アイトワのホームページ
アイトワ循環図

日本らしさの刷新  08/01/13

 有意義な年末年始でしたが、昨年末の妻との言い争いを思い出しながら今年はどのような1年になるのだろうかと考えています。喫茶店から出るコーヒー滓を、常はレジ袋に入れて畑のそばに置いているのに、妻はユリ根を植えようとしていた畝にばらまいていたのです。そうと知った時は妻が人形教室の最中でした。だから注意をすれば「手が離せないの、ごめんなさい」と詫びると思って内線電話をしたのです。そして夕食時にでも、「それでなくとも忙しい身だから、捨てる前に少し慎重になり、余分な仕事を作らないように」と諭したかったのです。ところが「取り除けばいいのでしょう」と言わんばかりに飛び出してきました。じくじたる思いです。

 それはともかく、昨年はロウバイが異常なほど種を結んだことに驚かされることから始まり、年末は大晦日の庭掃除で夏の厄介者であるブヨに悩まされることで暮れています。また、例年なら雪の季節が終わる2月頃から咲くスノードロップが12月の中旬に咲いたかと思うと、日照不足のわが家の畑で白菜が12月の中旬から結球するなど異常続きの1年でした。

 昨年はまた、ヤマグリのイガをすべて拾い集める気にさせられています。間もなく1年で一番冷え込む時期になりますが、その時にイガ風呂を焚いてみようと思っています。だからといって、クリのイガをマツカサのように燃料にすることはしないでしょうし、せずに済むことを願っています。マツカサは油分が多くて火付きがよい上に火持ちがよく、しかも扱いやすく、風呂焚きやストーブの燃料として重宝します。クリのイガがマツカサ同様によい燃料になると分かっても、トゲの痛さはご免こうむりたい。でも1度は試しておきたい。

 かつてスモモの木の剪定をした折に切り取った枝をすべて残したことがあります。その時も風呂焚きの燃料に生かし、使い切るまで幾日も続けて私が風呂焚きを担当しています。だからといってスモモの剪定で出た枝をその後も燃料にしているかといえばそんなことはありません。あくまでも、風呂に入りたいのに燃料不足を理由に入れない日をつくらないための心準備です。

 こうした心準備をするようになったのは、社会人になった60年代に水俣事件などに触れ、ことが不安通りに運んだせいかもしれません。誰の目にもチッソが怪しかったのに、お金のために口をつぐむ社員、そうした社員を愛でる幹部、悲劇を拡大させた専門家や役人などに忠義面させていました。さらに、被害者と被害者予備軍までが原因の究明と排除に手を携えず、分断され、相争う関係に陥らされていました。そこに日本らしさというか日本的な体質や風土を見る思いがしたのです。皆がそれぞれなりの偏狭な忠義に安堵し、保身や身びいきに固執し、心にもないことまでしでかす体質や風土です。いわばイジメの源泉を見る思いをさせられています。

 昨年は、耐震偽装問題、保険会社の不払い問題、頻発した食品の偽装問題などで似た思いをさせられました。その極みは、年金問題や沖縄での集団自決における軍の関与問題とかC型肝炎の薬害問題ではなかったでしょうか。年金の例で言えば、国は積み立てを義務化しようとしながら受給は申告制にし、管理をでたらめにさせた。その体質は、敗戦時に、在外兵士の引き揚げは国の力で行うが一般の在外邦人は棄民と決めていた、とNHK=TVの「その時歴史は動いた」で知りましたが、その体質と少しも変わっていないように見えます。そのNHKのトップとして昨年末、ジャーナリズム精神に疎そうで政府に顔を向けそうな人が選ばれていました。

 今年はどのような年になるのでしょうか。もし時代がパラダイムの転換期に入っているとすれば、私は転換期を過ぎてポスト消費社会に入っていると見ているのですが、次々とほころびが露わになることでしょう。それは日本らしさを刷新する上で不可欠ではないでしょうか。
 

暮れに講演で訪れた事務所の飾り棚で見かけたジョークです。何かの付録に付いていたものでしょうか。それはともかく、会社を辞められないこととタバコを止められないことは同じぐらい情けないことだろうか、と首をかしげました。つまり、会社はタバコと同程度に悪なのでしょうか。
素晴らしい日の出で始まった2008年です。2日の朝はうっすらと雪化粧でした。例年は、わが家の居間の室内温度が3ガ日の間に7度を記録していたように記憶していますが、9度留まりでした。
年始の「花びら餅」にも恵まれました。毎年のように夫婦で初詣の途中で喫茶室に立ち寄ってくださるお客さんが幾組かあるのですが、幼友達の一組に届けてもらいました。
昨年は暮れの20日ごろからロウバイが咲き始めていました。この春は、まだ古い葉を残したままの開花でしたが、ロウバイの花をついばむ小鳥が多いようで、次々とつぼみが落とされています。
スノードロップは、正常であれば雪の季節が終わる2月に咲くモノですが、正常よりも2ヶ月以上も早い12月10日から咲き始めていました。2008年はどうなる事やら、と心配しながら迎えました。環境の世紀は資源小国が率先して切り開かなければならない世紀です。
例年なら、日照不足でこうは結球しないわが家の菜園で、白菜が一人前に育ちました。ですから、これまではハクサイを「緑菜」と呼びならわしていたわが家ですが、昨年の12月から「白菜」と呼んで重宝しています。
西洋サクラソウが咲き始めました。最初の一輪です。このところ、庭の随所に自然生えする苗をプランターに移し、テラスを彩らせられるようになっています。
 

inserted by FC2 system