摘みました。2度目の花芽の漬物になります。

クコのかて飯

花芽を摘みました

外出は地域公共人材開発機構開催のプレマッチング交流会でした。5倍以上の応募者から選ばれた22人が待ち受けていました。希望者があれば研修生として受け入れて欲しいと要請されたもので、もしあれば、他人任せや時代任せの人生ではなく、足が地についた生き方を説いてみたく思っています。それは身の程をわきまえて、あればあるに越したことがないものは2の次にする生き方ではないでしょうか。


菜の花

アメリカザイフリボク

アメリカザイフリボク

アメリカザイフリボク
菜の花やアメリカザイフリボク(ジューンベリー)も満開です。オドリコソウ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリなどの野草も花盛りですし、ヒメリンゴ、八重はもとより一重のヤマブキ、ハナタバコなど、さまざまな花でいっぱいの庭です。

オドリコソウ

ヒメリンゴ

ヤマブキ

ハナタバコ

 

 

 

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