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環境破壊と双子の兄弟 05/04/10

 日曜日の朝は前夜からの小雨で明けました。前日の家族会は、心地よい花曇りでしたから4時過ぎまで賑わっていました。商社時代に知り合った今は亡き岡山の友の遺族が開いたお目出度い席でしたが、子どもやドイツ人の親族も大喜びでした。ドイツ人は訪ねてくる道中で花見の準備を見たようですが、それが何の作業であったのかが分かったようです。雨は夜半から降り出し、犬が騒ぎましたから庭を見回りますと、2頭のイノシシが庭のコケをめくっている最中でした。

 小雨が縁先のスモモをほころばせました。華桃が咲き、モミジが若芽を吹かせました。ワラビやコゴミが芽を出し、フキノトウが長け、六甲サクラソウやムスカリが満開です。自生種になった黒い花をつけるネモフィラや黄色い花のフユシラズも咲いています。ウグイスがおぼつかない鳴き声を張り上げています。枝垂れ桜はまだ三分ですが、いよいよ春の気配です。

 庭仕事がはかどりました。雨が小止みになるとまずイノシシにめくられたコケを張り直しました。土が湿っていると楽です。鉢植え植物の草取りもしましたし、アマナの移植もしました。イノシシは防除ネットを強引にめくりあげて出入りしていましたので怖がらせるワナを仕掛けました。殺気を感じて強引なことはしないはずです。かつて一度ですがこの針金のワナにかかり、引きちぎって逃げたことがあります。その後はしばらく襲われていません。

 火曜は、洗濯が2度もできたと妻を喜ばせるほどの好天でしたが、「20年前より寒いのですね」と言います。庭を開放し始めてから20周年の日でしたが、20年前はスモモが満開でした。その日は小鳥がたくさん訪れたようですが、今回はコゲラが一羽、スモモの木にやって来て幹をつつきながら下がったり上ったりしているだけでした。そのあと、ハッピーが落とした毛をくわえて飛び去りました。巣を張っているのでしょうか。水曜も好天でした。中庭の排水対策が二日がかりで完成しました。廃材の石が残っていましたから、生かしたのです。

 このところ夜の風呂焚きを当番しています。その時まで郵便物を楽しみに取っておき、目を通しています。新聞でシリーズの紀行文を載せている東京の友は、今回は「会津の春」を満喫し、美味そうな蕎麦を食していました。滋賀県立大学から04年度卒業小貫ゼミの論文集「わたしは生きていく」が届きました。土や農に立脚した逞しい7人の若者が綴ったものです。春の海外旅行に誘う知らせもありました。フクロウが毎夜のように鳴いています。

 楽しい触れ合いもありました。月曜日は出版物に詳しいだけでなく作詞にも手をつけている女性を迎え、文字でしか表現できない創造活動について意見を交わしました。20周年記念日は大垣から13人のグループに訪ねてもらいました。知人の夫人が引率した勉強仲間でした。水曜は商社時代に知り合った東京の友が夫婦旅行の途上で泊まってゆきました。木曜はミニコミ誌の出版にも関わる女性を迎え、力の蓄え方について語り合いました。金曜日の午前中は神戸時代の知人を応援するために京都地裁に出かけ、午後は大阪の会社を訪ねています。

 振り返れば、先週末の亡き岡山の友と水曜日に迎えた東京の友は、ともに日本でジーンズを普及させる仕事に関わり、前者とはアメリカ大陸を、後者とは欧州各国を駆けずり回った仲です。その頃から見ると時代は大きく変わりましたが、これからはそれ以上に変わりそうです。よく変わるようにしたいものです。金曜日はローマ法王の葬儀でしたが、ブッシュ大統領をはじめ200万人が厳重な警戒の下に弔問したとか。テロを警戒してのことでしょうが、テロの原因をなくしたいものです。テロを助長する要因は、環境破壊の要因と双子の兄弟のようなところがありそうに思われてなりません。

森の囲炉裏場で家族会の準備です。かつて両親に連れられて遊びに来たヤンチャクチャの小学生が、今は紳士になって、宴の采配を振るいました。私の知る限りでは、子どもの頃に手に負えないヤンチャ坊主が、みんな礼儀正しい紳士になっています。

この一週間で、ほころび、そして散った白モクレンです。あと20年もすれば背丈は二倍ほどに成長し、それは見事に咲き誇ることでしょう。夏がくるたびに、座敷に木陰を作ってもらうために植えましたが、思い通りになりそうです。

玄関も春です。ブライダルベールを植えつけた釣り鉢の土にムラサキハナナ(諸葛菜)の種が混じっていました。それが幸いしたわけです。西洋桜草も六甲桜草もわが家の自生種になりましたし、日本桜草が今、すくすくと育っています。水槽のメダカの動きも活発になりました。弁慶をボツボツ起こさなくっちゃ。
縁側で、陽気に誘われ、テラリウム(?)の仕立て直しをしました。随分以前にもらったものですが、中の植物を枯らしたり徒長させたりしたままになっていました。心のゆとりがなさせたのか、日向ぼっこが恋しくなる年頃がなさせたのか、思案しています。
手作りの「ほとぎ」をもらいました。広島ではお袋の味だとか。赤と緑の小さな餅とグリーンピースをいれたご飯を丸め、空揚げをしたようです。初めて口にしたのに懐かしい味です。丹後に同道した人に送ってもらった箱の中には、他にも楽しいものや美味しいものが一杯入っていました。

廃材の石で作った水路(左)です。大雨のときだけ役立ちます。石を一輪車で運び上げ、その形や大きさだけでなく、傷を隠したり色合いを考えたりしながら延べ10時間ほどかけて、好天の下で完成させました。すっかり汗ばみました。

華桃もほころびました。一番遅く新芽を出すナツメはまだ枯れ木のようです。だからまだ安心はできません。ナツメが芽吹くまで霜が降る恐れを警戒しておく必要があります。トウモロコシなどは霜が降ると台無しになりますから。

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