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アイトワ循環図

無分別 07/07/01

 日曜日は終日強い雨に降られましたが、とても充実した1日になりました。9時から幼友達の案内で近所の3つの名刹を巡り、引き続いて夕刻にも2度も元気を授けられたからです。

 名刹巡りはアイトワ塾生と一緒でした。8時半にアイトワで集合し、天竜寺を皮切りに清涼寺と大覚寺を訪れました。案内は、幾年か前から旅行誌などでカリスマガイドと紹介されるようになった幼友達です。有名な大企業を定年退職して始めた念願の仕事ですが、カリスマと称されるゆえんを得心しました。昼食の小1時間を除き、6時間ほどかけて7kmほど歩きましたが、雨でズボンをズブ濡れにされながら「雨が幸いした」と思わせられています。アイトワに戻って小1時間ほど追加の説明を受けましたが、そのときに「無分別」という言葉の本当の意味も学ぶなど、五感だけでなく、ココロとカラダにしみる散策を満喫することができました。

 大阪在住の塾生に前日からわが家に泊まってもらい、これを幸いにそれぞれ異なる所用があった2人の仲間に集ってもらって所用を速やかに済ませ、夜遅くまで歓談したのです。ですから日曜日は深酒と睡眠不足の上に雨の散策で疲れ切ったのですが、夕刻の6時に近頃一番会いたく思っていた人のお宅に招かれていたのです。そこで少し早めに家を出て、その手前にあるペンステモンに立ち寄り、小一時間過しています。それが良かった。ペンステモンで元気をもらい、お訪ねしたご夫妻からも元気をえて、すっかり疲れが吹っ飛んでしまったのです。

 ペンステモンでは新しい息吹を感じました。ここのお嬢さんはイギリスへの留学中に栄誉ある受賞をしましたが、彼女が帰国中に手がけた作品が並んでいたのです。私は背筋がゾクッとするような感激を覚えました。イタリアの企業に好条件で招聘され、出かけてしまいましたが、こうした人を引きとめられない日本に一抹の不安を覚えました。その後で訪ねた人は、過日大手企業から私に講師の依頼があったときに「むしろ私よりも」と推奨した人です。それがきっかけで妻と一緒に招かれるところとなり、夕食までご馳走になり、すっかり意気投合したのです。

 その後も嬉しいことが続きました。40周年を控えた幼稚園から式典への参加と記念誌への寄稿や母校の中学校から講演を依頼されたり、台湾から立派なライチとニュージーランドから楽しい手紙が届いたりしたからです。また『庭宇宙PartU』が刷り上ってきました。雨に悩まされることが多い1週間だったのですが、庭仕事も捗りました。モロヘイヤと2度目のキュウリの定植、葉ニンニクの収穫、ネギの植え替え、トウガラシ類やオクラの畝の除草、ゴーヤの棚を作って蔓の吊り上げ、コイモの土寄せ、畑の随所に芽生えていたホウセンカと紫蘇の苗を、前者は鉢に、後者はエンドウの畝の跡を耕して定植、柑橘類のコーナーの下草刈り、などを済ませました。

 その間に焚火を上手にしています。先週の剪定で山のように出た残滓を囲炉裏場の周辺に積み上げていたのですが、晴れ間を計算して燃したのです。火曜日の雨の切れ間を生かして斧と植木バサミでさばき、一帯に広げておきました。翌日は晴天でしたが、木蔭の囲炉裏場では簡単には乾きません。2度3度と金属レーキでかき混ぜて広げ直し、曇天の木曜日の夕刻までに生乾き状態にして、妻がブロアーを持ち出して2時間ほどかけて強制的に燃し、金曜日の昼過ぎまでくすぶらせ、すっかり灰にしたのです。その直後に雨が降り始め、夜は大雨でした。

 ホームビルダーが週末に久しぶりで訪ねてくれました。これから幾日かかけて、溶接、塗装、大工などさまざまな作業に当たってもらえそうです。新聞紙上で素晴らしい言葉を見つけたり、テレビで長崎の原爆投下について吐かれた浅はかな言葉を聴いたりして一喜一憂した1週間でもあろました。京唐菜とキュウリの収穫が始まっています。




天竜寺で満喫した雨に打たれる庭。近景、中景、そして遠景が見事に雨で浮かび上がり、緑のグラデュエーションが見事でした。
初なりの四葉(スーヨー)キュウリ。まず1本は、とりたてを粗塩だけで丸かじりしました。パリッとした歯ざわりと、独特の味がえもいえません。浅漬けにも生かしました。糠どこがちょうど慣れ始めていましたから、過日いただいた宇治茶を濃く出して、茶漬けでも味わいでした。
カブトムシの幼虫が変態し始める季節です。腐葉土をモロヘイヤと2度目のキュウリの畝に鋤きこむために取り出しましたが、すでにオスとメスの姿を顕にした幼虫も出てきました。もちろんすぐに堆肥小屋に戻し、腐葉土の取り出しを打ち止めにしました。
  庭道具を補修してもらいました。650円で買った既製の手鍬ですが、首の金属が薄くて弱く、すぐに曲って使い物にならず、補強してもらいました。結局、別注品ほどの値についてしまいましたが、別注品と同様に世界で唯一の道具になっただけでなく、弱点を見抜けなかった反省を、この手鍬は終生にわたってさせ続けてくれることでしょう。
庭には幾種もの蟻が棲んでいますが、これが一番小さな蟻です。寸法は1mm程度(10ポイントの文字)で、色も浅く、老眼の私には動いていないと気付くことさえできません。一番大きいのは、12mmほどある真黒の蟻です。

ワークルームにやってきたモリアオガエル。風呂を焚くときの明かりに集まる虫を狙ってきたのでしょうか。側に泉がありますが、そこで産卵できるように(卵を産みつけられる)木を育てようか、と妻と相談しました。
収穫した葉ニンニクの球根です。葉を収穫して食材にするこのニンニクの球根は、一般的なニンニクの球根より小ぶりで、しかも臭いも弱く、わが家では重宝しています。間もなくばらばらに分球して、大き目の分球を選んで植え付けます。葉を刈り取って炒め物などに生かしたいます。
 

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