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アイトワ循環図
英国の来店客と目が回った年末年始 10/01/03

 いつものように1年を締めくくり、また新しい1年を迎えました。暮は、旧玄関前の落ち葉掃除から手をつけ、掃除のためにあらかたの割く恒例の年末でした。新年は、少し例年とは変わりました。妻が喫茶店を元日から開かないことにしていましたし、大晦日が大風でしたから、2日の朝から落ち葉掃除をし、その余勢をかりて3が日の内から塗装や大工仕事まで始めています。

 暮の掃除は、旧玄関前に続いて、翌月曜日は裏庭と工作室(ワークルーム)、火曜日は助っ人を得て喫茶店の東側の苔庭、駐車場(パーキン)や畑、1日飛んで木曜日は緑の天蓋がある仕事場、と進めました。この間に、恩返しの準備をはじめ、こまごまとした作業にたずさわりながら、スモモの木の剪定を仕上げたり温室のガラスを磨いたりするまでには至りませんでした。

 1日飛んだ木曜日は注連縄作りの日でした。来客は、注連縄作りの仲間のほかは、助っ人の岡部さんと年末恒例の青竹取りにみえたアイトワ塾生の舞鶴さんに加え、3件5人でした。3件5人とは、先週受け入れた「33人の学生の感想文」をたずさえた引率教員、今月初めの鹿児島大学での受講生が2人連れで、角倉関連の教育プログラム構想を携えた関係者ご夫婦、でした。

 妻は3度3度の食事の準備や洗濯など屋内担当でした。もちろん仏壇や神棚の掃除、モチつき、おせち料理、白菜の糠漬けなどにも当り、その間をぬうようにして正月17日に行う1日人形教室の受け入れ準備と30周年記念の人形作品集の構成に当たっています。外に出たのは恒例の墓掃、年末の買い物、注連縄作りの日の安倍川餅振る舞い、そして注連縄配りに加え、私にせがまれてDIYショップでの買い物に出ています。この間に、生涯忘れえないような思い出を作っています。イギリスからみえた夫婦連れの来店客を迎え、外国に4体目の人形を嫁がせたのです。

 楽しい食事にも恵まれました。長野の友だち・百瀬夫妻から20年来送ってもらう生そばの昼食や年越しそば。猟師の資格を待つご近所からもらったシシ肉で味噌仕立ての鍋。宮崎の友だち・徳重さんに送ってもらった野菜を生かしたホウレンソウ鍋。先週訪ねた農家の白菜をたっぷり入れた水炊き。義妹夫婦からもらったカニを用いたカニ鍋など。かくのごとく大晦日を迎え、湯船に浸かっていると、お隣の常寂光寺から順に除夜の鐘が響いてきました。

 元旦は薄い初雪で明け、居間での年賀状と書斎での机の整理だけで暮れました。翌2日から少し例年と異なったわけです。仕事着に着替え、喫茶店が開く10時までに落ち葉掃除と注連縄の補修などに当たったのです。落ち葉掃除は大晦日の大風のせいです。注連縄の補修はカラスにミカンを狙われたせいです。ついでに工作室で、修繕中の小椅子の塗装をしたわけです。これがムシを起こしたようで、3日は押し切りの「ホコリよけ覆い」を作っています。そして、この大工仕事で工作室を散らかしましたし、30日のわが家用の注連縄作りで風除室を散らかしていましたから、この両室の掃除のし直しです。かくして3が日の間に、畑と温室での仕事を除くあらかたの手仕事にたずさわり始めてしまったわけです。

 この間に思案もしています。北朝鮮とわが国の行く末の思案から始まりました。「北朝鮮はデノミを兼ねて、一定額に限った新貨幣との交換」をしましたが、詳報が見当たらない。わが国の新政権は「2020年のGDPを650兆円」ともくろみましたが、大丈夫か、と気になったからです。それは「33人の学生の感想文」を読んだり、鹿児島大学の受講生と意見交換をしたりしたことに加え、無性にビル・トッテンさんの近著『「年収6割でも週休4日」という生き方』を再読したくなったのが動因です。日本に帰化した経済学博士の経営者が、日本のGDPは250兆円に半減すると見込んでおり、そのときに個人と企業をともに幸せにする新たな豊かさを説いています。

 

妻が初めて1人で完成させた注連縄

私が作ってお配りした注連縄
妻が初めて1人で完成させた注連縄の1つと、私が作ってお配りした注連縄。この門扉の他に、喫茶店の入口にも妻が作った注連縄を用いました。しかも、例年は大晦日になっていた注連縄配りを30日の間に済ませています。それは1人の少年のおかげです。


補修し終えた道標

強力ボンドと針金を用いて修繕

矢印が外れた状態
補修し終えた道標、その途中、そして矢印が外れた状態。上方の矢印は、支柱が腐ったために、下の方は、どなたかが車を当てたのか力学的に、取れていました。上はコーキング剤を、下は強力ボンドと針金を用いて修繕しました。これでまた数年は生かせるでしょう。

コーキング剤を

29日をアイトワで過ごした舞鶴さんと岡部さん。舞鶴さんは背丈19mの竹まで1人で切り出しました。これは大変なことです。判断に隙があり、一旦間違った方向に傾かせると制御不能になります。しかも、大きな被害を出しかねない位置にありました。岡部さんのおかげで、苔庭の落ち葉掃除まで出来ました。ある事情があって、苔庭は1人ではしにくい箇所です。


新式の鏡餅

初めて用いた俎板
新式の鏡餅と初めて用いた俎板。俎板は乙佳さんが作ったもので、妻は3枚の俎板を初めて下ろし、使い分けていました。このたびの鏡餅は、串柿が裸ですし、初めてカチグリを添えています。串柿は作るのが遅れ、十分に干せなかったせいです。カチグリは、焼いたクリから偶然できたものです。これでカチグリを作る要領が分かりましたので、今年は蒸したヤマグリで作ってみようと思っています。

このたびのお煮しめ、酢の物、そして数の子。大部分の食材は頂き物とわが家の庭の産物です。こぶ巻きの昆布、そして出汁をとった昆布とカツオブシはアイトワ塾生の恒例の贈り物です。レンコンの酢の物に添えた赤いものは、米沢の食菊・もってのほか。たたきゴボウのゴマは金ゴマ。

初雪で明けた元旦。新春早々に丹後を訪れる計画がありますから、大雪にならなければいいのだが、とおもわず空を見上げました。

鹿児島での講義がきっかけで知りえた青年。冬休みを生かして駆けつけてもらいました。立ちの途中で、北朝鮮の一定額に限った新通貨との交換について、私見も述べています。お手並み拝見といった心境ですが、ある種の期待をしているからです。わが国の650兆円構想が250兆にとどまった折に、参考にすべき政策の一環、その始まりであればいいのだが、と密か期待しているのです。
 
 

 

 

 

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