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冬支度を始める 06/12/10

 わが家の畑で初めて育てた下仁田ネギ、初めて実をつけた木の柚子、そしてコイモを初収穫して、立ち寄ってもらえた東京の友に振るまいました。談論風発です。菜花、ヤーコン、この友と一緒に収穫した冬子のシイタケも味わいました。翌朝は、半分近く散ったモミジと、その落ち葉を楽しんでもらったり亀山公園に出かけて晩秋の保津峡を眺めてもらったりしました。

 「こんな本が欲しかった」と思わずつぶやいた本がポストに入っていたその日の午後に、知人が自著を持参してくれました。後者は故郷の喪失を嘆く内容のようですが、前者は、京都を故郷として慈しみ続けたく思う心がとらえた写真をたくさんそえた一書です。早く初雪が降ってほしい。庭を眺めながらゆったりとした気分でページを繰りたく思っています。

 ガッカリすることもありました。新品が20,000円あまりで買えたブロアーですが、使い込んだ方の修繕料を見積ってもらったメーカーの返事が、中継したDIYショップを通してありました。スイッチも、モーターも、ファンも、とあらゆるところにガタが来ており、全部直す必要があり、総計33,000円との回答でした。私が期待した返事とはまったく異なっていました。

 私はまず、「よくぞここまで使ってやってくれました」との言葉を期待していました。次に「ここまで使いこなせる人と見込んでのことですが」とでも断わり、「異常な音がするのは、軸が磨耗したためにガタがきており、ファンがケースに触れるようになった」など原因を説明し、「モーターも弱っている」が、「軸を取り替えるか、ファンを(ケースに触れないように)削れば」、性能は7掛程度だろうが「当分は生かしてやってもらえそう」などと続いて欲しかった。見積ってもらう前に、昔の鎌打ち鍛冶の職人気質や誇りを思い出したのが間違っていたのでしょう。私は、「ここまで使われたのでは金儲けにならんな」、強弱を切り替える壊れ易かった「スイッチを、変造までしている」などとの社内会話を聞いたような気分になりました。

 新しく買った機械を使ってみた妻は、この機械を設計した人は「実際に使い込んでいないのね」と語っていました。丈夫なコードに変えたつもりでしょうが、硬すぎます。だから、植え込みの中をコードを引きずりながら使う上では柔軟性に欠けており、絡み付きますから、危険です。やむなく(前の機械のコードと取り替えるなど)変造しなければならないな、と考えています。

 チョッとした事件もありました。私の出張中に生じましたが、おかげで旧玄関の前庭にあった小さな小鳥の巣の住人が分かりました(?)。妻が大阪に出かけようとしていたときに、家の中に小鳥が飛び込んできたそうです。時間を気にしながらやっとの思いで捕まえて放したそうですが、その折に確かめた大きさや色や形から「ミソサザイ」に違いない、というのです。

 中庭の落ち葉掃除から、年末の庭掃除に手を付けました。ハクモクレンや沙羅の木がすっかり葉を落としたからです。新しいブロアーを用いましたが、風の強弱を切り替えるスイッチが効くとどれだけ便利であるかを再確認しました。庭掃除の大きな袋に4杯分もの落葉がとれ、腐葉土小屋に積み増しました。フヨウも葉を落としましたから、幹を根元から切り取りました。挿し木で増やしたウコギが1本ありますが、思い切って枝を切り詰めました。母屋の座敷の前にある樫の剪定もしました。母が健在の頃は、それが終わると抹茶で一服させてくれた剪定です。その最中に、短大時代の教え子が立ち寄ってくれました。いつも廊下を走っていた学生でした。

 チューリップの球根も植え付けも始めました。今年は、もらい物の球根もありますから、200球ほど植えつけることになります。霜が降り始めましたから、ダチュラやホンコンカボックなどの鉢植え植物を屋内に取り入れ、サクラソウの鉢をデビューさせようと思っています。


4分ほど葉が散ったモミジ。私はこの状態が一番の好みです。だからパーキング場はいつも落葉を残したままにして楽しんでいます。すっかり葉を落とすと掻きとって、果樹の根元に、マルチング代わりに敷き詰めます。
初収穫のコイモ、ズイキ、下仁田ネギ、そして2回目の収穫をしたヤーコンと収穫期に入っている冬子のシイタケ。コイモは、ズイキから連想いただけるように、今年は大きく育てられなかったのですが、とても美味だった。親イモも、小さいですが、近くおでんにでも生かして味わいたく思っています。
展望台から見た晩秋の保津峡。来客をご案内する以外に私は展望台に立つことはめったにありません。妻は週に2度ばかり、近隣の友と連れ立って健康のための散歩をしており、移り変わり行くここの風景を眺めています。
蔵書が増えました。名建築家の手になる『京町家の遺伝子』は、一読後、多くの来客に泊まっていただく部屋の蔵書にします。右は、公害問題で奮闘した知人が故郷を振り返った一書です。書斎の環境関係の書架に納めることになりそうです。
落葉を楽しんでいます。書斎に至る小径の階段部分ですが、ヤマザクラとモミジの落葉で彩られています。もうすぐモミジが葉をすっかり落としますが、それから落ち葉掃除をします。この落葉は、モミジだけの落葉と同様に、柑橘類の根元に敷き詰めます。
落ち葉掃除を始める前の中庭。あと20年もすれば、ハクモクレンの木は背丈が倍ほどになり、夏は座敷をすっかり日陰にすることでしょう。その落葉の量は、今とは数倍に増えそうですが数日かけて掃除をし、連日焼き芋でも楽しみますか。それまでに、この円卓状の植え込みは日陰になり、取り去られているに違いありません。
美味しそうなキノコがたくさんでましたが、キノコに関する体験に欠ける私には手が出せません。本来なら、食せるか否か、舌や鼻で確かめて見るべきでしょうが、そんなときに限って原稿の締め切りや講演などが迫っていたりして、いつも見送っています。その都度、庭仕事に専念できるようにすべきだと説教する妻の助言が頭をよぎります。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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