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反省しきり 06/10/08

 中国旅行の解団式と秋の味覚を楽しむことから1週間が始まったようなものです。雲南の棚田を訪ねたメンバーが府立大学のゼミ室に集い、旅行の意義や反省とか今後について語らいましたが、参加者の多くが農業に関わる人たちでしたから土産に秋の味覚をもらいました。妻も人形づくりの仲間から珍しいものや懐かしい味覚をもらっており、健啖を楽しませたのです。

 解団式のおかげで、今年最後の万願寺トウガラシと今年最初の紫ズキンを味わえたのですが、紫ズキンは昭和50年に京都府が黒大豆の品種改良を目指して放射線を照射した結果です。それに関わった人から、そのときのエピソードを聴けたのです。草丈を短くして収穫時期を2週間ほど早める狙いは達成したのですが、乾かすと豆の皮が割ける欠陥があり、お蔵入りになりました。それが、平成8年に干さずに出荷できる枝豆としてよみがえり、今日の有名商品になったわけです。誰かが、ビールを連想したのでしょうか、別れ際に「暮れに忘年会をしよう」との声が上りました。だから10日近くも海外で寝食を共にした人たちとの再会を期して分かれました。

 月曜日は久しぶりに予定が何もない朝が開け、しかも雨でした。だから、焼いた万願寺トウガラシをゆったりとした気分で味わいましたが、その時に妻から苦言を呈されました。何のために定期的な仕事を切り上げたのですか、との苦言でした。言われてみれば、気ぜわしい日々になっていました。それ相当のストレスが溜まる仕事まで抱え込んでいたようで、寝言がでたこともあったようです。大いに反省です。晴耕雨読が夢だったことを思い出しながら書斎に入り、資料の整理に当たり、10月1日から京都市がゴミ収集を有償化していたことを思い出しました。

 私はお金のかかる生活をしておらず、せいぜいが海外の気になるところを訪ねて人間の行く末を推し計るための旅費が少しかさむ程度ですから、また妻もつつましい生活が性に合っているようですから、その気になればゆったりとした日々を送れそうです。にもかかわらずバタバタしていたのはなぜか、と思案しました。その答えは実に皮肉な矛盾でした。

 この庭・エコライフガーデンは生活を潤す庭ですから晴耕雨読をし、楽しい人を計画的にお迎えしている限りはなんら問題がないのですが、庭の維持管理に支障が生じ始めていたのです。原因は案内つきの見学を求める人が増えたことです。見学者が増えることは望むところですが、案内に要した時間を埋め合わせるゆとりを失いつつあったのです。だからほんの1時間もあれば片が付く作業が手遅れになるなどして、それがとても高くつく結果に結びつけていたのです。

 水曜日は好天で明け、しかも終日予定がなく、早速ハッピーをつれて庭に飛び出しました。ハッピーは石畳の上で飼っていますからなるだけ土の上に連れ出すようにしています。まず温室の水やりや水槽の金魚などの餌やりを済ませ、その上でゴーヤやモロヘイヤの畝を仕立て直しました。ゴーヤの棚の解体とモロヘイヤの葉をちぎる作業にそれぞれ1時間半ほどかけ、この日から新しく手に入れた備中鍬を振りかざしたのです。耕す時間は小1時間だったのに大汗をかきました。次いで大根とウコンの畝の除草に2時間ほど没頭しました。土曜日にも新しい備中鍬を振りかしたのですが、老骨には負担が大きいようで、腰から背にかけて筋肉がきしんでいます。

 この間の火曜日は京都市の委員会に、木曜と金曜は出張に時間を割いています。委員会は京都市の緑地を保全する検討ですが、雲南を思い出しながら世界を啓蒙できる京都になって欲しいものだ、と考えました。出張は長年付き合ってきた企業の21周年記念の会に招かれたのですが、私の講演がメインと知って緊張しました。そのあと、楽しい見学に連れて行ってもらいました。哀れな記事や悲しい記事とか知らせが多々続いた1週間でもありました。

秋の味覚を楽しみました。栗は、幾年か前から農業を始めた喫茶店のメンバーから妻がもらったもので、幾度も栗ご飯などに生かされました。紫ズキンは日曜日の夜、パリのロンシャン競馬場でディープインパクトが出走するまでの間のビールのつまみに、万願寺トウガラシは翌朝の朝食の一品になりました。
ドラゴンフルーツは、妻がタイ旅行の同行者からもらいました。外見は同じ実です、妻たちがタイで知った(私はベトナムで知った)白い身と違って赤い身だったので求めたとのこと。しばしタイの思い出がよみがえったことでしょう。他のフルーツにもそれぞれエピソードや思い出が伴っていました。右は前週味わったナイアガラです。

 

府大のゼミ室前に張られていたパネルは、前学長によれば学生募集を狙ったオープンキャンパス用とか。写真はその1枚。旅行中に「うどん屋の風邪薬」が話題になりましたが、新阪急ホテルで「うどん屋の一夜薬」を売っいます、と教えてもらいまいた。私は解団式に、旅行の印象を3回に分けて産経新聞の「自活のススメ」に記しましたので、そのコピーや原稿を持参しました。
三度豆です。今年は3度目のインゲンマメが順調に収穫できています。母はこの豆を「三度豆」と呼んでいました。三度豆には、赤い花と白い花をつける種、黒い実と白い実が入る種、蔓を伸ばす種と蔓がでない種などで品種が異なり、それぞれ味や歯ざわりが異なります。白い花で、白い実が入り、蔓を伸ばす種が妻のお気に入りのようです。
自然生えのカボチャだと思って育てていましたが、花が異なっていました。どうやらトウガンかもしれません。もしそうなら、この畑で初めて収穫するトウガンになるわけです。

 

モロヘイヤの葉は、妻がサッと湯がいて押さえつけて袋に入れ、冷凍保存しましたが、今年は12品(×2人)分のお惣菜に生かせそうな量であったようです。
4日に、私はきれいな蝶を見ました。毎年この時期に現れる蝶です。妻は7日にアサギマダラを見たそうです。フジバカマが咲き始めていますが、アサギマダラはこの花の蜜が好物です。昨年は10月末ごろによく見ています。
 

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