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アイトワ循環図

クレージー・ホースを見た  07/12/23

 先週から水鉢によっては薄氷が見られましたが、この月曜の朝から室内温度が10度を割り、多くの水蜂で氷が張るようになりました。楓や桜はすっかり葉を落としクヌギの落葉も始まり、庭は落ち葉の絨毯です。過半の柿が取れずに枝に残っていますが、メジロなど小鳥が集団でやってきて、やわらかくなり始めた柿をついばんでいます。もうすっかり冬です。

 週初めに年末の挨拶で訪ねてくれた家族と柿取りをしましたが、それが今年最後の柿取りになったわけです。こうした季節の来客だけでなく、珍しい客にも恵まれました。商社勤めをしていた頃の女子社員が、前を通りかかったといって声を掛けてくれたりしたのです。この女性は幾度か庭でのバーベキューパーティーに参加した人ですが、当時とまったく変わらない風貌でした。

 例年のごとく、この時期に迎える学校の学生を受け入れました。半時間ほどかけてオープンテラスで歓迎の挨拶とアイトワの狙いを説明し、あとは40名余りを2班に分けて庭巡りです。近年はアイトワの狙いがすんなりと耳に入る若者が増えました。週末に、アイトワの印象記のコピーをいただきましたが、半数の学生が希望の種を見いだしたようなことを記していました。

 本格的な落ち葉かきと専門家の手を借りた高木の頭押さえを始めました。頭押さえは、まず門扉脇の赤松から手を付け、テラスへ降りる階段脇にある染井吉野の蘇生と、枯れた山桜の切り取りをしました。この染井吉野については、『次の生き方』で「300円×40年=600万円」との小見出しをつけて取り上げています。寿命の短い木ですから、いよいよ上部の幹が弱ってしまい、代わって脇芽が大きく育ちました。また、周辺の楓やネムノキが大きくなりましたから、上部を切り取っても目立ちにくくなったと判断し、弱った上部を切り取りました。

 高木の頭押さえに手を付けた一角から、年末の庭掃除に手を付け、1時間余の落ち葉かきで庭掃除用の青い袋に11杯分もの落ち葉を腐葉土小屋に積み増しました。これはわが家の確実な定期預金です。落ち葉は肥料になって木や野菜を育て、木は燃料に野菜や果物は食料として家族を支え、その過程でわが家の冷暖房に貢献し、炭酸ガスを吸収して地球を潤します。こうした自然のからくりに希望を見出す若者が近頃は増えました。でも、机の上の勉強で優劣を決める社会の風潮が、守屋元次官のような人を排出し、若者の希望の芽をつぶさせながら国を愛せよと叫ばせています。困ったものです。誰しも母国をこよなく愛したいものですが、可愛そうです。

 月曜から私の忘年会シーズンが始まりました。最初の集いは草津でしたが、がっかりしました。どこにでもありそうな駅舎でしたし、街の様子も同様でした。会場が24階にあった豆腐料理屋であったせいか、今はやりの高層マンションも話題に登りました。水をバケツに汲んで階段を昇らなければならなくなる時期の予測です。あと15年以内のことではないでしょうか。

 アイトワ塾もありました。不文律という言葉にも話題が集まりましたから、成文律という奇妙な言葉を造り、許認可権という言葉も用いて私の印象も述べました。不文律は民衆の良識が作用するルールですが、成文律つまり法律になると、政治家や役人の手にゆだねられがちなルールとなり、民衆の良識が取り上げられかねない。許認可権を手にした人に支配権が移動し、立法の精神や理念は忘れられがちとなり、不正の温床になる、との印象です。

 九州の野菜や秋田のきりたんぽとか手作りの焼き豚にも恵まれました。20日木曜日8時過ぎ、NHKーTVのBS2で「アメリカ 魂の古里 ブラックヒルズ」を見ました。スー族、クレージー・ホースなど聞き覚えのある名称が次々と登場しました。ゆり根を植え、葉ニラが芽を吹き始めましたから60球ほど畑に下ろし、春のテラスを飾る鉢植えの準備をし、中庭の掃除も済ませました。土曜日は昼から府立大学に出掛け、雲南旅行の勉強会と、その後の忘年会に参加します。

 

このたび受け入れた学生は、感受性の豊かな人が多かったようです。庭巡りをすると、自然が胸に描いている想いなどを声にさせ良くするのでしょうか、性格をあらわにさせます。
訪問印象記のコピーをいただきましたが、生きる希望や自信を抱いた人が大勢いました。「自分の信じてきた事が間違っていなかった」と記したり、「エコだとか循環だとか聞くと不便という印象がありましたが、それは間違いだと気付きました」との声もありました。
今年最初の忘年会は、嵯峨駅を発つときからがっかりしています。明治天皇も立ち寄った瀟洒な木造の駅舎が跡形もなく取り払われる寸前でした。この建て替えは商業施設の新設が狙いで、これまでは乗客が地元の小売店で落としていた金を巻き上げる魂胆でしょう。
草津の24階から見下ろす景色を見て2度がっかりです。どこででも見られそうな街並みになっていました。
大根の初収穫をしましたが、ズシッとくるほど重さで美味でしたが、この姿は商店には並べてもらえないでしょう。
弱った上部を切り取った染井吉野。朽ちた枝が自然に折れてしばしば落下したのですが、これまでは怪我人を出さずに済んだのが不思議なぐらいでした。
春のテラスを飾る植木鉢の準備もしました。
 

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