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アイトワ循環図

雨に振り回された 06/07/23

 梅雨の末期でしょうか、一度も太陽が顔を見せることがなく週の半ば過ぎまで断続的に雨が降り続きました。私は雨の切れ目をみると庭に飛び出し、パーキング場の草抜きに手をつけたり、キノコの季節を実感したり、お隣の常寂光寺を訪ねて初めて食する行者餅を振舞ってもらったり、泉にイモリが棲みついていることを知って喜んだり、知人の父子や遠方から幼稚園の園長を迎えて歓談したりしています。妻は母屋の片付けや納戸の整理に多くの時間を割いていましたが、母が残したアルバムなどが出てきたこともあって、先週見つけた絽の留袖の由緒を知って妻は喜び、私は隣の小倉池が破壊された過程海外での思い出を懐かしく振り返っています。

 日曜日の午前中はなんとかパーキング場の草抜きができたのですが、抜いた草で一輪車が一杯になったころから雨の切れ目がなくなり、水曜日の昼前まで断続的に降り続いたわけです。とりわけ月曜日は終日強い雨が降り続きました。雨は火曜日の朝食後に、ほんの一時的に降り止みましたが、すかさず私は作業着に着替えて庭に飛び出しています。一輪車の水を切り、山盛りの草を藪に捨て、パーキング場の草抜きを再開したのですが、妻がカラスよけのテグス(天蚕糸)張りを急ぐように促しました。熟れたトマトがつつかれ始めたのです。だからテグス張りに切り替えましたが、張り終えるまでに雨がまた降りだし、草抜きの道具をしまって屋内に駆け込んだ11時には衣服がすっかりぬれていました。だからやむなく衣服を着替え、昼食を済ませて書斎に入り、夕刻まで資料で山盛りになっていた机の整理に当たっています。

 水曜日の朝、昭和天皇が靖国神社に出向かなくなった理由(の中で、ヒットラーやムッソリーニと手を組んだ時の人に私も注目しました。)を知りました。午後は4日ぶりに陽光が射しました。私は雨が切れた11時ごろから庭に出て、まず先の尖った竹を用意し、雨で倒れたフェンネルやユリネを立てたり、こぼれた種から発芽したカウピー(インゲンマメのような葉の蔓性植物で、アフリカの豆)の支柱を立てたりした後、庭を周回する小径の草抜きをしています。妻はこの日から人形教室が始まっていた関係で4時半から出て、7時過ぎまで除草に当たっています。実は、私は6時ごろにバテ気味になり、「これでもう、梅雨は明けるだろう」と妻に語り、残りは翌朝に回してビールにありつこうとしたのです。だが、妻が「明日は朝も庭に出られない」といいますから薄暗くなるまで付き合って草抜きをしました。それが良かったのです。

 アイトワは21日の金曜日から再開し、21と22の2日続けて庭の見学予約を入れていましたが、20日は前日の陽光がウソのような大雨になってしまったのです。雨になるとは産経新聞の配達所も思っていなかったようで(雨や雨になりそうな時はビニール袋にいれる)朝刊を裸でポストに入れていました。19日の間に、妻の助成をえてパーキング場と周回路だけでも除草しておいてよかった、と思いました。見学者にそれほど靴をぬらさずに庭巡りをしてもらえました。本来は落ち葉掃除もしておきたかったのですが、とうてい無理な話でした。

 金曜日の庭の見学者は、アパレルリサイクル開発委員会でお世話になった委員長の案内で、環境問題に熱心に取り組む企業の幹部でした。土曜日は地球デザインスクールの理事長でもある人が引率した学生でした。幸い両者ともに雨に煩わされずにすみました。土曜日の一行を見送った後、妻と藤田嗣治展にかけ着け、急ぎ足で取って返しています。夕刻からアイトワ塾があったからです。来週は早々に、雌花をつけなくなったズッキーニを抜いて、他の作物に畝を生かそうと思っています。畑はすっかり夏姿ですが、長雨でずいぶん傷められてしまいました。カラス避けのテグスを張るついでにヤーコンが倒れないようにする竹囲いをしておいたのですが、作物が徒長する時期でもあり、よかったと思っています。

泉でイモリが休んでいました。しばしの日光浴でしょうか。妻に教えますと、つがいで棲んでいるのかしら、と気にしていました。40年ほど前まではこの泉だけでなく、近隣にいくらでも居たのですが、アッという間に消えさっています。何年か前から幾度かにわたって再現させようと努力を重ねてきましたが、その生き残りでしょうか。
自然生えしたカウピー(?)。畝が不足したために今年は種をまきませんでしたが、こうした自然生えで種は十分取れそうですから来年につなげられることでしょう。ハナオクラもそうした状態になっており、あちこちで勝手に芽生えます。
雨の止み間に見つけた初めて目にした昆虫です。今年も幾種類かの初めて目にする昆虫を見ています。
「こんなに赤くなった」と妻が驚いたトマト。木が枯れた先週の時点では、隣に写っている小さなトマトと同程度にしか色づいていませんでしたが、数日放っておいたら木で完熟したように色づきました。

雨が急に降り出し、急いで温室に駆け込んだついでに、妻は自然発芽したサクラソウの苗を、私はテンモクジオウの脇苗を、それぞれポットに植え替えました。
カラス避けのテングスを張る折に、ついでにヤーコンが倒れないようにする竹囲いをしておい他のですが、それがよかったと思っています。一雨ごとにヤーコンがグングンと成長し、竹囲いがなければ倒れてしまいそうです。
夏らしい畑の姿になりました。ユリネの奥隣はゴーヤ、その隣が2度目のインゲンマメ。インゲンマメの手前が2度目のキューリです。ぼつぼつ2度目のインゲンマメが収穫できそうですが、3度目のたねをまこうかと相談しているところです。母はインゲンマメとは呼ばずに、三度豆と呼び習わしていました。
 

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