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生豊樹と交配種 10/02/28

 週初めから庭でウグイスが鳴き、クリスマスローズが咲き始め、白梅が満開。天空ではピーヒョロロとトビが舞っています。木曜日まで好天に恵まれ、また助っ人のおかげで、庭仕事がずいぶんはかどりました。柑橘類を剪定し、樹齢52年の次郎柿と樹齢20年ほどの楓の太い枝を切り取りました。それは生計を豊かにする上で有効なポンカン、スモモ、雌雄2本のキウイフルーツ、そして2本のオリーブの苗木を植えるための作業でした。畑では、これから太る玉ねぎの畝の除草を終え、肥料をやりました。次いでツタンカーメンのエンドウ豆の畝に、今年最初の畑の支柱を立て、菜花の跡を夏野菜の畝に仕立て直し、第2次の自然交配種アイトワ菜の跡を除草しました。ちなみに、菜花は最後の収穫をして水炊きに、第2次のアイトワ菜はハリハリ風の鍋に用いており、「あと幾度、鍋物を楽しめるのだろう」と、春到来を思わせた木曜日の夜に語りあっています。

 まず日曜日は、翌日から始まる一週間のウォーミングアップでした。温州みかんの剪定に手をつけ、自然生えのネモフィラの苗を鉢に植え、夕刻には急遽苗木を買い求めに出かけたのです。それは、温州みかんの剪定に手をつけて分かったことですが、日当たりの関係で、温州みかんを1本切り取り、1mほどずらした場所に新しい苗木を植え直したほうがよいと分かったからです。そこで温州みかんに代えてポンカンの苗にしただけでなく、他の苗木を追加したわけです。

 月曜日は9時から庭に出て、温室仕事をしながら6人の学生を待ち受けました。予定ではキツイ作業を伴なうスモモの苗木を植えたり、同じくキツイ仕事である水路掃除をしたりすることにしていましたが、水路の方は順延し、生豊樹の植栽記念日にすることにして、その意義を説明したのです。つまり、時代は「見て楽しむ庭」の時代から、「生活を豊かにする上で有効な庭」つまりエコライフガーデンに切り換えなければいけないことを教えたくなったわけです。

 スモモの苗木を植える作業になぜキツイ作業が伴うのか。それは、植える場所を確保するために「円卓状のカナメの植え込」を取り除く必要がある上に、植えたスモモの苗木の日当たるようにするために、楓と次郎柿の太い枝を切り取る必要があったからです。前者の掘り出しは重労働でしたし後者の切り取りは危険を伴う仕事でした。しかし、先に到着した4人の学生は、このキツイ2つの仕事を選びました。私はオリーブの苗木を鉢に植えながら遅れた2人の学生を待ち、他の3本の苗木を植えてもらいましたが、実にみごとな穴を掘っていました。

 翌日は1人でエンジンソーを駆使し、切り取った太い木を駒切にした上で、次郎柿と楓の切り残させた太い枝を切り取っています。この切り取りなどを学生にさせなかったのは、初心者には危険だと見たからです。現実に、妻に見られたくない危ない場面がありました。

 木曜日は社会人に訪ねてもらい、玉ねぎの畝の除草と、カラシナの跡を耕してもらい、私は柚子とダイダイの剪定を済ませました。その後、あまりにも好天でしたから、予定を変更して2人で柑橘類の寒冷紗を取り除きました。急に春が近づいたかのような気分になりました。

 金曜日は慈雨でした。私にとってはこの上ない骨休めだと喜びながら、庭巡りのお断りの文章や、庭巡りを希望される人の声を聞かせてもらう用紙を造りました。また、過日お迎えした農村研究家に十津川村に連れていってもらう交信をしたり、妻の個展の案内状を夫婦共通の知友宛にしたためたりしました。妻は心温まるハガキを受け取ったり、その夕刻に屋内で、ハートのマークがついたカメムシを見つけたりしていました。

 土曜日は7時半まで眠りこけ、妻に起こされました。朝食後、いずれは明らかにしたい人をお迎して夢を語りあいましたし、夕刻には角倉了以の催し会場を訪ねています。
 

剪定した温州みかんと柚子

木と切り取った枝
剪定した温州みかんと柚子の木と切り取った枝。背丈は5分の3に下げ、枝葉の量は3分の1に減らしました。これも加齢対策の1つです。脚立を用いずに剪定したり摘果したりできるようにしたわけです。ただしダ、脚立を立てやすくする剪定にとどめました。


カナメの掘り出しにとりかかった2人

太い枝の切り取りにとり組んでいる2人

苗を植える穴掘りをしている2人
カナメの掘り出しにとりかかった2人。楓と柿の太い枝の切り取りにとり組んでいる2人。そしてキウイフルーツの苗を植える穴掘りをしている2人。この6人の学生はいずれもが体験者ですから、見事に仕事をこなしました。


植つけたスモモの木

カナメの根や切り取った柿の太い枝

前回は竹の根の切り取りをした人
植つけたスモモの木と、掘り出したカナメの根や切り取った柿の太い枝。この木の根の掘り出しに取り組んだ女子学生は、前回は竹の根の切り取りをした人で。今回はカナメの根の切り取りを受け持ち、熱心に取り組んでいました。彼女は、今回もクッキーを焼い持参しくれおました。このような孫がほしかったなあ、と思いました。


玉ねぎの畝の除草している社会人
玉ねぎの畝の除草に取り掛かろうとしている社会人。いずれは農地を借りて菜園づくりに取り組むそうです。借りた農地を途中で投げ出すようなことがないように、畑仕事に伴う一連の作業を体験してもらおうと考えています。


寒冷紗が取り去られてすっきりした庭

支柱はツタンカーメンのエンドウに立てました
寒冷紗が取り去られてすっきりした庭。今年最初の支柱は、ツタンカーメンのエンドウ豆に立てました。もうすぐトンネル栽培もやめ、黄色や白い菜花が一面に咲く時期を迎えます。

まともに育ったブロッコリーを収穫しました。例年より2ヶ月以上も遅れたわけですが、脇芽をいつまで収穫出来るのか、興味津々です。例年は、4月に花が咲くまで採れますが、花が咲く時期がずれることはないでしょうから、わが家にとっては収穫期が2ヶ月以上も短くなるはずです。多分、ブロッコリー栽培農家の都合で開発された晩稲(おくて)の品種ではないでしょうか。

ハートのカメムシを妻が見つけました。過日、散歩仲間に、ハートのマークがついたカメムシの話を聞いたそうですが、その目で見ると、早速発見です。屋内で越冬していたのでしょう。このカメムシも臭い匂いを発散するのか否か、確かめずに庭に放しました。
 

 

 

 

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