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目と舌による春の味わい 09/04/19

 シャクナゲ、カリン、ハナスオウ、アメリカザイフリボク、ムベ、アケビ、月桂樹、グミ、樒、そしてヤマブキが満開です。藤、ハナミズキ、白い山吹が咲き始めました。姫リンゴや枝垂れ桜は終盤です。自然生えのユキチソウも咲きました。とりわけ、鉢から地におろしたシャクナゲが見事に咲いたのが嬉しい。ミヤコワスレ、ジュウニヒトエ、アザミ、野スミレが咲き始めています。ピンク色の六甲サクラソウの苗や芽を出した皇帝ダリヤの種木をもらい、植えつけました。

 庭仕事が忙しい時期です。まず夏野菜の準備です。トマトと2種のトウガラシ(伏見と万願寺)は買った苗を、ジュウロクササゲはポットで育てた苗を植えつけました。キュウリの苗はポットで順調に育っています。苗床で育てているチマサンチェとポットにまいたズッキーニが芽を出したのに、同時にまいたヘチマとオクラはまだ芽が出ませんし、ゴーヤはとっておいた種がまだ見つかりません。ですから、ナスビの苗だけでなく、ゴーヤなどの苗も義妹にもらおうと思います。代わりに、キュウリ、ジュウロクササゲ、そしてチマサンチェの苗をあげます。

 大きな植木鉢を1つ修繕しました。藤つるの剪定や温室で冬越しさせたベンジャミンゴムの鉢を取り出しましたが、シイタケのホダ木をたてる作業が中途で終わりました。火曜日に降った雨が野草の芽をいっせい吹かせましたから除草に追われています。トウモロコシの種をポットにまきたいし、ハナオクラの種をまく畝とヤーコンの無性芽を植えつける畝も用意したい。ミヤコワスレの根元に土をいれ、エビネランには肥料をやりたい。やりたいことがいっぱい溜まっています。

 春の味を満喫しました。夕食では筍三昧、コゴミやタラノメのテンプラ、そしてイラクサのベーコン巻きが、昼食ではタラノメのテンプラうどんとニシンそばが、そして朝食ではクコ粥がうまかった。でもこの春は、「ノカンゾウのぬた」を食い逃がしました。クコやイラクサは庭で採りましたが、筍、コゴミ、タラノメ、そして煮込んだニシンは頂き物です。パンとスイーツにも恵まれました。手造りパン、手造りグラッセ、そして手の込んだクッキーをいただいたのです。

 妻にとって嬉しいことが重なりました。火曜日には大仕事が期待以上の成果を収めたようですし、週末には思わぬお客様を迎えていました。雑誌「いきいき」が募った1日人形教室が催され、妻は昨年の暮れから作りはじめ16もの頭に、下着姿のボディをつけて、16人の生徒さんを迎えました。手造りの頭は1つ1つ違いますから、頭を布で包み、くじ引きで選んでもらいました。それが思わぬ感動を招かせたのです。週末の来客は、1枚の人形の絵葉書がきっかけでした。

 1日人形教室の生徒さんは、頭を包んだ布を開かぬままに、持参した思い出の生地で洋服を作り、着せ付けてから頭の布を解いたそうです。なんと、金髪の頭もあったようですが、洋服の生地の色柄などと1つ1つ異なる頭がいずれも見事に調和していたそうです。生徒さんや妻はもとより、この教室を取材したライターまで一緒になって、偶然が重なった感動をかみ締めたようです。

 思わぬ来客は、九州の人でした。机の引き出しから人形の絵葉書が出てきたのがきっかけです。独身時代の20年前に訪ね、買い求められたローランという人形の写真でした。懐かしくなり、絵ハガキに刷り込んであった妻の名前をあてに、訪ねていただいたのです。そして、今度は、5月の京都大丸での個展に出品する新作を、とても気に入られたようです。

 私は、大阪成蹊大学での環境デザイン論が始まり、同志社大学での環境経営の真髄に迫ろうとする経営哲学の2回目を終えましたが、充実感に満たされています。いずれの学生にも1度はわが家を訪ねてもらうことになっていますが、その日が今から待ち遠しい。終了時刻に迫いたてられずに「アイトワの木陰で」でゆったりと語り合う日が待ち遠しい。

 
人形教室の最高齢、90歳の生徒さんが手造りされた夏みかんのグラッセや有名なパティシエが焼き上げたというクッキーにも恵まれました。私も少し賞味しましたが、とりわけグラッセに感動しました。味や色とか形だけでなく、歯ざわりもとてもよかった。


クコがゆの朝食

庭でクコが育った

筍三昧

見事な筍をもらい
夕食の筍三昧とクコがゆの朝食。見事な筍をもらい、庭でクコが育ったおかげです。筍三昧は、豚肉、花芽、シイタケと一緒に甘酢炒めした一品がメインディッシュでしたが、若竹煮、木の芽和え、そして若竹汁が添えられました。クコがゆには、ゴボウ、いかなご、コンニャクを用いたきんぴらのほかに、庭で自然生えしている三つ葉の卵とじと筍の佃煮が添えられました。

庭で摘みとったイラクサのベーコン巻きがメインディッシュの夕食もありました。2種のイラクサの新芽を用いました。この一品を年に1〜2度趣味したくて、庭の一角にはイラクサを育てているようなところがあります。イラクサのほかに、ワラビ、セリ、フキ、ミョウガ、コゴミ、宿根ソバ、そしてゼンマイを育てているようなところもありまあす。ノカンゾウや三つ葉などは庭の随所で勝手に育っています。私の死後は、こうした野の幸を摘んで妻は余生を送ることでしょう。

妻は素晴らしい手造りのハンドバックもいただいたようです。和装にも洋装にも使えるといって目を輝かせていました。

昨年、おそるおそる、1日がかりで母屋の玄関脇におろしたシャクナゲが見事に咲きました。亡き母が天国から見てくれていることでしょう。母の長年の念願で、幾度も失敗を繰り返しました。これでシャクナゲの水やりを忘れ、枯らす心配はなくなったようです。この木を鉢植えでいただいた友のお母さんにも見てもらうことが出来ました。

ユキモチソウが今年も咲きました。自然生えですが、2本見つけています。昨年まで見事に咲き、種をたくさんつけ、小鳥を呼び寄せていた大きな2本は消えたようです。

天然酵母菌と玄米を用いたというパン。知人のお嬢さんが焼いたもので、奥さんから送り届けてもらいました。商社時代から付き合っている人で、衣料業界では名をとどろかせた一人です。
 

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