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アイトワ循環図

矛盾をなくしたい 06/05/28

 大垣市環境市民会議の総会では会長の引継ぎも無事に終え、一段落をつけることができました。総会に引き続いて講演の時間を与えられ、「雲のかなたに」との演題で地域共同体の再構築を呼びかけました。その後、場を変えて引継ぎパーティーがり、旅行券をご褒美にもらいました。

 私が学生時代のわが国は、8割の家庭が生業に携わり、家族共同体や地域共同体を形成していました。高度経済成長時代は企業共同体という言葉を生み出し、核家族を増やし、家庭や地域を寝に帰るだけの場にしました。今や8割の家庭が給与所得で生計を立てています。世の中は便利になり、1人でも生きてゆけそうに思われますが、その便利さは水や空気を汚したり資源を枯渇させたりしながら得たもので、しかもお金で買わないと手に入りません。ライフラインという言葉も生まれており、お金がなければ水も飲めない世の中になったことを意味しています。

 にもかかわらず、近年では、企業共同体の根幹であった終身雇用や年功賃金などの制度を反故にし、リストラを横行させ、年金制度をぐらつかせ、孤独で寄る辺のない人を増やしました。ゼロ金利政策は金利で生きる老齢家族の元本を取り崩させています。大企業は潤ったのでしょうが、自殺者が増え、未来に希望を抱けない若者や未来が不安で子どもを生めない女性を増やしました。だが、こうなることは見えていたことです。有限の資源をとって無限の欲望を膨らませる消費型社会の帰結です。その矛盾に私は気付き、暮らしを変えて未来に希望をつなぐ道を模索してきました。それは無限の資源(太陽エネルギー)を生かし、家族が助け合って生活の営み自体を芸術化する創造型の生き方です。それは環境を復元させる上でも有効だと気付かされています。

 私は皆さんと手を携え、地域共同体を復活し、暮らしを替えて大垣を環境都市にすることを夢見てきました。大垣はミネラルウオーターがこんこんと湧き出す水都です。今世紀は20世紀と違って石油ではなく水の争奪が予測されます。皆で緑化に努め、清流でしか棲めない針魚が泳ぐ都市にすれば、ウォーターダラーを期待できる都市に生まれ変わらせられるのです。地域共同体を手を復活させて明るい未来を切り開こうではありませんか、と仲間に訴えました。

 翌朝は4時15分に車で仲間にピックアップしてもらい、全国植樹祭に望みました。帰宅は夜の8時半でした。要した16時間余の内訳は、移動に8時間、待ち時間に計3時間、パフォーマンスの見学に4時間、昼食などに1時間余、肝心の植樹に割いた時間は5分に過ぎず、矛盾を感じました

 月曜から水曜にかけて来客が続きました。友禅染技法で仏画を描く作家夫妻、経営研究所の所長、大学の事務局長、漫画家などに連れ立って訪ねていただいたり、恵那の家族を迎えたりしたのです。恵那の一家を迎えた日はあいにくの雨でしたから、アイトワは別の季節も見ないと実体をつかめないと説明し、幾度か訪ねてもらうことにしました。2人の子どもは産婆さんの手で、夜の12時と2時に生まれていました。病院では月曜から金曜の間の昼間に集中して生まれがちです。

 これから日曜日にかけて西脇に出かけます。嵯峨御所大覚寺の華道、嵯峨御流の兵庫北地区シンポジュームで基調講演をさせてもらうためです。華道を通して日本の自然環境の復元に寄与しようとする活動で、自然との共生を謳っていますからおおいに賛同しています。

 この間にあって、金曜日の夜は幼馴染の地域連合会長に依頼されて地域の寄り合いに参加したりしましたが、晴れ間は主に庭仕事に精を出しています。思わぬ時期に冬野菜が育つことを知り畑の草抜きに精を出しました。ケンの周りなどの草刈、エゴマとツルムラサキの畝作り、モミジの間伐もしました。窓先につくった小鳥の巣では、2個になった卵をウグイスのような小鳥が抱いています。ハマナスを始め、次の花が次々と咲き始めています。

ヨメナも咲いています。この苗は、ご近所の妻の友からもらいましたが、その折に植える適地をうかがっています。彼女は「どこでも大丈夫」と太鼓判を押し、「なにせヨメナというんですから」とつなぎました。彼女は「嫁菜」という漢字を与えているようです。
風呂焚きの途中で妻が見せに来た枝切れです。赤松を切り倒してつくった焚き木(右、小枝も燃料にします)ですが、妻の目にはさまざまな動物に見えたりするようです。
山椒の実を妻が摘みました。背の高い脚立も持ち出し、中庭のスモモの側に生えている1本の木だけで摘んだのですが、通算すれば半日近くかけていましたが、2キロ500ありました。その掃除(右)は夜なべ仕事ですが、私も手伝いました。

 

木曜日の朝食に、恵那の家族が下さった手作りベーコンが生かされました。スナックエンドウは義妹が、トマトは妻と仲がよい「嫁菜の奥さん」が作ったものです。

思わぬ時期に、路地でよい野菜がとれました。アスパラガスの畝(右)に大量に堆肥をばら撒いたのですが、その中に混じっていた種が発芽したのです。さまざまな混血野菜ですが、久しぶりで揚げと煮てもらいました。たまたま冬野菜にとって都合がよい気候だったのかもしれません。

 

インゲンマメが蔓を伸ばしています。その支柱に長けた自然生えの野菜を吊るしています。種をむしばみに来る小鳥にほとんど食べられてしまいますが、幾分かは畑に落し、自然生えを促します。
二十日大根に似た野菜が育っています(手前)。冬野菜と夏野菜の端境期を埋める路地植えが可能な品種であることを期待しています。トマトの畝(右)の肩にコーヒーかすをまいています。紙のフィルターは乾燥すれば焚き火場で灰にします。
 

 

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