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時代は変わった 05/07/17

 わが家に可愛い居候(いそうろう)が先週末から加わっています。友が雨の中を連れてきてくれた3頭の野蚕(やさん)です。風除室にバケツを持ち込み、栗の枝をさして待ち受け、そこに棲まわせました。糸を引いて繭(まゆ)を作り、中に納まって蛹(さなぎ)となり、羽化する過程を初めて見届ける運びとなったのです。その観察記は後日いずれお届けいたします。

 うっとうしい雨が続いています。降り続く雨でズッキーニと青菜が腐り、キュウリがやられ、カキチシャも瀕死の状態です。幸いなことに、妻が新たなヅッキーニの苗を知人からもらいましたから、新たな畝をしつらえて植えました。わが家の菜園では比較的日照時間に恵まれた所で、畝を高くし植えました。これでうまく行けば、初めて育てたズッキーニで失敗した理由を推し量れそうな気がします。異常なほど大きく育ちながら、突如として腐った理由です。

 草抜きに精を出しました。雨で芽を出した小さな野草もありますが、雨を得てツユクサやイヌタデ、マルバアイやノホウズキなどが急に大きくなったからです。しかも、カボチャが急に成長しはじめ、今年は登る棚を造りませんでしたから八方に広がっています。その一帯にはエゴマ、オオバ、オクラ、ハナオクラなどを植えていますから、野草やカボチャに日陰にされて負けないように、野草を抜き去りカボチャのつるを制御する必要があったのです。

 ニンジンの花は盛りを過ぎ、抜き去って堆肥の山に積みました。今年は、妻がいない間に、しかも大雨で倒れてしまい、どこにもお嫁に行かせず終いになりました。でも堆肥となり、来年の野菜の肥料として活躍します。次のニンジンの収穫が始まりました。間引きですが、親指大になっています。サツマイモが元気につるを伸ばし、ユリネを取るユリが満開です。2度目のキュウリとブロッコリーの種をポットにまきました。枯れた温州みかんの木を切り取りました。

 断続的に続く雨の合間を狙っての畑仕事は大変です。長袖の厚めのメリヤスシャツと綿の長ズボン、長靴と軍手、そして濡れたタオルを首に巻いて畑に出ます。雨が降ってきたときはもちろんですが、降らなくても衣類はすべてボトボトになります。午前と午後の2度にわたって庭に出た日は、それだけで妻は一回余分に洗濯をしなければなりません。でもこの体中の汗腺を広げる畑仕事が、冬に風邪を引いても医者の手をわずらわせずに済ませて来たように思うのです。近頃妻は、洗濯物を風除室で乾かすことを思いつきましたが、そこには居候が住み着いていますから気を使います。居候は無事に金曜日の朝から繭を作り始めました。実は、風除室にも肉食の大きな蜂に巣を作らせていますから、野蚕を襲わないかと心配していましたが、無事でした。

 週の後半は出ずっぱりのようになりました。火曜日の夕刻に、幼友達に呼び出されて一献傾けることが序曲のように、翌日から大垣の緑化審議に出て会長に再任されたり、近県の麻の産地に出かけて逞しく生き抜く知恵を語り合ったり、丹後の一件で酒食も共にする集いに出て夢と現実を整合させる工夫を語り合ったりしたわけです。だから今年も祇園祭に出かけず終いでした。妻もまだ見たことがありませんが、タイ旅行をしたメンバーと一品持ち寄りの反省会を持ったり大阪NHK文化センターでの教室に出かけたり近所の仲良しと夕食に出かけたりしていました。

 幼友達との一献は愉快でした。近くもう一人のメンバーを加えて一献傾ける相談でしたが、その資格が私にできたというのです。「森君は変わった。昔の難しいことを言う森君とは違う。話が分かる人になった」といってくれたのです。私は嬉しかった。いずれであれ、話が分かりあえるようになったことは嬉しい。時代の流れが、昔から変わらぬ私の主張、自然の摂理を尊び野生生物と人間を同等と見るような考え方に、耳を傾けさせる風潮へと変えつつあるのでしょう。

居候です。とても可愛い虫で、大型です。身の守り方をしっかりと心得ていることを知りましたが、それは後日お知らせします。わが家のクヌギ林では、ときどき野蚕の繭を見かけますが、緑色がかった繭はそれほど大きくはありません。しかし時々見かける羽化した蛾はとても大型です。

ユリネを収穫するユリの花です。お正月の夕食などにでる茶碗蒸しに、ギンナンとこのユリネをたくさん入れてもらいます。ギンナンのとれるイチョウの木も植えたかったのですが、母の反対にあって植えませんでした。イチョウの巨木を見るたびに、庭に植えなくて良かったと思っています。

風除室の蜂の巣です。わが家では随所にハチが巣を作りますが、大切にしています。ハチは犬のように餌付けができませんから、そうとは知らずにドロボウさんが忍び込めば、きっと懲らしめてくれることでしょう。ハチは熱線(赤外線)に反応するのでしょうか、夜だからといって安心はできません。
義妹の娘とその作品です。友人と一緒に二人展を市中で開いていましたから、近県の研修会に出かけるついでに立ち寄りました。なかなかの出来栄えだと思いました。
切り取った温州みかんの枯れ木を運ぶ妻です。皮の薄い美味しい実をつける木でしたが、枯れてしまいました。この秋にもう一度、同じ場所で、苗から温州みかんを育てようと思っています。

丹後の一件で集った建物の一こまです。大手建設会社の創業家がご隠居さんのために建てた別荘でした。今は某企業の福祉施設となっており、露天風呂もありましたので、ひと風呂浴びてからの退散しました。

ニイニイゼミを妻が捕まえました。40年ほど前の今頃は庭を縦横無尽に飛び回り、土で汚れた小さな抜け殻をあちらこちらに残していました。それが近年はすっかり姿をみかけなくなりました。ヒグラシが鳴き始めています。アブラゼミをまだ見かけません。

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