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アイトワ循環図

コンセプトを大切に 06/12/17

 朝焼けが綺麗な季節ですが、それは霜が降る季節になったことを示しており、寒さに弱い植物の手入れが急がれていることを意味しています。小田原の友を迎え、短期逗留してもらいました。植物に詳しい友がひょっこり訪れ、持参した百合やスノードロップの球根を植え込んでくれました。庭の見学者を2組も受け入れたり、大学での講義が「太陽の恵みの範囲で豊かに生きる」をテーマにしていたりしたこともあり、今週は幾度もアイトワのコンセプを振り返っています。

 まず喫茶店のテラスの鉢植え植物を入れ替えました。セージやマユハケオモトなどをテラスから温室に移動させ、代ってサクラソウをデビューさせたのです。畑ではジンジャーやウコンの地上部を刈り取って堆肥の山に積み、ウコンの根茎を掘り出しました。今年手に入れたチューリップの球根を先週から植え始めましたが、その続きもしました。花を咲かせて痩せ細ったこれまでの球根を掘り上げてあったのですが、ウコンの跡を畝に仕立て直して植えつけ、太らせることにしました。義妹がキャベツの苗を16本くれましたので、インゲンマメの畝だった跡に植え付けました。白菜を初収穫し、この冬最初の水炊きに用いました。

 今週は、アイトワの生き方に賛同してもらっている先生に2度も訪ねてもらいました。週の始めに38名もの学生を、週の半ばには地球デザインスクールから見学者があったのですが、それに便乗するかたちで別の学校の学生を6名も引率して下さったのです。いずれの学生も、私が植樹を始めた年頃に近い人たちでしたから、私が啓示を受けた知的障害者の言葉も紹介しました。啓示は誰の口から飛び出そうが啓示として受け止める心を持って欲しい、と思ったからです。

 今週も1泊の出張があり、「アイトワのコンセプト」やコンセプトを定めた事情を紹介する必要性に迫られ、提示しました。アイトワの見学者にいつも言葉で説明してきた内容ですが、「理念」と理念を作らせた時代「認識」以外は文章での公表は控えていました。理念と時代認識は、朝日新聞社から1988年の初夏に上梓した処女作『ビブギオールカラー ポスト消費社会の旗手たち』でも紹介していますが、私たち夫婦が何を「使命」と考え、どのような「活動」を通して果たそうとして来たのか、これまでは言葉でしか伝えてこなかったのです。今から振り返ると硬い文章ですが、50年も100年も先のことを考えて(?)定めたものですから仕方がない、と思います。

 これまで妻と毎夜のようにやすむ前に対話を重ねてきましたが、それはコンセプト創りでもあったわけです。時代認識は、1973年から繊維業界誌紙を通して訴え始めた「第4時代到来論」にさかのぼります。無限の資源である太陽の恵みの範囲で豊かさや幸せを得よう、との呼びかけでした。その後、5年ほどかけてアイトワという名称やシンボルマークを定めています。

 1986年の春に妻の人形工房が完成していますが、完成直前に付属喫茶室を「喫茶店にしてもらい、働きたい」とつぶやく女性がいました。コンセプトを固めていたおかげで、直ちに内装を手直しし、禁煙喫茶店として庭と一緒に一般開放しましたが、それが日本初の禁煙喫茶店にさせました。家具は発注済でしたから変更できませんでしたが、太陽の恵みの範囲内で豊かに生きる工夫として半地下構造、天井窓、草屋根、薪ストーブなどのアイデアを採用していました。

 その後、民間では関西初のソーラー発電機設置者にもなれました。それよりも何よりも、喫茶店を20年来守っている女性の顔ぶれが今も変わっていないことを喜んでいます。コンセプトに従った生き方はまんざらではないと確信するようになり、2004年に平凡社から『次の生き方』を上梓しています。ぼつぼつ「使命」や「活動」も公表してもよさそうだと考え、HPに載せることにしました。これから(土曜日の午後)出かけて東京の仲間を迎える恒例の懇親会に望みます。


朝焼けが見事な季節になりました。晴れた日の6時頃から30分ほどの間です。日によって焼け方は異なりますが、「生きていて良かった」と思わせられることさえあります。手前の木は、47年ほどかけて苗から育てたスモモです。小田原の友には雨がちの京都になりましたが、綺麗な朝焼けを金曜日に見てもらえました。
ジンジャー(温室の右側)、ウコン(手前右、葉が霜で黄色くなっている)、ダチュラ(ウコンの左、葉が霜で萎れている)を切り取り、畑からすっかり背が高い作物がなくなり、いよいよ菜園は冬景色です。

 

ウコンを掘り出しました。植えた当初はインゲンマメの日陰になっていたりして成長が出遅れましたが、なんとか挽回していました。
38人の学生は2班に分けて庭を案内しましたが、その入れ替えをしているところです。机では学べないことを学んでもらいたく思って、いつも努力をしています。
アイトワの喫茶店内には、アイトワという名称の意味や字体の由来とかシンボルマークと同様に「アイトワの理念」(左端)も掲げています。額縁は1986年の早春に手作りしたものを用いています。

 

植物に詳しい友が食用菊を持参してくれました。「秋の味」(黄色い方)を手にするのは初めてでした。「もってのほか」は、山形を出張で時々訪ねていた頃に知り、お浸しにして二杯酢で味わっています。
ブロアーのコードの付け替えもしました。新しい機械についていたコード(左)は硬くて使い物にならず、古い方の機械についていたコードと取り替えました。それは妻のたっての願いでした。メーカーは、問題が生じにくい丈夫なコードに変えたつもりでしょうが、本体の機能を生かそうとすれば硬すぎて問題があるのです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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