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新しいアヘン戦争  07/09/09

 今週のトピックスは、古稀の自覚と、中学時代の母校での特別授業や高齢者向けのラジオ講座の準備、そして原爆投下の「しようがない」発言の続きとか、舞鶴でのパネリストとの交信でした。冬野菜のための畝作りや、庭の掃除にも日々追われましたが、厳しい残暑の日差しが強い時間帯は屋内で過し、後輩への特別授業やラジオ講座の準備にほぼ割きました。週の後半から、大学での講義の準備にも入っています。総合的な視点からデザインを語る講座です。

 古稀の自覚は、あるインタビューで「お若く見えますが」との問いかけがあったのですが、届いた校正では「古稀をお迎えになりました」となっていたのです。「そうか、昔は数え年で数えたから」と、自覚した次第です。「そうよ、歳を考えてくださいね」と、妻にも注意されました。

 中学時代の母校から依頼があった「1年生全員を対象とした特別授業の日」が来週に近付き、校長や窓口の先生を迎え、最後の調整をしました。環境問題を取り上げます。また、「ラジオ講座」は平均年齢が75歳という聴取者が対象ですから、同志を募りたく思っています。敗戦や高度経済成長時代、あるいはオイルショックやバブルを体験した人たちが対象ですから、その年の功を生かして後進を導きませんか、と呼びかけたく思っています。今日では高齢者は2極化しているように思われますが、その一方に呼びかけてみようとしているわけです。

 今日ではさまざまな社会問題が次々と生じていますが、それは私たち工業社会の物質的な繁栄の追求に原因であり、そのツケが回ってきたものだと多くの人が気付いているはずです。だが、高齢者の中には「自分たちが生きている間ぐらいはなんとか持つだろう」と暢気に構える人がいます。他方、それはないよ、自分たちの心のゆるみがアヘン戦争よりも恐ろしい戦争、一国の存亡問題ではすまない戦争を引き起こさせているのだと気付き、推しとどめなくては、と考える人もいます。後者に加勢する内容にしたいと思っています。

 先週の原爆投下の「しようがない」問題で、捨て置けない記事を友が届けてくれました。京都新聞の記事でしたから私は見過ごしていたわけです。アイゼンハワー大統領時代に、原爆投下を命じたトルーマン前大統領が「良心の咎めを感じなかった」と発言したことに対して、日本政府は米高官から「何らかの処置に出てはどうか」と公式に勧められながら、黙殺したというのです。その理由を推量させる意見が後日の朝日新聞に載っていました。原爆投下を糾弾しようと思えば、大日本帝国が行なった非人道的な行為にまで触れざるを得なくなる、というわけです。だから日本国の大臣は「しようがない」とあきらめ、安倍さんはそれをかばったのでしょうか。

 舞鶴でのパネリストの一人から、「パネリストとして楽しい、と感じる分科会でした」との手紙を添えて、さまざまな資料を届けてもらいました。コーディネーター冥利です。当日、3人のパネリストは異なる角度からさまざまな意見を出し合ってくださったのですが、1つのゴールを目指していたかのようになったのです。消え去らんとしている集落が、いずれは国民のオアシスのような存在になりそうだ、と予感させる方向で1つにまとまっていったのです。

 冬野菜の畝を着々と準備しています。苗を本植えした最初はブロッコリーですが、根付きました。最初に直播した大根や小松菜とか、苗床に播いたミズナやミブナの芽が出揃いました。期待していた2度目のズッキーニですが、これも失敗でした。今度は日照時間不足が主因のようで、花芽自体が付きませんし、ついても大きくなりません。過日、第1次のナスを切り返しましたが、これは上手くゆきそうです。今は第2次のナスを楽しんでいますが、その後で秋ナスを本格的に楽しめそうです。ビオトープと旧玄関前の手入れもしました。


ヒガンバナが咲き始めました。1つだけ飛びぬけて早い開花で、9月1日から咲き始めています。
オオタデ(左)やマルバアイなど、タデ類が満開です。いずれも野生ですが、マルバアイは葉が丸い藍で、京都ではこのアイを用いて藍染めをしていたと聞かされています。雲南省元陽の村々では本藍が自生していましたが、葉の丈が25cmもある大きなものもありました。

 

自生するようになった八重の中国ホウセンカが満開です。痩せた土地で小さく育ったほうが、花が大きく見えますし、艶やかに感じられます。
このたび育てた原種のトウモロコシは節成りでした。植えつけ苗の半分以上がズイ虫に襲われて枯らしましたが、それが間引いたかのような効果をもたらせたようで、見事の育ちました。間もなく試食できそうです。
丹後から訪ねくれた友が、新品種のブドウ(赤い方)ゴルビーを持参してくれました。
ブロッコリーがここまで育ちました。今年はスティックブロッコリーを育てないことにしました。従来のブロッコリーの枝芽を丁寧に育てて生かした方が、異なるか感触を2度楽しめるわけで、合理的だと思われるからです。
タラ(左)とウドの花が満開です。共に目立たない花ですが、蜜を求める蜂をたくさん呼び集めます。2日がかりでビオトープから旧玄関前にいたる手入れをしたのですが、蜂の羽音で気付かされました。当初はミツバチの分蜂かと思ったのですが、見上げるほど高く育ったタラの木の花に蜂が集まり、舞っていました。
 

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